peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手蘭友会「第31回いわて洋ラン展」のカトレア・トリアネー 2018年3月9日(金)

2018年03月19日 | 映画鑑賞、植物図鑑

2018年3月9日(金)、奥州市水沢区横町の水沢メイプル4F催事場で始まった岩手蘭友会(及川正道会長、会員・19人)の「第31回いわて洋ラン展」[3/9(金)~3/11(日)]を観に行ってきました。

 会場中央の展示台の下段に展示されていた「カトレア ・トリアネー」という名札をつけた洋ランを沢山つけていました。コロンビアの固有種国花だそうです。 

洋ラン カトレア・トリアネー ラン科 カトレア属 Cattleya(C.)trianaei

コロンビアの固有種で国花。発見当初、ペタルとドーサルのピンク、筒状のリップ先端の濃ラベンダー、喉の奥の黄金と白色の4色を指して「quadricolor」と呼ばれたこともあった。

1860年、コロンビア・ボゴタ市民の植物学者Dr.triana(トリアナ博士)の名誉にちなんで、Reichenbach(ライチェンバッハ)によって命名された。

Lindley(リンドレイ)によって、現在はchocoensisがquadricolorという名称で呼ばれている。

当初は「trianaei」と記載されていたが、一時的に「trianae」と書かれていた時があり、混乱が生じていた。しかし、1960年以降、「trianaei」に戻すことが決定した。よって、現在では「trianaei」と書くのが正しいらしい。 

【生育サイクル】C. トリアネは初春頃生長を開始し、夏までにシースを完成し、生育の良い株はそこから二次生長を開始して、冬にバルブを完成させる。

その為には、花後すぐに生長を始められるよう、花を早めに切る、温度等の環境を整えることが重要である。1番芽が完成した後、水が少ないと2番芽が出ないことがあるそうである。

これ以外に、秋に肥料を施したり、夏が遅くまで暑い場合も(10月くらいまで暑い日が続くと)、押し子がでやすい。

一次発生したバルブは12~1月に咲き、二次発生のバルブは約1ヶ月遅れの1~2月咲きとなる。(以下、省略)[下記Webサイトより]

http://brs48.web.fc2.com/cattleya/trianaei/trianaei.html [ベランダ蘭栽培48 C.trianaei(カトレア・トリアネー)]


「世界の椿館・碁石」のアメリカ産椿 フラグラント・ジョイ 2018年2月27日(火)

2018年03月19日 | ツバキ(椿)

2018年2月27日(火)「第21回つばきまつり」開催中[2/10(土)~3/18(日)]の「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行ってきました。昨年の11月に行った時には、国産の椿はほとんど咲いていませんでしたが、今回はほとんど全部開花していて見ごたえがありました。

大温室「海外産の椿」コーナーに展示されていたアメリカ産の椿「フラグラント・ジョイが、濃桃、八重咲きのを沢山つけていました。 

アメリカ産椿 フラグラント・ジョイ ツバキ科 カメリア(ツバキ)属 Camellia japonica

 


陸前高田市横田町のフキノトウ(蕗の薹) 2018年3月18日(日

2018年03月19日 | 植物図鑑

2018年3月18日(日)、陸前高田市で開催された「三陸伝統芸能フェスティバル2018」を観に行ったついでに、3/17付「岩手日報」に掲載されていたフキノトウ(蕗の薹)を探して観てきました。

新聞には「陸前高田市横田町ではフキノトウがあちこちで出始め、春の訪れを告げている。同町の美容業佐藤太佳子(たかこ)さん宅の周りでは、日当たりの良い斜面に100個近いフキノトウが並び、薄緑色に彩っている。(以下省略)」と記載されていたので、直ぐに解かると思って向かったのですが、なかなか解らず、訪ね訪ねして1時間もかかってようやく見つけて写真を撮ってきました。

 途中、様々の所を通ったので、別のフキノトウでも良いと思ったのですが、見つけられませんでした。

春の陽気が続き、斜面に出始めたフキノトウ 3月18日(日)陸前高田市横田町

フキノトウ(蕗の薹)キク科 フキ属 Petasites japonicus

山野に生える多年草。淡緑色の苞に包まれたツボミ(蕾)「フキノトウ(蕗の薹)」で、ほろ苦い早春の味として人気がある。葉や葉柄も食べられる。は幅15~30㎝のほぼ円形。花期3~5月。雌雄別株。雄株の頭花黄色っぽく、雌株の頭花白っぽい。北海道東北地方に分布するアキタブキ(秋田蕗)var.giganteusは葉が直径1.5mと大きく、葉柄は長さ2mにもなる。市販のフキはほとんどがアキタブキの栽培品。分布:本州~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]ttps://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/4c0f60039c05530b81c2458a657a3e74 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区&一関市摺沢のフキノトウ(蕗の薹)2016年3月26日(土)]


「三陸伝統芸能フェスティバル2018」を観る!(その1) 2018年3月18日(日)

2018年03月19日 | 映画、演劇、民俗芸能

幸せ出ずる国いわて実行委員会:主催、陸前高田市:共催の「三陸伝統芸能フェスティバル2018」が、陸前高田市コミュニティーホール・シンガポールホールで開催されました。(開場10:30、開演11:00、周縁5:00予定)。文化庁の平成29年度・文化芸術振興費補助金を受けた「文化遺産総合活用推進事業」として行われた催事で、インターネットを通じて申し込み、入場券(整理券)を得て、入場観覧しました(無料)

釜石虎舞 尾崎青友会:尾崎町虎舞は、尾崎町の町名を称していますが、元は台村と言われ現在は浜町2丁目に伝わる「尾崎虎舞」前身です。江戸時代の元禄14年頃、山田地区の大沢虎舞から伝授された松倉虎舞に始まると伝えられ、漁師達の海上安全大漁祈願して奉納されてきました。伝統芸能は南部藩寿松院支配年行司太神楽より譲り受け、踊りの特徴は聖獣とされたに願望を話し、漁師町らしい浜っ子気質の威勢の良い独特の囃子虎の猛々しい生態を表したが特徴で、演目には矢車、跳ね虎、笹食みの他に竜虎舞刺鳥舞なども受け継がれています。釜石市指定文化財

鉦や笛、太鼓の賑やかな囃子が奏でられる中、が出てきて、勇猛に踊ります。

(下)「笹食み」という演目の虎舞で、2頭の虎が勇猛に、また猛々しく舞います。地上に生えているを執拗に食いちぎるのは何故なのでしょうか!?