peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市厳美町「サハラガラスパーク」のブラックベリー 2015年6月7日(日)

2015年06月09日 | 植物図鑑

2015年6月7日(日)、一関市厳美町の「サハラガラスパーク」(一関市厳美町滝の上263-1)行きました。ガーデンの傍にあるカフェ・ドゥ・ヴェールの傍に植栽されているブラックベリーと思われるキイチゴが、淡紅色を帯びた白色の花を沢山咲かせていました。花後、小核果が集まって1つの果実をつくります。果実の色は黒紫、黒色。

http://www.sahara-g.co.jp/park2015/index.html [サハラガラスパーク(トップページ)]

http://www.sahara-g.co.jp/park2015/cafe.html [サハラガラスパークショップ案内]

 ブラックベリー バラ科 ルブス(キイチゴ)属 Rubus occidentalis cv.Ohio Erergreen

 北アメリカやヨーロッパ原産のキイチゴ属のうち、熟しても果肉が花床から離れずに桑の実のような状態で収穫するものを「ブラックベリー」と呼び、ナワシロイチゴなどと同じように果肉が花床から簡単に離れてしまうものを「ラズベリー」と呼んでいる。

ブラックベリーは19世紀から改良が始まり、多くの品種が生まれている。直立性とつる性のものがあり、花は白色でノイバラに似ている。果実は黒または暗赤色に熟し、生食のほか、ジャムなどに加工する。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市厳美町「サハラガラスパーク」のスモークツリー/ハグマノキ  2015年6月7日(日)

2015年06月09日 | 植物図鑑

2015年6月7日(日)、一関市厳美町の「サハラガラスパーク」に行きました。東側出入口に近い噴水がある所に植栽されているスモークツリー/ハグマノキが、紅色に見える花穂を沢山付けていました。花の後、花柄が糸状に伸びて、花序全体が白煙のように見えるそうです。

 スモークツリー/ハグマノキ ウルシ科 ハグマノキ属 Cotinus coggygria

 中国中部から南ヨーロッパ原産の落葉小高木。日本には明治初期(1870年)に渡来した。京都の同志社大学の大木は有名。高さは5~8mになる。雌雄同株または別株。葉は互生し、長さ3~8㎝の卵形~倒卵形。6~7月、枝先に直径3㎜ほどの黄緑色の花を多数つける。花は小さくてあまり目立たないが、花の後、花柄が糸状に伸びて、花序全体が煙のようにモクモクとした感じになることから「スモークツリー Smoke-tree」という英名がついた。ハグマノキとも呼ぶ。ハグマはヤクの尾の毛のこと。果実は紅色。庭木のほか、切り花や薬用、染料にも利用される。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市厳美町「サハラガラスパーク」のハコネウツギ(箱根空木) 2015年6月7日(日)

2015年06月09日 | 植物図鑑

2015年6月7日(日)、一関市厳美町の「サハラガラスパーク」に行きました。東側出入口の所に植栽されているハコネウツギ(箱根空木)が、白や紅色の花を沢山咲かせていました。花は初めは白色で、やがて赤色になるそうです。

 ハコネウツギ(箱根空木)スイカズラ科 タニウツギ属 Weigela coraeensis

 沿岸地に多く自生している落葉低木で、観賞用に庭木にもよく利用されている。名前に反して、箱根には自生していない。高さは2~4mで、枝は灰黒色で稜がある。髄は白色。葉は長さ7~16㎝の広楕円形または広倒卵形で先端は尖り、基部は広いくさび形。縁には細鋸歯があり、裏面の脈上にだけ毛があり、やや厚くて光沢がある。花期は5~6月。花は枝先や葉腋に1~3個ずつ咲く。花冠は長さ3~4㎝の漏斗状鐘形で、先は5裂する。初め白色で、やがて赤色に変わる。果は長さ約3㎝の円柱形。ニシキウツギ(二色空木)より花の切れ込みがやや深く、花筒の上半部が急に膨らむ。分布:北海道(南部)、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


東京・旧古河庭園のバラ(薔薇)ガーデン・パーティ  2015年5月30日(土)

2015年06月09日 | 植物図鑑

 

(上と下)入園券:65歳以上70円でした。

バラ(薔薇)ガーデン・パーティ バラ科 バラ属 Rosa Garden Party

四季咲き(伸びる枝先に必ず花を咲かせる)。花径:15㎝。樹高×葉張り 1.5×1.0m。作出年:1959年、作出者:Swim,H.C.、作出国:アメリカ。交配親:(母品種×父品種)Charlotte Armstrong×Peace。

クリームイエローに弁端がわずかに桃色の覆輪。整った半剣弁高芯咲き。花弁数20~30枚、厚弁で芳香がある。樹形は半横張り性。樹勢は強健で、多花性だがうどん粉病にやや弱い。名花同士の交配で誕生した品種で、本品種も育種に大きく貢献している。コンテスト用品種として多く栽培された。[NHK出版発行「別冊NHK趣味の園芸・バラ大百科」より]