© iza 「ちむどんどん」第120話より(C)NHK
NHK朝ドラあすの「ちむどんどん」9月23日OA第120話あらすじ 暢子の送別会、房子(原田美枝子)の姿はなく… (iza 022/09/22 08:15)
沖縄料理に夢をかけるヒロイン、青柳暢子(黒島結菜)とそのきょうだいたちの姿を描くNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(総合など)の第120話が23日、放送される。
沖縄が本土復帰した1972年、暢子は料理人を目指して沖縄・やんばるから上京し、のちに大叔母であることがわかった大城房子(原田美枝子)が営む銀座の高級レストラン、アッラ・フォンターナで修行を重ねた。東京では、子供の頃にやんばるで出会った和彦(宮沢氷魚)と再会。その後、惹かれあうようになった2人は79年に結婚し、暢子はその年に独立を果たし、妊娠中の身で都内に沖縄料理店「ちむどんどん」をオープンさせた。
© iza 「ちむどんどん」第120話より(C)NHK
出だしは順調だったが、客足は3カ月で途絶え、ついに赤字に転落。暢子は一旦、店を閉めて料理などの見直しを行った。課題だった皮付きの豚肉の仕入れは、養豚場で働く兄、比嘉賢秀(竜星涼)の協力でクリア。自身が求めてきた理想の味を完成させ、営業を再開させると、店は大にぎわいとなった。
© iza 「ちむどんどん」第120話より(C)NHK
「ちむどんどん」第119話振り返りと第120話あらすじ
ドラマは第24週「ゆし豆腐のセレナーデ」(第116~120話)が放送されており、84年4月、暢子は和彦と長男の健彦(三田一颯)を連れて沖縄へ帰省した。都会での生活しか知らない健彦はやんばるの大自然を満喫。暢子と和彦もやんばるの人々とふれあいながら楽しい時間を過ごしていた。
しかし、比嘉家の長女、石川良子(川口春奈)は、三女の歌子(上白石萌歌)と幼なじみの砂川智(前田公輝)が思いあっているにもかかわらず兄妹のような関係が続き、2人の仲が進展しないことに気をもんでいた。
そんな中、歌子と智が山に出かけることになった。その帰りにいいムードが訪れ、智が歌子の手を握り、そっと顔を近づけた。歌子もこれを拒否せず、智を受け入れようとしたが、あと少しのところで、2人が帰ってこないことを心配した地域役員、前田善一(山路和弘)が駆けつけてしまい、2人のキスは“未遂”に終わった。
後日、暢子の里帰りを祝う宴会が比嘉家で開かれた。乾杯直後、その場に智の姿はなく、どこか上の空の歌子。すると、真剣な顔をした智が遅れてやってきた。
第119話(22日放送)で、暢子たちが見守る中、智が歌子の前に立った。すると歌子が沖縄民謡「娘ジントヨー」を歌い始めた。歌い終わると、智は「好きなわけよ。歌子を思うと、ちむどんどんする。歌子と結婚したい。結婚してください」とプロポーズ。歌子はこれを受け入れ、智は「幸せになろう」と誓った。
一方、暢子がやんばるへの思いを和彦に伝えると、和彦は家族3人でやんばるで暮らしてみないかと提案した。東京の店を手放すことになるため、すぐに決めることは難しいが、「自分の気持ちともう一度向き合ってほしい」と声をかけた。
東京に帰る前日、子供の頃のことや、亡き父、賢三(大森南朋)と和彦の父、史彦(戸次重幸)の言葉などを思い出した暢子は、やんばるで暮らすことを決意。その思いを母、優子(仲間由紀恵)に伝えた。
第120話では、家族3人で沖縄に移住することを決めた暢子たちを見送るべく、「ちむどんどん」で送別会が開かれる。上京から暢子を見守ってきた横浜・鶴見の沖縄県人会会長、平良三郎(片岡鶴太郎)たちが集まってそれぞれ思い出を語り、はなむけの言葉を贈る。しかし、そこに房子の姿はなかった。