peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市山目寺前のシデコブシ(四手辛夷) 2015年4月12日(日)

2015年04月13日 | 植物図鑑

2015年4月12日(日)、一関市山目寺前の民家の前庭に植栽されているシデコブシ(四手辛夷)が、ピンク色の花を沢山咲かせていました。この画像のものは「ベニコブシ(紅辛夷)」と呼ばれるもののようです。別名:ヒメコブシ(姫辛夷)

 シデコブシ(四手辛夷) モクレン科 マグノリア(モクレン)属 Magnolia stellata

別名:ヒメコブシ(姫辛夷)。中部地方のごく限られた地域に分布する落葉小高木。高さは2~4m。葉が出る前に花弁数の多い香りのよい花が咲くので、庭木としてよく植えられている。花期は3~4月。花は白色~淡紅色で直径8~10㎝。花がやや小さく、紅色の濃いものをベニコブシ(紅辛夷)という。園芸品種も多い。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


一関市役所前のオオヤマザクタ(大山桜) 2015年4月12日(日)

2015年04月13日 | 植物図鑑

2015年4月12日(日)、一関市役所(本庁舎)前庭に植栽されているオオヤマザクラ(大山桜)が、ピンク色の花を満開に咲かせていました。別名:エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)、ベニヤマザクラ(紅山桜)とも呼ぶそうです。

 サクラ(桜)・オオヤマザクラ(大山桜) バラ科 サクラ属 Prunus sargentii

別名:エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)、ベニヤマザクラ(紅山桜)。山地に生え、高さ10~15mになる落葉高木。樹皮は暗い栗色で、若葉は赤みを帯びる。葉は長さ8~15㎝の楕円形または卵状楕円形でやや厚く、基部は心形または円形。裏面はわずかに白みを帯びる。葉柄の上部には2個の腺点がある。花芽の鱗片は粘る。4~5月、葉よりやや早く、紅紫色の花が2~3個散形状に咲く。花は直径3~4.5㎝で、ヤマザクラよりやや大きく、色も濃い。花弁は5個。雄しべは35~38個。雌しべは1個。萼筒は長鐘形で萼片は全縁。果実は直径約1㎝の球形で紫黒色に熟す。用途:庭木、公園・街路樹、花材、建築・器具・家具・彫刻材。分布:北海道、本州、四国(石鎚山)、南千島、サハリン、朝鮮。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]