イェ~イ SYO Michael 日本人に見えないっす!
9月になっての最初のイベントは、SYOさんちでのミュージシャンパーティー。
SYOさんが、最近セッションなどで新しく知り合った方たちをお招きしての、飲み会&セッション。
まずは「セッション」とは!
(ミュージシャンにとってはあまりにも当たり前ですが、そうではない方のために…)
ミュージシャンが集まって、その場で「せーの!」で演奏すること。
これで合ってる?
もちろんそのためには、いろいろ条件があります。
「故郷」(ふるさと…敢て日本歌曲で例を書きます)
これは誰でも知ってるので、じゃあ、みんなでこれを演ろう!
私ヴォーカルね。
「1.2.3.1.2 ハイ」の合図で曲が始まります。
カウントを出して曲のテンポを指定します。
TAKAMIが「故郷」を歌う場合は、イントロはルバート(てきと~に自由に弾いてもらう)ってのが多いな。そういうのもアリ。
「故郷」うたってるワケじゃないけど、何を歌ってるのか誰も覚えてない、、、
メロディーは誰でも知ってるけど、和音進行は、いろんなパターンがあるよ。
だから、全員で和音進行を揃えるには、コードネーム(和音の記号)を書いた楽譜が必要。
これは、通常、フロントの人が用意します。
フロントとは、ヴォーカルとか、管楽器とか、メロディーを担当する人です。
TAKAMIはコードには拘りがあって、ここはこのコードにしてほしい、
ここのベースラインはこのように進行してほしい…というのわりとあります。
そこのところはキッチリ書いてさえいれば、楽器のみなさんは、その通りにやってくれます。
でも、あまり拘りまくると、楽器の人たちが自由に動けなくなってしまって、楽しくなくなるので、ホドホドというのが大切です。
拘りとは、「拘束」みたいなもんやからね。
左より、ハヤシさん、ちかちゃん、ヤノさん これぞめっちゃセッション!
さて。「故郷」は、16小節です。
まず、フロントの1コーラス、つまり1番(16小節)が終わったら、次は、ピアノ、ベース…と、アドリブが続きます。
アドリブとは、コード進行(「故郷」の和音進行)をキープしながら、それぞれの楽器が、メロディーから離れて、自由に演奏します。
「故郷」のコード進行で、好きなように、気の向くままに演奏するのです。
即興で、その場で作曲しているようなもの。
「故郷」は3拍子ですが、アドリブに突入したら、4拍子になったり、テンポやリズムも変わったりするのもアリ。
「リズム」とは。
「故郷」は3拍子。普通のワルツです。和風ワルツとでもいうのか!?
ワルツにも、ウィンナーワルツ、ジャズワルツ…など、いろいろあります。
4拍子なら、4ビート、8ビート、ボサノヴァ、タンゴとか、4拍子でもいろんなリズムがあるのです。なんとなくわかる?…まあ書き出せばキリがないのですが、
みんなで演奏してる途中でスイッチが切り替わり、リズムも変わったりする。
このあたりは、阿吽の呼吸で、決め事はなく、臨機応変。これがジャズ。これがめっちゃ楽しい♪
そしてもう、原曲は「故郷」なのに、それぞれ勝手気儘なことを演りまくって、遊ぶだけ遊んで、最後はまた、フロントがメロディーを演奏します。〆ですね。
これが「ジャズ」の1曲の流れなのですが、セッションでは、これらを、リハもなく、
最低限の打ち合わせ
楽譜(コード進行) 最初のリズムの指定だけで、ミュージシャンがみんなで楽しくやろ~~\(^o^)/な感じで「せーの!」です。
エンディングも、雰囲気でてきと~~~~
ちかちゃんと私、性格めっちゃ対極なんだけど、ミュージシャン的には地下水脈で繋がっとります\(^o^)/
このたびのSYO邸での宴は、私は、「酒のアテ」係で、一応数種ご用意させていただきました。
最近お友達になったピアニストのちかちゃんも、お手伝いに来てくださり、一緒に半世紀の人生を深~~~く語りまくりながら、作りましたが、料理画像皆無( ̄□ ̄;)!!
ちょっと残念だなあ~~
宴が始まると、超楽しくて、「画像撮る」ってのが抜け落ちるのだ。
本当に、音楽の「地下水脈」(最近、この言葉が超お気に入り)で繋がっている方たちとの出会いは嬉しく心ときめきます。
音楽に限らずアート全般ときめきます。
東京で四半世紀を過ごし、たくさんの音楽仲間ができて、高松に帰るかどうかとても迷いました。
40代で、高松で1から音楽活動を始めることに、正直不安がありました。
でも、それは全くの杞憂でした。
本当に大切な音楽仲間との出会いがありました。
「人数」ではないのです。
出会いは多ければ多いほど幸せというものではないです。
これは、音楽仲間じゃなくても、みなさん実感されていらっしゃると思います。
ぴんくのお顔のハヤシさん、ナイス!!
残念ながらフェイドアウトしてしまった人もいます。
でも、音楽仲間は、何十年遠ざかっていても、再会したら、時間の隔たりは一瞬でなくなります。
これも音楽仲間じゃなくても、みなさん実感されていらっしゃると思います。
地下水脈で繋がっている音楽仲間は、出会ったら、それまでの別々の人生の隔たりは一瞬でなくなります。
私にはその理由がはっきりとわかるけど、今ここに書くのはやめとく。
あまりにも私にとって大切なことなので、軽ぅく書けないのよね~~ん、、、
さて。
SYO邸でのミュージシャン飲み会&セッションのパーティー、
参加のみなさんに画像掲載の許可申請をしつつ、「私何歌ったか全然覚えてないのよね~」とかってメールしたら、
みんな「アンタの歌った曲なんか覚えてないわ」と、、、
こうして、記憶のないところでセッションの夜は更けていったのであります。
いや~~しつこいけど、料理画像がないのは残念!
次回こそは!
またやろう!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます