peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町摺沢のホトケノザ(仏の座) 2015年4月15日(水)

2015年04月16日 | 植物図鑑

2015年4月15日(水)、一関市大東町摺沢札田地域(JR大船渡線の線路南)を散策していたら、道路沿いの空き地にホトケノザ(仏の座)が花を咲かせていました。もっと群生したものはないかと願っていたら、すぐ傍の民家の軒下に花を沢山咲かせている群生したホトケノザを見つけました。

やや小さくて色が濃く、つぼみのように見えるのは閉鎖花

 ホトケノザ(仏の座) シソ科 オドリコソウ属 Lamium amplexicaule

 柄のない葉が対生し、茎を丸く取り囲んでいるのを「仏の座る蓮座」に見立ててこの名がある。春の七草でいうホトケノザは本種ではなく、キク科のコオニタビラコのこと。葉が段々になってつくことから「サンガイグサ(三階草)」とも呼ばれる。畑や道ばたに普通に見られる2年草。高さは10~30㎝。葉は長さ1~2㎝の扇状。3~6月、紅紫色の細長い唇形花が数個ずつ輪生する。花は長さ約2㎝。分布:本州~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]