photo 提供tarumiさん
22日、ストリートライヴ前夜、中学の同窓生tarumiさんの主催する、小川美潮さん&渋谷毅さんのデュオのLIVEに、ピアニスト、SYO Michaelさんと一緒に行ってきました。
tarumiさんは、香川大学工学部の教授でありながら、1年に100回も(本人には、そんなに行ってないといわれてたけど)LIVEに行くような音楽やアートに造詣の深い方ですので、その彼がイベンターデビュー?のLIVEってことなので、絶対ハズすことははいだろうと…
小川美潮さん…大変失礼ながら、お名前を存じ上げませんでした。
「チャクラ」とか、「ウズマキマズウ」とか、あっ、それなら名前はきいたことあるわ…って程度。
音楽の世界、ジャンルは本当に広くて、移り変わりも激しく、そんな中で、本当に好きな曲やアーティストに出会えることは素晴しい。
このLIVEの感想を、どのように書いたらいいのだろうか、、、
美潮さんの歌は、「完璧」でした。
どうしても、自分もヴォーカルをやっている立場として聴いてしまうので、
「リラックスして楽しむ」というより、あまりのスゴさに「目が座る、息を飲む、引きずりこまれる」って感じ?
何が「完璧」といって…一瞬一瞬の、ブレスのコントロール。
「こんな音が出したい、こんなふうに歌いたい」というのを、完璧に声で表現していらっしゃる…
私には、これ以上ということが想像できませんでした。
いえ、ご本人にとっては、こんなのは当たり前、まだその次がある、まだまだだと思っていらっしゃるかも知れないけれど、私には、彼女の、発音、発声、あまりにもスゴすぎで、私にはこれからまだまだ自己研鑽、技術的に、やるべきことが山積みだと…
とても触発されました。
tarumiさんに紹介されて、You Tube で予習しておいた曲や、ずっと以前、細野晴臣さん関連の曲をたくさんアサっていた頃に聴いた懐かしい曲… たくさん感動しましたが、言葉で書いても伝わらないと思います。
渋谷毅さんのピアノは、とても優しく、これもまた、「完璧」な音使いでした。
私には、正直いって、ピアノプレーヤー(自動演奏)を聴いているように感じました。
ダイナミクス(強弱)の枠が限定で、はみ出すことのない演奏。癒し系、お手本のような緻密な演奏。それなのに本当にリラックスしきって弾いてるように見受けられました。
休憩時間に、ドラマーS氏が、「渋谷さん、相当飲んみょるで~、大丈夫かいの」なんて言ってたので、2ステージめ、目を閉じて、自分の音に埋もれて弾きながら居眠りしちゃうんじゃないかと、ハラハラしてしまったわ(^_^;)
もちろん、そこはプロなので、そんなことあり得ないんだけどそれほどリラックスしたきれいな音なのでした。
しかし…飲んでてもあんな完璧な音使いができるなんて、すごい、、、
photo提供tarumiさん
最後に、アンコールで、「ケ・セラ・セラ」を歌われましたが、歌の中に、突然「うどん職人になりたい男の子」が出てきたりして…今日の高松ライヴ用に台詞をつくって挿入されたようです。
唯一この歌だけが、私は気持ちを緩めて、「普段の自分に戻って」聴くことができたような気がする、、
ハイテンションの完璧な世界から、すぅっ…と両手で掬って、にこにこ笑いながら元の場所に戻してくれました…ってな感じ。
これもまた、素晴しいステージングなのだった、、
さて。
Speak Lowで、また別の同窓生で眼科医のM氏に会いました。
私は5年前から緑内障でお世話になってます。
でっ、彼が急に「オカリナ買うたんや」…とぼそっと言うのです。
え~~~っ!!オカリナとな!?!?
私は、オカリナの切ない音色が大好きで、先月末に栗林公園のライトアップに行った折にも、オカリナの演奏を聴いて泣いたぐらいだもんね。
私の中で、今いちばん旬な楽器なのだ!!
その場で即座に、来年の私のライヴに友情出演していただくことが決定。
「譜面くれたら練習しとくから。でも、なるべく簡単なキイにしてよ」
この一言が頼もしい…♪♪♪
簡単なキイにするとも!私やって、ややこしいキイで書くのはめんどくさいし~(;^_^A
彼は、中学時代、ブラスバンドだったし(わが母校のブラスバンドはとてもグレード高かったもんね)、ピアノもやってたし、しかも、コーラスでハモリもOKなんだって。めっちゃ頼もしいわ。
名曲「樹のうた」のコーラスはゼヒとも参加していただきます。
この日は、ストリートライヴ前夜だったので、とにかく、それが終わらないことには、シフトチェンジできないので、何の構想もなかったのですが、これをアップしている今は、もう、ストリートも終わって、さ~~次は2月!!ってことで、もうだいぶ具体的なところに踏み込んでます♪♪
もう、お正月を通り越して、気分は2月ライヴ。
大掃除はそれが終わってからやろう(^_^;)
でっ。
翌日は、SYO Michaelさんも私も、それぞれ本番だというのに、2時ごろまで、本日の感想から、今後のピアノ&ヴォーカルでのデュオ構想についてなど、TELで語りまくりました。実はそのこともあってSYOさんにご一緒していただいたのだ。
とても有意義で濃い時間でした。
tarumiさんありがとう。これからも行くでー!
M氏、今後とも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。
ストリートライヴの記事は、このあとににアップしますね~♪