peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市厳美町「サハラガラスパーク」のオオヤマザクラ(大山桜) 2015年4月12日(日)

2015年04月14日 | 植物図鑑

2015年4月12日(日)、一関市厳美町のサハラガラスパークのガーデンには、様々な樹木や草花が植栽されており、四季それぞれに何らかの花を咲かせています。この日も、オオヤマザクラ(大山桜)と思われるサクラ(桜)が、やや紅色の濃い花を沢山咲かせていました。また、フサザクラ(房桜・総桜)と思われる樹木が、暗紅色の花を沢山つけていました。

 オオヤマザクラ(大山桜) バラ科 サクラ属 Prunus sargentii 

北海道に多いことから「エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)」ともいう。山地に生える落葉高木で、ヤマザクラより標高の高い所に見られる。西日本には少ない。ヤマザクラとは違って冬芽の鱗片が粘るのが特徴。葉は裏面が白いのはヤマザクラと似ているが、ヤマザクラより幅が広く、縁には鋭い重鋸歯がある。花期は4~5月。名前の通り、花はヤマザクラより大きく、色の濃いものが多い。分布:北海道~四国。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

 

 


一関市厳美町「サハラガラスパーク」のヒュウガミズキ(日向水木) 2015年4月12日(日)

2015年04月14日 | 植物図鑑

2015年4月12日(日)、一関市厳美町のサハラガラスパークのガーデンには、様々な樹木や草花が植栽されており、四季それぞれに何らかの花を咲かせています。この日も、ヒュウガミズキ(日向水木)が黄色い花を沢山咲かせていました。また、フサザクラ(房桜・総桜)と思われる樹木が、暗紅色の花を沢山つけていました。

 ヒュウガミズキ(日向水木) マンサク科 トサミズキ属 Coryopsis pauciflora

 分布は比較的限られているが、庭木として広く植えられている。落葉低木で、根もとからよく枝分かれして、高さ1.5~2.5mになる。葉は互生し、長さ2~5㎝の卵円形で、縁には波状の鋸歯がある。基部はややホート形。花期は3~4月。葉が開く前に長さ1~2㎝の短い花穂が垂れ下がってつく。花穂には黄色の花が2~3個つく。雄しべの葯は橙色。(トサミズキより花穂が短く、色がやや淡い。)分布:本州(石川・福井・岐阜・兵庫県、京都府)[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

 


一関市厳美町「サハラガラスパーク」のフサザクラ(総桜・房桜) 2015年4月12日(日)

2015年04月14日 | 植物図鑑

2015年4月12日(日)、一関市厳美町のサハラガラスパークのガーデンに植栽されているフサザクラ(房桜・総桜)と思われる樹木が、暗紅色の花を沢山つけていました。花には花弁も萼もなく、多数の雄しべが垂れ下がるそうです。

 フサザクラ(総桜・房桜)フサザクラ科 フサザクラ属 Eupteleapolyandra

沢沿いに多い落葉高木。葉がクワ(桑)の葉に似ているので、「タニグワ(谷桑)」ともいう。高さは5~10mになる。葉は互生し、長さ6~12㎝の幅の広い卵形で、先は尾状に尖り、縁には不揃いな粗い鋸歯がある。花期は3~4月。葉が出る前に暗紅色の花が5~12個ずつかたまって咲く。花には花弁も萼もなく、雄しべの暗紅色の葯がよく目立つ。果実は扁平で黄褐色に熟す。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%83%A9%E7%A7%91 [フサザクラ:Wikipedia]

 http://mikawanoyasou.org/data/husazakura.htm [フサザクラ:三河の野草]

 http://elekitel.jp/elekitel/nature/2012/nt_118_fszr.htm [シリーズ自然を読む:樹木の個性を知る、生活を知る「フサザクラ」]