『ちむどんどん』重子、沖縄そばに微妙な表情&まさかの感想 ネット心配「不穏だ」 (クランクイン! 2022/09/02 10:35 )
黒島結菜がヒロインを務める連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第21週「君と僕のイナムドゥチ」(第105回)が2日に放送され、暢子(黒島)の店を訪れて、沖縄そばを食べた義母・重子(鈴木保奈美)が微妙な表情を見せて、まさかの感想を伝えると、ネット上には「美味しくない?」「不穏だ」などの反響が集まった。
オープンしたばかりの暢子の沖縄料理店「ちむどんどん」に、重子と家政婦の波子(円城寺あや)が開店祝いにやってくる。大きな花束で暢子の門出を祝福する重子と波子。そんな2人に暢子は、その日のおすすめメニューの沖縄そばと皮付き豚の角煮を振る舞う。
テーブルに来た沖縄そばを食べた重子は、なぜか一気に無表情に。隣に座った和彦(宮沢氷魚)が心配し「どうしたの?」と聞くものの、波子も取り繕うような笑顔を見せる。黙って沖縄そばを食べ続ける重子と波子の姿が映し出されると、ネット上には「ん?しーちゃんどうした?」「美味しくない?」「不穏だああ」といったコメントが相次いだ。
食事を終えて、店を出た重子と波子は「ごちそうさまでした」と頭を下げつつ、そろって「とってもおいしかったわ」「おいしかったです」と口にする。「よかった」と笑顔を見せる暢子に、重子は「だけど…」と切り出すと、笑顔で「前に毎日届けてくれたお弁当の方が、今日のお料理よりおいしかったような…」と告げる。
「えっ…?」と戸惑う暢子に、波子も「実は私もそう思いました」とポツリ。暢子が「今日食べてもらった料理は、お弁当の時よりも東京の人の口にも合うように、いろいろ工夫して…」と語ると、重子は「でも味の好みは人それぞれだし、お店も繁盛してるんだからあんまり気にしないでね」と笑顔で帰っていくのだった。
重子が口にした料理の感想に対して、ネット上には「東京の人向けに改造し過ぎて沖縄料理らしさが消えたみたいな??」「でもこれ本質を突いた言葉だよなあ」「東京に寄せたことが仇になってる?」などの声が集まっていた。
そしてその後、「ちむどんどん」開店から2ヵ月が経った頃、店の客は減少し、ついに赤字に転落。暢子の店は果たして…。
NHK朝ドラ「ちむどんどん」開店も2カ月で赤字転落…重子(鈴木保奈美)の鋭い指摘に「さすが的確」「重子さんにも試食に来てもらえば…」(サンケイスポーツ 2022/09/02 10:45 )
故郷の沖縄料理に夢をかけるヒロインとその兄妹らの家族愛を描くNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・0)の第104回が1日、放送された。※以下、ネタバレあり。
暢子(黒島結菜)の沖縄料理店『ちむどんどん』がついにオープン。矢作(井之脇海)、歌子(上白石萌歌)がよく働き、店は入れ代わり立ち代わりの大賑わい。さらに雑誌に取り上げられ、暢子は「お客さんがまた増える」と喜ぶ。和彦(宮沢氷魚)の母・重子(鈴木保奈美)も店を訪れてくれる。その頃、やんばるでは、良子(川口春奈)が取り組む『うまんちゅ給食』が2度目の挑戦を迎える。給食室には強力な助っ人が登場する。
重子と波子(円城寺あや)は沖縄そばを口にするが、なかなか箸が進まない。そして帰り際、「とってもおいしかったわ。だけど…前に毎日届けてくれたお弁当の方が今日のお料理よりおいしかったような」と鋭く指摘する。暢子は「あっ、今日食べてもらった料理はお弁当の時より東京の人の口にも合うようにいろいろ工夫していて…」というが、オープン当初こそ好調だったものの、2カ月後にはもう閑古鳥が鳴くようになり、ついに赤字に陥ってしまう…という展開だった。
東京風に味を寄せたのがよくなかったのか…。重子の鋭い指摘に対し、視聴者からはSNSなどで「重子さんさすが的確なことを言う」「重子さんたちにも試食に来てもらえば視野が広がったのにね」「重子さんと波子さんがせっかく(オブラートに包んで)感想をくれたのに、一度受け止めることもしないですぐ言い訳というか言い返すの、めっちゃ暢子」「波子さんが暢子の沖縄料理の味をかなり気に入っていたという振りが地味に効いているよなぁ。重子の説明だけよりも説得力がある」などの声が挙がった。
朝ドラ通算106作目となる今作は、本土復帰から50年の節目を迎える沖縄が舞台のオリジナル作品で、「ちむどんどん」は「心がわくわく、ドキドキする」という意味の方言。女優の黒島結菜がヒロイン・暢子を演じ、脚本は「マッサン」の羽原大介氏、語りはタレントのジョン・カビラが務める。主題歌は沖縄県出身の歌手、三浦大知が今作のために書き下ろしたオリジナル曲「燦燦(さんさん)」。
<ちむどんどん>「うまんちゅ給食」成功に導く 優子の“特別授業”に「可愛かった」「うますぎ」 「ごくせんを思い出した」の声も
(MANTAN Inc. 2022/09/02 20:22)
黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第105回が9月2日に放送され、優子(仲間由紀恵さん)の授業シーンに、視聴者から「優子さんが可愛かった」「こんな作業着でもキレイな仲間由紀恵ってすごい」「仲間由紀恵の人形劇が見れるとはwww」「ごくせんを思い出した」といった声が次々と上がった。
【写真】良子ネーネーも可愛い! 仲間由紀恵のコミカルな演技も
同回では、沖縄やんばるで、学校の給食主任の良子(川口春奈さん)が取り組む「うまんちゅ給食」が2度目の挑戦を迎えた。初めての「うまんちゅ給食」は、子供たちの多くが食べ残す失敗に終わっており、良子は調理員の安室のおばぁ(あめくみちこさん)に不安を吐露する。そんな良子に、安室のおばぁは「今日は最強の助っ人を呼んであるわけ」と伝える。
「最強の助っ人」は、母の優子だった。優子は調理員姿で良子を驚かせると、「良子先生、よろしくお願いします」とおどけた。
その後、優子、良子、安室のおばぁは野菜をイメージしたパペットで、「長寿の島沖縄」と題した人形劇を児童に披露する。優子は「田芋(ターンム)」のパペットを操り、「僕は田芋。田んぼの芋。台風にも負けずに、元気に育ったさ!」と紹介。そして、田芋が沖縄料理「ドゥルワカシー」になることを紹介した。
優子の助力もあり、2度目の「うまんちゅ給食」は児童にも好評で、成功する。一人の児童からゴーヤ嫌いを克服できたという手紙も届き、優子と良子たちは笑顔を浮かべた。
SNSでは「仲間由紀恵が……授業してる……! 感動しちゃう……!」「仲間由紀恵の演技、ごくせんを思い出した」「子供たちに語りかける仲間由紀恵さんが上手すぎ」「仲間由紀恵さん、今後、お母さんキャラの仕事増えるんじゃないかなぁ? すっごくいいもん!」といった声が次々と上がっていた。
NHK朝ドラ『ちむどんどん』、つっこみポイントが多すぎる脚本に「制作チームの意見が渋滞している」と民放プロデューサーが指摘
(週刊女性PRIME [シュージョプライム] 2022/09/02 07:30 )
NHK朝ドラ『ちむどんどん』が大荒れだ。
新エピソードが公開されるごとにネットでは何かしらストーリーに対し“ツッコミ"が入る状況となっている。ツイッターでは『#ちむどんどん反省会』というハッシュタグが付いたツイートでお祭り状態だ。
朝ドラの歴史を見ると、確かに不評で視聴率が低かった作品は過去にもいくつかあったが、ここまで叩かれた作品はなかったのではないか。
ツッコミのムーブメントは政治家にも波及。前参議院議員の礒崎陽輔氏はツイッターでこのように呟いている。
《#ちむどんどん 芸能評論は控えていますが、この番組に多くの意見を頂いています。俳優の皆さんは立派に演じられていますが、脚本の論理性が崩壊しています。私自身沖縄振興の関係者として残念であり、既に手後れかもしれませんがNHKは猛省する必要があります》(8月14日)
週刊誌に掲載されてクビ 作中のツッコミポイント多数
そんな、ツッコミのやまない脚本の“ボケ"ポイントをいくつか紹介したい。
たとえば、竜星涼が演じる主人公・暢子(黒島結菜)の兄、作中ではニーニーと呼ばれる彼が何度も詐欺被害にあうこと。
1回目は沖縄の本土復帰で通貨がドルから円に変わることを利用した詐欺。これはいかにもありそうな話だ。次は健康食品、3度目は健康飲料。ふたつともインチキ商品で、3度目は“マルチ商法"、いわゆるネズミ講だ。それだけならまだよかったが、なんと3回とも同じ人物に騙されるのだ。しかも事件の解決には警察が1度も介入していない。まさに“ありえへん”。
そんなニーニーが詐欺集団に監禁されてしまった回でもおかしな点が。暢子と彼女の夫で新聞記者の和彦(宮沢氷魚)がニーニーを助けに行き、乱闘に巻き込まれた。後日、その現場写真が週刊誌に掲載される。誰によってどのようにして雑誌社に持ち込まれたものなのかは一切明かされず、記事の内容も明かされないが、とにかく“詐欺集団との関係を疑われた"ことで青柳が勤め先の新聞社をクビになる。これには週刊誌記者だった筆者も驚いた。本人に取材せずに記事にすることなどまずないし、週刊誌の記事の真偽を確かめずに社員にクビを告げる上司もまずいないだろう。
このドラマは万事がこの調子だ。
批判の声は当然NHKにも届いているはずだが、局内ではどんな声が上がっているのだろうか。
民放プロデューサーの『ちむどんどん』評
「ストーリーに関しては“あれはないね"と思っている局員は多いです。でもそれを口に出す人はいない。ドラマの良し悪しはほぼ脚本で決まると言われていますが、ドラマを非難することは作っている制作サイドを非難することになりますから。そんなことを言えるのは会長しかいないでしょ」(NHK関係者)
NHKの朝ドラの場合、脚本が出来上がっていても放送が進むに連れて、周りの声を聞きながら色々手直しをして行くというのはよく知られている話だ。脇、あるいはちょい役で出演した俳優が評判になり人気が出てくると、急に出番が増えたりすることがある
また、よほど大御所の脚本家を起用した場合を除いて、脚本を脚本家にすべて任せることはせず、チームで脚本を練っていく手法を取ることがあるという。
『NHKドラマガイド』によると、今回の『ちむどんどん』は脚本家の羽原大介氏のほかに制作統括とチーフ演出が加わり、3人で脚本を揉んで言ったと、羽原氏が語っている。これだけ非難の声が上がっているのを3人が知らないはずがない。それでも変わらず“まさかやー"なシーンが続くのはどうしたことなのか。
民放キー局で長年ドラマ制作に携わったベテランプロデューサーはこう語る。
「ウチの局ではストーリーに関しては1人の脚本家にお任せする方式をとっていますね。その代わり脚本家は絶対ですよ。本に口出しすることはしません。海外では複数の脚本家が初期の段階からアイデアを出し合う“チーム制"で話を練るのが当たり前で、『ちむどんどん』はそれを採用したかたちでしょう。ただ、その方針が裏目に出たケースなのではないでしょうか。
あれも描きたい、この要素も入れたいといった個々の意見が渋滞してしまっている印象ですね。作中では沖縄料理のレシピを紹介するくだりが頻出するのですが、グルメドラマでもないのに時間を割いてまでわざわざやる必要があるのか。レシピがバズることを想定したのかも。また、川口春奈さん、仲間由紀恵さんらに焦点を当てたストーリーも多く、いろいろと詰め込みに思えてきますね……」
NHK朝ドラ『ちむどんどん』で息の合ったところを見せる“4きょうだい”(公式インスタグラムより)
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非難の声がなくならないが幸い視聴率がガタ落ちしている様子はない。それは朝ドラが視聴習慣となっている人たちが多いということもあるが、ネットを見ても分かるようにツッコミを入れることが楽しくて見ている人が多いのに加え、“一周回って"このようなムーブメントが起きているのだという。
「話題になっていることで興味を持ち、#ちむどんどん反省会に参加しようと、今になって見始めた人がいるのは確かです」(テレビ誌ライター)
もはや“炎上商法"と化した感もあるが、残り1か月、この先どんな“珍事"が起き、ラストはどうなるか視聴者はますます“ちむどんどん"しちゃうのでは───。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
NHK朝ドラ『ちむどんどん』、つっこみポイントが多すぎる脚本に「制作チームの意見が渋滞している」と民放プロデューサーが指摘
NHK朝ドラ『ちむどんどん』が大荒れだ。ストーリーにつっこみポイントが多すぎて毎話SNSは話題になっている。なぜこのようなことが起こっているのか。民放プロデューサーか...
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