WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「老朽化」

2006-11-16 | 健康とダイエット
私の左目は「正常眼圧緑内障」とのことです。
緑内障とは、視野が欠損し、その範囲が次第に広まって、やがては失明するという病気です。
でも、「失明」に至る前に、早期発見すれば、進行を遅らせることができるということです。
私の左目は、焦点の少し上の部分の視野が一部欠損しています。
一部ですが、焦点のすぐ上なので、ほんとにやっかいなのです、、、
日常生活では、
車の運転をしていて、道路や横断歩道を見ていると、信号が見えない。
スーパーなどで、広い視野から細かい何かを探すのが困難。
PCは、画面を目の高さより下にしないとダメ。
…などなど。

もちろん、右目が補っているので、今のところ、大きく支障をきたすほどではないけれど、少しずつ進行していっているのがわかるので、正直いって結構コワイです。

いちばん感じるのは、上から下に読む、本や新聞がとても見づらくなったこと。
それから、スーパーや、先日の「科学体験フェスティバル」などで、広いところで何かひとつのものを探し、注目したりするのが、とても困難。
実際、私は、遠くにいるTakを見つけることができません。
学童に迎えにいっても、部屋の奥のTakを見つけられないのです。
半年前と比べて、如実に進行しているのがわかります。
これを、眼科の先生に訴えても、「経過観察」しかないとのこと。
進行を遅らせるためには目薬をちゃんと点眼するしかないとのこと。
ちゃんとしてるんだけど、進行してるからな~~~
しかも、目薬は、眼圧を抑える薬だってゆーのよ。正常眼圧なのに~?
確実に自分の目が見えなくなっていくのを、じっと「経過観察」しているしかないなんて、キツイものがあります。
今はいいのよ、まだ。でも、これ、半年、1年、10年後にはどうなるの??

痛くも痒くもなく、命にかかわることもない病気。
なので、医師もあまり、患者の心のケアなんか考えていないんだろうな。

私は、近眼ですが、コンタクトで矯正して、1.2の視力でも、右目と左目では、明るさも違っています。左目のほうが暗い。左目で見る文字は、右目より薄くて、細い。
Takが、夜、マンションのベランダから橋のむこうの「いとうクリニック」の看板がはっきりと見えるというのに、私にはコンタクトを入れた状態でも全く見えません。
視力検査では、明るい文字盤を見るので、こういうのってチェックできないんだなー。

これは老化なんだ。
老化がはっきりと、かたちとなって始まっているんだ。
目だけじゃなく、身体じゅう、これからは「老朽化」の一途をたどるんだ。
しょうがない、もう人生中盤、、折り返したんだもんな。
メンテナンスが重要だ。…建物と同じ??
自分だけならいい。でも、Takの成長途上で死ぬワケにゃ~いかない。

離婚したときに、Takのために生命保険に入らなくてはと思って、いろいろ検討しましたが、そのときに、自分が死んだらTakはどうなるんだと真剣に考えて、結論、私は死ぬわけにはイカン!と思ったのでした。
保険金じゃないんだよ。母親がいなくなってどーする!?!?

心は、先へ先へ、ひた走るのよ、今でも。
だけど、自分の身体の「老朽化」は、きっちり受け入れて、メンテの対策を考えねば。
とりあえず、ハラはちょっとスッキリしましたから、、、、

そうそう、時々コメンテイターのぎゃん氏が、BMI値が高い人の開腹手術はめちゃくちゃ大変で難しく、くたくたになるので、割高にしてほしいとおっしゃっていました。

>①皮膚切開の大きさの割には、術野(視野)が狭い。
>②腸管に行く血管の走行がうまく追えない。
>③術後の呼吸器合併症なども多くなる。など、いろいろな悪いところが出てきます。

>手術代は、BMIが大きい人は、割り高にしてほしい。
>ほんと、手術がたいへんなんだから。
>そうすると、手術代惜しさにダイエットをする人が増えて、
>メタボリックシンドロームが多少減るという副次的な効果がでるかもしれません。

ぎゃん氏は、院内では、エレベーターを使わないそうです。
Comments (8)
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