peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

東京・旧古河庭園のバラ(薔薇)ガーディナル  2015年5月30日(土)

2015年06月12日 | 植物図鑑

2015年5月30日(土)、今年数え年77歳になった私の「喜寿のお祝い」だといって、娘たち2人が、国指定名勝・旧古河庭園(東京都北区西ケ原1-27-39)に連れて行ってくれました。老妻と共にありがたく見せてもらいました。

この旧古河庭園(きゅう・ふるかわていえん)は、テラス式の洋風庭園に植えられたバラ(薔薇)が有名で、春と秋に見事な大輪の花を咲かせ、洋館の風情と相まって異国情緒を満喫させてくれるようです。この日は、早咲きのものが切り取られてしまって、半分ほどしか花をつけていませんでしたが、それでも沢山の花を咲かせていました。

それらの中に「カーディナル Kardinal」という名の真っ赤なバラ(薔薇)が花を咲かせていました。

 バラ(薔薇)カーディナル バラ科 バラ属 Rosea 'Korlingo’(=Kardinal 85)

 HT(Hyb rid Tea Rose:ハイブリッドティローズ)四季咲き、花径:12㎝、樹高×葉張り:1.4×1.1m、作出年:1985年、作出者:コルデス、作出国:ドイツ、交配親:Flamingo×不明確。

朱色を帯びた明るい赤色の剣弁高芯咲き。花が付かないシュートが少なく、若木でもよく咲く。切り花品種でもあり、花もちと香りがよく、蕾の形が美しい。樹形は半横張り性。トゲがやや大きく、多い。シュートの発生は少ないが、古枝にもよく花が咲く。短く剪定しても咲くので鉢栽培に適する。春早くに芽が動き出すので早めに剪定する。[NHK出版発行「別冊趣味の園芸・バラ大百科」より]

 


一関市厳美町「サハラガラスパーク」のハクチョウゲ(白丁花) 2015年6月7日(日)

2015年06月12日 | 植物図鑑

2015年6月7日(日)、一関市厳美町の「サハラガラスパーク」(一関市厳美町滝の上263-1)行きました。ガーデンの北側に植栽されているハクチョウゲ(白丁花)が、白色で漏斗状の花を沢山咲かせていました。淡紅色の花もあるそうです。

http://www.sahara-g.co.jp/park2015/index.html [サハラガラスパーク(トップページ)]

http://www.sahara-g.co.jp/park2015/cafe.html [サハラガラスパークショップ案内]

 ハクチョウゲ(白丁花)アカネ科 ハクチョウゲ属 Serissa japonica(foctida)

中国、インド原産の耐寒性常緑小低木で、 高さは50~100㎝になる。枝葉が密に茂り、刈り込みに強いので、葉に斑の入った品種が生け垣などによく植えられている。葉は対生し、長さ1~2㎝の狭楕円形でやや厚く、縁は全縁。5~7月、葉腋から出る短枝に長さ1~1.5㎝の漏斗形で先が5裂する花冠の花を1~2個つける。花の色は白色が普通だが、淡紅色の品種もある。雄しべは5個。花柱の長い花と短い花がある。果実はほとんど実らない。フイリハクチョウゲ(斑入白丁花)など園芸品種が多い。

用途:庭木。分布:沖縄、中国、台湾、インドシナ、タイ。育て方:日なたから半日蔭、水はけのよい用土を好む。強健で病害虫も少ない。剪定は7~10月。萌芽力が強いので適宜刈り込み可能。斑入り葉はやや耐寒性が弱いので注意。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑1・春の花」&講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]