peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

映画『北の桜守』を観る! 2018年3月14日(水)

2018年03月16日 | 映画鑑賞

2018年3月14日(水)一関市一高通り沿いにある「一関シネプラザ」で、3/10(土)封切りの映画『北の桜守』を観ました。主演吉永小百合さんの120本目の出演映画とのことで、期待していた映画でした。『北の零年』(2005年)、『北のカナリアたち』(2012年)に続く”北の三部作”最終章とのことです。

 多くの名作が生まれた北海道の雄大な風景の中で、今回描かれるのは第二次世界大戦末期から高度経済成長期という激動の時代を生き抜いたある”親子の物語”である。

物語は、1945年(終戦の年)5月南樺太に住む江蓮(えづれ)家の庭に待望のが花開いた場面から始まりました。8月、本土が終戦に向かう中、樺太にはソ連軍が迫っており、樺太に残る夫(徳次郎・阿部寛)との再会を約束し、主人公(てつ・吉永小百合)は2人の息子を連れて網走へと逃げ延びます。

 この2人の息子は、昭和14年(1939)生まれの私と同じぐらいに見えたので、現在の年齢は80歳前後ではないかと思われます。因みに私の両親は大正生まれですから、てつと徳次郎も大正生まれではないかななどと思いながら、見せていただきました。

 戦後貧しさと飢えに苦しみながら極寒の北海道・網走で闇米屋の仕事を手伝って懸命に生き抜くてつの一場面が描かれていましたが、昭和20~25年頃のことではないかと思われます。

 大正元年生まれの父が、戦場から帰って来てから、食うのに困って闇米に手を出し、警察に没収されそうになった話をしてくれたことがありました。福島県郡山市郊外の阿武隈川に近い農村部に住んでいたのですが、物々交換で1斗ほどの米を手に入れた父が、自転車に乗せて走っていて警察の取り締まりに出会ってしまったそうです。橋を渡れば捕まってしまい、米を没収されてしまうので、濡れるのを承知で川を渡って逃げたそうです。その時は、川の水がそれほど多くなかったのでしょうが、自転車諸共かなり流されたものと思われ、その必死な行為が目に浮かびます。

 http://www.kitanosakuramori.jp/ [映画『北の桜守』公式サイト]

 

 

 


岩手蘭友会「第31回いわて洋ラン展」のデンドロビウム・フィンブリアタム 2018年3月9日(金)

2018年03月16日 | 洋ラン

2018年3月9日(金)、奥州市水沢区横町の水沢メイプル4F催事場で始まった岩手蘭友会(及川正道会長、会員・19人)の「第31回いわて洋ラン展」[3/9(金)~3/11(日)]を観に行ってきました。

 会場中央の展示台に展示されていた草丈の高い「デンドロビウム ・フィンブリアタム」という名の洋ランを沢山つけていました。 

洋ラン デンドロビウム・フィンブリアタム ラン科 デンドロビウム属 Dendrobium(den.)fimbriatum 

 [山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・ラン蘭」より]


「世界の椿館・碁石」のアメリカ産椿 ブラック・マジック 2018年2月27日(火)

2018年03月16日 | ツバキ(椿)

2018年2月27日(火)「第21回つばきまつり」開催中[2/10(土)~3/18

(日)]の「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)に

行ってきました。昨年の11月に行った時には、国産の椿はほとんど咲いて

いませんでしたが、今回はほとんど全部開花していて見ごたえがありました。

大温室「海外産の椿」コーナーに展示されていたアメリカ産の椿「ブラック

・マジック」が、っぽく見える深紅を沢山つけていました。 

アメリカ産椿 ブラック・マジック ツバキ科 カメリア(ツバキ)属 

Camellia japonica ‘Black Magic’

八重咲き、大輪。花弁は黒みの強い紅色で、油を塗ったような光沢がある。

葉には鋭い鋸歯があり、葉脈が浮き出る。アメリカのヌチオズナーセリーの作出

品種。[下記Webサイトより]

http://aquiya.skr.jp/zukan/Camellia_japonica/Camellia_japonica_BlackMagic.html

[ツバキ’ブラック・マジック’:草木図譜]

http://www.nagominoniwa.net/blog3/2015/02/post_1311.html [Weblog「和みの庭」2011~2016:2015年2月16日 ツバキ ブラック・マジック]