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WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

ショウ・マイケルさん

2008-11-24 | アーティスト魂


何度も何度も登場していただきました、お馴染み?SYO Michaelさん。

またまた最近、参照数、訪問者数が増えましたので、いまいちど、おさらい…ってカンジで、改めてご紹介させていただきます。

東京時代、私がバンド活動を始めたのは、12年前。
自分のオリジナルの曲をまとめて、初めて、LIVEというかたちで演奏したのが、12年前でした。
そして、その曲を故郷の人たちにも聞いてほしい…という思いで、地元にいる私の弟と妹…それぞれ音楽系…を巻き込んで、LIVEをやったのが11年前。

ショウ・マイケルさんは、そのときに通りすがりで見に来てくださったのです。

SYOさんとは、そのときのLIVE以来、「アンケート」を書いてくださったのをきっかけに、ずっと年賀状のやりとりが続きました。

私は、Takが2歳のときから、夫と離婚してTakと二人で暮らしていました。
Takを連れて高松に生活の拠点を移すことには、決心や覚悟がいりました。
東京で四半世紀で築いてきた音楽のネットワークを放り出してしまうことには、相当周囲の反対や、TAKAMIさん、これからも東京で頑張ろうよという激励もあったし、自分自身でも考え込みました。
けれども、放り出すのではない、東京で築いたネットワークと、これから高松で築いていくネットワークと、ダブルになるのだ…と考え、Takと一緒に故郷に帰ることを決心しました。

それにあたり、私はまず、お会いしたこともないSYOさんを頼って、手紙を書きました。
「こんな事情で、高松に帰ります。これからは高松で音楽活動をやっていきたいので、よろしくお願いします。」

ワゴンRで帰ってきたばかりの新居に、SYOさんからの手紙が届いていました。
「Speak Lowというお店に出入りしているので、いつでもいらっしゃい。マスターにも伝えてあります。」
…手書きの地図付きの。

そして、高松LIVEから10年の歳月を経てSYOさんとご対面して、何度かLIVEをご一緒させていただいているうちに、他のミュージシャンの方たちとも出会い、地元のミュージシャンの人たちとのご縁が広がり、自分のLIVEができるようになりました。

そういうわけで、SYOさんは、私の高松での音楽活動の原点、出発点でお力添えを下さった恩人(なんて一言ではいえないくらい)なのです。

…というのが、これまでのおさらい(^_^;)


今やSYOさんは、私のバンドの影のバンマス!?
私のLIVEで演奏する曲のアレンジをやって下さり、曲順を決めたり、メンバーの似顔絵つきの進行表を作って下さり、さらに、営業活動も、積極的にして下さいます。




彼のJAZZは、やんちゃで、暴走型。
ご自身率いる「ZAC BRAN TRIO」では、いつも、MC担当のタカハシさんに、「スリリング」と言われています(^_^;)
それが、聴く側としてはとっても楽しいのです♪




でも反面、バラードや、ご自分でアレンジなさるクラシックのモティーフを用いた曲などを聴いていると、突然風景が目の前に広がっていく。

「風景が広がるとはなんだ?」

それはね、音楽で世界を作る、それが私には見えるのです。
以前、Speak Lowのセッションで、ダニーボーイを歌わせていただいたとき、SYOさんがイントロを弾き始めると、突然、目の前にアイルランドの谷間の風景が広がっていきました。
リハにお付き合いいただくのに、家に来てピアノを弾いていただいても、「ウィンターワンダーランド」が広がったり、「メリーリトルクリスマス」のあたたかい夜が広がったりします。
SYOさんはラフマニノフやショパンが好きで車の中などでよく聴かれます。流離いのロマンティストです(^_^;)
これがSYOさんの音楽の本流なのだな…と、少し理解できてきました。
ラフマニノフのコンチェルトを聴いていて広がっていく風景と、SYOさんのピアノがつくる風景は、同じ類です。




私も、風景が広がる音楽家になりたい。
自分の音楽はコレなのだ…という確信できる世界を持って、さらにそれを音で表現できることなのでは…と思います。

…これは、また別のお話。近々、書きたいと思います。


SYOさんは、最近私にも駄洒落を言ったり、私やNAOKOちゃんの似顔絵を書いてくれるようになりました♪
2年前はめっちゃ無口でとりつく島がなかったのです、、、
とある大先輩に相談したところ、「そういうタイプの人とは、とにかく音楽の話だけをするように」などとアドバイスをしていただいたっけな~~(^_^;)


でも、ようやく私も、SYOさんの「囲い」の中に入れていただけたのだかどうだか、、、

「永遠の少年」…てことで、今回も、気合いを入れて画像を厳選しました。私の愛と敬意が伝わりましたでしょうか??



Comments (6)
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