2015年4月12日(日)、一関市厳美町のサハラガラスパークのガーデンには、様々な樹木や草花が植栽されており、四季それぞれに何らかの花を咲かせています。この日も、オオヤマザクラ(大山桜)と思われるサクラ(桜)が、やや紅色の濃い花を沢山咲かせていました。また、フサザクラ(房桜・総桜)と思われる樹木が、暗紅色の花を沢山つけていました。
オオヤマザクラ(大山桜) バラ科 サクラ属 Prunus sargentii
北海道に多いことから「エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)」ともいう。山地に生える落葉高木で、ヤマザクラより標高の高い所に見られる。西日本には少ない。ヤマザクラとは違って冬芽の鱗片が粘るのが特徴。葉は裏面が白いのはヤマザクラと似ているが、ヤマザクラより幅が広く、縁には鋭い重鋸歯がある。花期は4~5月。名前の通り、花はヤマザクラより大きく、色の濃いものが多い。分布:北海道~四国。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]