peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市厳美町「若神子(わかみこ)亭」のナイトフロックス/ザルジアンスキア 2015年4月18日(土)

2015年04月21日 | 植物図鑑

2015年4月18日(土)、いちのせき健康の森(一関市厳美町祭畤251)主催の平成27年度事業である自然観察会[4/18/19 ミズバショウ]に参加しました。毎年実施されているので、私は4回目ぐらいの参加になります。時間:9:30~12:00時、参加費:大人(高校生以上)100円(温泉の入浴料を含む)、子供(中学生以下)無料。定員:なし。受付:当日

ミズバショウ(水芭蕉)の観察会が終了してから、温泉に入り、さらに2㎞ほど奥にある真湯ゲートの所まで移動して、イワウチワ(岩団扇)を観てきました。ゲートは未だ開いていませんでした。

その後、骨寺村荘園交流館/若神子亭に立ち寄りました。若神子亭の入口の所にダイリントキソウ(大輪鴇草)などが展示販売されていました。展示室の展示などを観て、郷土料理レストランで名物の南部一郎かぼちゃうどんを食してきました。とてもおいしかったです。また、南部一郎かぼちゃまんじゅう
も買って帰りました。

「風の広場」と名付けられた広い芝庭の一角(郷土料理レストランの内庭)に「ザルジアンスキア」の名札を付けた鉢植えの草花が花を沢山咲かせていました。

 

ナイトフロックス/ザルジアンスキア ゴマノハグサ科 ザルジアンスキア属 Zaluzianskya spp.

南アフリカ原産の耐寒性宿根草(一年草)。草丈:20~40㎝。切れ込みの深い花弁は内側が白、外側が赤褐色(ピンク)。夜中に強く香る。育て方:日なたと水はけ、水もちのよい用土を好む。暑さに弱いので秋播き一年草扱いする。関東以西では軽い霜除けで越冬する。生育旺盛なので根詰まりや水切れに注意。開花期:5~6月。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]

 http://www.yasashi.info/sa_00024.htm [ザルジアンスキアの育て方:ヤサシイエンゲイ]

 http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/nightphlox0.htm [ザルジアンスキア・カペンシス(ナイトフロックス)]

 


一関市大東町摺沢のルリムスカリ(瑠璃ムスカリ) 2015年4月15日(水)

2015年04月21日 | 植物図鑑

2015年4月15日(水)、一関市大東町摺沢字雲南田の県道19号線(今泉街道)沿いにある民家の庭に群植されているルリムスカリが壺形でルリ色の小さな花を沢山咲かせていました。

 

 ルリムスカリ(瑠璃ムスカリ) ユリ科 ムスカリ属 Muscari botryoides

 普通「ムスカリ」といえば、このルリムスカリを指す。ヨーロッパ中部~西アジア原産の小形の多年草。秋に球根を植えると、冬の間に細い紐のような葉が長く伸びて地面に広がる。花期は4月中旬~下旬。花穂は長さ15㎝ほどで、ルリ(瑠璃)色の小さな花がびっしりとついて、ブドウ(葡萄)の房のようになる。花は壺形で下向きに咲き、口の部分には白い縁取りがある。花が白色の品種もある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

 


一関市厳美町真湯のブナ(山毛欅・橅) 2015年4月18日(土)

2015年04月21日 | 植物図鑑

2015年4月18日(土)、いちのせき健康の森(一関市厳美町祭畤251)主催の平成27年度事業である自然観察会[4/18/19 ミズバショウ]に参加しました。毎年実施されているので、私は4回目ぐらいの参加になります。時間:9:30~12:00時、参加費:大人(高校生以上)100円(温泉の入浴料を含む)、子供(中学生以下)無料。定員:なし。受付:当日

いちのせき健康の森のロビーに新芽や花をつけたブナ(山毛欅・橅)の木が解説つきで展示されていました。

ミズバショウ(水芭蕉)の観察会が終了してから、温泉に入り、さらに2㎞ほど奥にある真湯ゲートの所まで移動して、イワウチワ(岩団扇)などを観てきました。

 国道342号線の真湯ゲート付近にはブナ(山毛欅・ )やカツラ、ミズナラなどの大木が沢山生えており「巨木の森」と名付けられていますが、ブナ(山毛欅・橅)の大木が新芽や花を沢山つけていました。昨年は、東日本大震災に於ける地震で大崩落した斜面の復旧工事中で「立入禁止」になっていた所も歩けるようになっていました。

 ブナ(山毛欅・橅)ブナ科 ブナ属 Fagus crenata

山地に生える落葉高木。大きいものは高さ30mほどになり、樹皮は白っぽい。葉は互生し、長さ5~8㎝の卵形で、やや厚く、表面は濃緑色。側脈は7~11対。花期は5月。葉が開くのと同時に開花する。雌雄同株。雄花は丸く集まり、長い柄の先に垂れ下がってつく。雌花は上向きに2個ずつつく。雌花穂には線形の長い鱗片が密生し、柔らかなイガのように見える。花柱は淡紅色。分布:北海道(渡島半島)~九州。 

(上・左)ブナの雄花 (上・右)ブナの雌花

           [山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より] 

 


一関市東山町「季節館」のシラネアオイ(白根葵) 2015年4月20日(月)

2015年04月21日 | 植物図鑑

2015年4月20日(月)、一関市東山町の協同組合産直センターひがしやま「季節館」(東山町長坂字柴宿80-2)に立ち寄りました。出入口の所に花を沢山咲かせた販売用のシラネアオイ(白根葵)が展示されていました。

 シラネアオイ(白根葵) シラネアオイ科 シラネアオイ属 Glaucidium palmatum

 多雪地の山地に生える多年草。1科1属1種の日本特産種。花の頃は高さ15~30㎝だが、花が終わると60㎝ぐらいに伸びる。茎にはふつう葉が3個つく。下の2個は長さも幅も20㎝ほどで、掌状に切れ込み、縁には不揃いな鋭い鋸歯がある。上部の葉は小さい。花期は5~7月。茎の先に直径10㎝近くもある薄紙でつくったような大きな花を1個つける。ピンクの花弁のように見えるのは萼片で4個ある。花弁はない。分布:北海道、本州(中部地方以北)[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]