2018年2月27日(火)、「第21回つばきまつり」開催中[2/10(土)~3/18
(日)]の「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)に
行ってきました。昨年の11月に行った時には、外国産の椿はほとんど咲いて
いませんでしたが、今回はほとんど全部開花していて見ごたえがありました。
大温室の「海外産の椿」コーナーに展示されていたアメリカ産の椿「バレー
・ダンサー」が、淡桃色、八重咲き、大輪の花をつけていました。
洋種椿 バレー・ダンサー ツバキ科 カメリア(ツバキ)属 Camellia japonica'Ballet Dancer'
アメリカ産椿、桃色、八重咲き、花びらは波打つ、大輪。花びらは淡桃色から桃色へのぼかしに見え、バレエのチュチュのように華やか。[下記Webサイトより]
http://www.nagominoniwa.net/blog3/2015/03/post_1347.html#c150326-1
|
華麗なヌチオズの世界 3
現在日本で咲くヌチオズ
51 プリマ・バレリーナ ( Prima Ballerina, JP, 1983, USA, Nuccio, p57)
白地桃ぼかし、八重、波打弁、大輪 かなりの厚弁であり、大型の花弁がゆるやかに波打つ、12枚程度の花弁は中心部が大きく開き、豊な濃い黄色の雄蕊が桃色ぼかしの中に浮かぶ。蕾も大型である。 葉は濃い緑でやや広い楕円形で先端が外反する。 樹性は普通でコンパクトに繁る。 国内では1社から販売されている。 推奨ランク: □普通 栽培難易ランク: ?B普通 栽培者メモ: ゆったりとした大らか咲きぶりと、淡い色合いの美しいこの花の愛好者は多い。 1960年発表の古い花バレー・ダンサーとこのヌチオのプリマ・バレリーナの2花は、その名の故か昔からセットになって洋種椿ファンを惹きつけてきた。どちらも美しい底白爪紅、波打ち弁の華やかな花である。花弁の重ねが厚いバレー・ダンサーの栽培が難しいのに比べると、プリマ・バレリーナを咲かせることはやさしい方である。根をしっかりと育てたプリマ・バレリーナは、開き始めの頃から充分に水をやると、見る見る内に蕾を開き始め、力強い華麗な花となる。花が開いた後も、十二分に水を与える管理をすると、花弁は波打ち、見違えるほど量感のある花となる。洋種大輪の開花には、1にも水やり、2にも水やりである。特に春、充分に暖かくなって咲かせたプリマ・バレリーナは瑞々く伸びやかで美しいものである。 この花に限らず、大輪の花には、どの花にも共通していえることだが、蕾は摘蕾して多くを付けず、ひと花、ひと花を大切に美しく咲かせたいものである。
|