2018年3月30日(金)、一関市花泉町の「花と泉の公園」に行ってきました。風が少し強かったものの上々の天気でした。この公園の「ベゴニア館」入口の近くに植栽されている紅梅が淡桃色の花を沢山咲かせていました。
ウメ(梅)バラ科 サクラ属 Prunus mume
中国中部原産の樹木で、高さは5~6mになる。早春の梅見の宴、梅干し、梅酒、尾形光琳の紅白梅図屏風などなど、日本の風土、文化にしっかりと馴染んでいる梅だが、原産地は中国で日本には奈良時代に渡来した外来種。庭木や公園樹、果樹などに利用され、野梅系、紅梅系、豊後系、杏系といった数多くの園芸品種がある。また剪定によって古木の風格も出せるので、盆栽にもよく利用されている。「ウメ」という花の存在は、たとえ原産地は違っても、もう日本人とは切っても切れない関係になっている。[日本文芸社発行「葉実樹皮で確実にわかる樹木図鑑」より]