2018年(平成30年)2月21日(水)から全4回の予定で開催中の、東山市民センター:主催、東山図書館:共催の
「平成29年度東山文学講座」の初日に「昔のなぞなぞを書き出してきてください。」という宿題が出されました。
子どもの頃といえば70年も前のことですが、子供時代を過ごした福島県郡山市郊外の農村部で若い叔母から聴いた
「なぞなぞ」を思い出してみました。これらの中、あなたは幾つ答えられますか?
問題1. 狭い座敷で腹切り仙人 は何?
問題2. 切っても切っても切れないものは何?
問題3. 上は大水、下は大火事 は何?
問題4. 頭から飲んで口から出すもの は何?
問題5. 赤い服を着て紙を食べるもの は何?
問題6. 狭い座敷で綱引き仙人 は何?
問題7. 昼間はどこにでも着いてくるもの は何?
問題8. 寒いとどんどん太るのに、暑いと痩せてしまうもの は何?
問題9. 朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足で歩くもの は何?
問題10. 欲しいと言わないのに毎年くれるもの は何?
問題11. 子どものときは服を着ているのに大人になると裸になるもの は何?
問題12. 顔が6つ、目が21個もあるもの は何?
問題13. 働いている時だけ立っていて、それ以外の時は寝ているもの は何?
問題14. 雄の蛙はケロケロケロと3回鳴きます、雌の蛙はケロケロと2回鳴きます。
では蛙の子は何回鳴くでしょう?
問題15. 後ろに下がるほど強いと言われている競技 は何?
問題1の答え:大豆をホウロク(焙烙)で炒ると、豆の表皮が割れる。
問題2の答え:水などの液体。
問題3の答え:五右衛門風呂。(昔は水汲みや風呂焚きは子供の仕事だった。)
問題4の答え:薬缶などのケトル類。
問題5の答え:郵便ポスト(昔は赤いものだけだったように思う。)
問題6の答え:納豆(糸を引く様子の比喩)。
問題7の答え:影法師(太陽が照っている時なら、どこまでも附いてくる。)
問題8の答え:氷柱(つらら)。
問題9の答え:人間(アフリカのスフインクスはこの問いに答えられずにあんな姿に
されてしまったという。幼児期は四つん這い、老年期は杖をついて歩きから。)
問題10の答え:年齢(いらないと辞退しても増えてしまいます。)
問題11の答え:竹(タケノコのときは、皮をかぶっています。)
問題12の答え:双六(6面で1+2+3+4+5+6=12目)
問題13の答え:独楽(コマ)回っている時だけ立っています。(独楽は男の子の楽しい遊びでした。)
問題14の答え:「蛙の子」はオタマジャクシなので、鳴かない。
問題15の答え:綱引き(「綱引き」は運動会の華でした。)