peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市狐禅寺のハナミズキ(花水木)/アメリカヤマボウシ 2015年4月24日(土)

2015年04月27日 | 植物図鑑

 

2015年4月24日(土)、一関市狐禅寺のイオン一関店・体育館側入口の道路向かい側に植栽されているハナミズキ(花水木)/アメリカヤマボウシが、白い花(花弁のように見えるのは総苞片)を沢山咲かせていました。

 

 

ハナミズキ(花水木) ミズキ科 ミズキ属 Cornus florida

 別名:アメリカヤマボウシ(アメリカ山法師)。米国東海岸からメキシコにかけて分布する落葉小高木~高木。日本には明治中期に渡来した。1912年に当時の東京市長・尾崎行雄がワシントンに桜を贈り、その返礼に東京に贈られた木として良く知られている。最初は植物園や公園に植えられる程度だったが、最近では庭木や街路樹として各地に広く植えられている。花が赤や黄色のもの、斑入り葉など園芸品種も多い。米国のバージニア州、ノースカロライナ州の州花。英名はFlowering Dogwood。

高さ5~12mになり、よく分枝する。樹皮は灰黒色で、松の樹皮のような細かな亀裂が入る。若枝は初め毛があり、紫褐色を帯びる。冬芽は緑色を帯びた赤褐色の鱗片に包まれ、側芽は対生する。葉芽は長さ3~7㎜の卵形で先は尖る。花芽は枝先につき、直径約6㎜の半球形。葉痕は三日月形または半円形で、葉柄の一部が残る。葉は長さ7~15㎝の卵形または広卵形で全縁。先は尖り、基部は広いくさび形または円形。裏面は粉白色を帯び、脈上に毛がある。側脈は6~7対ある。秋に美しく紅葉する。

4~5月、黄緑色の小さな花が15~20個集まった球形の頭状花序をつくる。白い花弁状の総苞片は広倒卵形で長さ4~6㎝と大きく、先端は凹む。

果実は核果で長さ約1.2㎝の楕円形。枝先に数個集まってつき、10月頃光沢のある深紅色に熟す。種子は2個あり、長さ約1㎝の紡錘形で淡褐色。用途:庭木、街路樹、花材 分布:北米、メキシコ。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

 


一関市中里(石畑)のハナミズキ(花水木) 2015年4月24日(土)

2015年04月27日 | 植物図鑑

 

2015年4月24日(土)、コープ一関コルザと回転寿司の吉平(一関市中里・石畑)の間にある道路の街路樹として植栽されているハナミズキ(花水木)が、淡紅色の花を沢山咲かせていました。

 

 ハナミズキ(花水木) ミズキ科 ミズキ属 Cornus florida

 北アメリカ原産の落葉小高木~高木で、「アメリカヤマボウシ(アメリカ山法師)」ともいう。1912年に東京からワシントンに桜を寄贈した返礼に贈られたもので、現在では庭木や街路樹として広く植えられている。ヤマボウシに似ているが、花びらのように見える総苞片の先が凹んでいる。高さは5~12m。葉は長さ5~15㎝の卵形。花びらのように見えるのは総苞片で、本当の花は中央の粒々で小さい。花期は4~5月。原種の総苞片は白色だが、淡紅色や紅色などの園芸品種もある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

 

 


一関市「遊水地記念緑地」のムラサキサギゴケ(紫鷺苔) 2015年4月24日(金)

2015年04月27日 | 植物図鑑

2015年4月24日(金)、一関遊水地記念緑地に立ち寄りました。「桜前線」でお馴染みのソメイヨシノ(染井吉野)は葉桜になっていましたが、サトザクラ・衣通姫(そとおりひめ)など数種類の桜が満開で見ごろになっていました。

また、桜の木の根元などにはムラサキサギゴケ(紫鷺苔)が花を沢山咲かせていました。 

 ムラサキサギゴケ(紫鷺苔) ゴマノハグサ科 サギゴケ属 Mazus miquelii

 田んぼの畦道などの湿った所に多い多年草。走出枝(ランナー)を出して四方に広がる。根元の葉は長さ4~7㎝、幅1~1.5㎝の倒卵形または楕円形で、縁には不揃いの鋸歯がある。走出枝につく葉は小さい。4~5月、淡紫色または紅紫色の花が咲く。花は長さ1.5~2㎝の唇形で、上下2唇に分かれ、下唇のほうが大きい。下唇の中央部に黄褐色の模様がある。

花が白いものもあり、サギゴケ(鷺苔)またはサギシバ(鷺芝)という。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

 

 


一関市「遊水地記念緑地」のサクラ(桜)・欝金(うこん) 2015年4月24日(金)

2015年04月27日 | 植物図鑑

2015年4月24日(金)、一関遊水地記念緑地に立ち寄りました。「桜前線」でお馴染みのソメイヨシノ(染井吉野)は葉桜になっていましたが、サトザクラ・衣通姫(そとおりひめ)など数種類の桜が満開で見ごろになっていました。

衣通姫の近くに花を咲かせ始めたオオシマザクラ(大島桜)系サトザクラ(園芸種)の欝金(うこん)という名の桜がありました。蕾を沢山付けていて、最盛期には隙間が見えないほど見事になると思われました。

 オオシマザクラ系サトザクラ・欝金(うこん) バラ科 サクラ属 Prunus

lannesiana cv.Drandiflora

 欧米人にも人気がある品種。4月中旬~下旬に淡黄緑色で直径約4㎝の花がやや垂れ下がって咲く。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%B3%E3%83%B3_(%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9)[ウコン(サクラ):Wikipedia]

 http://matome.naver.jp/odai/2139737307958763601 [黄色い桜”欝金(ウコン桜)”を知っていますか?]

 http://www1.m.jcnnet.jp/hanazukan-mainn/sakura/ukon.html [ウコン(欝金):桜図鑑:花図鑑]