WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

ミッキーさん 安らかに…

2014-06-21 | 人生妙なり




音楽ともだちのミッキーさんが一昨日旅立たれました。
54歳でした。


昨日、別の音楽ともだち「リハセン山」さんのmixi日記での告知にて旅立たれたことを知りました。
重いご病気だということは、なんとなくいろんな方のブログやコメントで存じていましたが、信じたくなく、お元気になってほしいと願い、誰にもなにも私から聞くことなく今日を迎えることとなりました。


それほど親しかったわけではなく、ギター弾き語り系のライヴのお店=「ラ・フォンティーヌ」&「カフェ・ド・アーク」限定でのお知り合いで、
何度か行くうちにお友達になりました。
ミッキーさんも弾き語りをされるそうですが、私は一度もお聴きしたことがありません。
おくゆかしく?謙虚なミッキーさんはライヴの「司会」をされていた印象が…
ミッキーさんは、いつもにこにこと笑顔で穏やかで、優しさをひたひたと湛えていらっしゃいました。
  
一昨年ご結婚されたことも、噂は耳に(目に)していましたが、奥さまとも今日初めてお話ししました。
でも奥さまは、私のライヴにいらしてくださったことがあり、私の顔も名前もご存じでした。


「リハセン山」さんの告知に

>明日18時からのお通夜の後、弾き語りで送ってあげたいと思います。
>寄れる方はスコアを持ってベルモニー会館香西までお越し下さい。

と、ありました。
私は弾き語りはできないけれど、そういうお見送りの席には参加させていただきたいな…と思って、お通夜には激しく遅れてしまいましたが、
その後、親族控え室のようなところで催された「弾き語りお見送りの会」?に、参加させていただきました。

それが…
ものすごくいいお通夜でした。




ミッキーさんのご遺体を安置したお部屋で、ミッキーさんへ、ギター&ヴォーカルの方たちが次々に歌う…というもの。
送る会は、高松千春さんの「旅立ち」から始まりました。
それぞれの方が熱唱。
ミッキーさんとの最後のお別れを、こんな音楽なお見送り…って、すごく素晴らしい。
ミッキーさん、きっと心から喜んでいらっしゃることでしょう。


「チャコの海岸物語」
「シクラメンの香り」
「上を向いて歩こう」

…と、「ミッキーさん縛り」の歌本の中から、参加の方が次々と歌っていくうちに、
次々と、お友達のみなさんの演奏が続いていくうちに、だんだんと参加者全員コーラスになりました。
特に「上を向いて歩こう」は、自然に3部になっていて、ナチュラルで、風のようで…  素晴らしかった。
きっとこの場だから、みんな一緒にハモって歌ったんだろうな。
ミッキーさんをお見送りする心がひとつになったんだろうな、、、


音楽でお見送りするって、すごくいいな…
私も、こんなお葬式、やってほしいな~~~
明るく楽しく、仲間で見送ってほしい、、、






でも、奥さまや、ご遺族の方たちにとっては、このような「送る会」は、
その場は楽しく、故人も喜ぶし、いい時間に違いないけれど、このあとで本当の寂しさをひたひたと味わわれると思うと、胸が締め付けられます。
ミッキーさん、どんな思いで旅立っていかれたのでしょう?
同い年なのです。
でも、最後の時間は、愛する奥さまと一緒に、ほんとにお幸せだったことと思います。
いい人生だったことと思います。


数えるほどしかお会いしていない私にさえも、やさしい笑顔で、たくさんのことを伝えてくださいました。


本当~~~に今日の送る会はよかったです。
これもミッキーさんのお人柄…


ミッキーさん、安らかに…
Comments (2)
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