2015年4月22日(水)、一関市東山町長坂字柴宿の県道19号線(今泉街道)沿い(「柴宿大橋」の近く)にある民家の門口に植栽されているモクレン(木蓮)/シモクレン(紫木蓮)と思われる樹木が、長さ10㎝ほどの赤紫色の花を沢山咲かせていました。トウモクレン(唐木蓮)かもしれません。
モクレン(木蓮)/シモクレン(紫木蓮) モクレン科 マグノリア(モクレン)属 Magnoria liliflora
白い花が咲くハクモクレン(白木蓮)に対して、シモクレン(紫木蓮)とも呼ばれる。中国原産の落葉小高木で高さは3~5mになる。葉は互生し、長さ8~15㎝の広倒卵形で、先は短く尖る。花期は4~5月で、ハクモクレンより少し遅い。葉が開く前に枝先に長さ10㎝ほどの赤紫色の花をつける。花弁は6個で、あまり開かず、内側は色が淡い。トウモクレン(唐木蓮)はモクレンの変種で、花はモクレンより少し小さい。花弁は先がやや尖り、内側はモクレンより白っぽい。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]