瀬戸芸 直島「家プロジェクト」
酷暑の直島から2ヵ月近く…
秋深まってます。テンプレートも秋刀魚に模様替えしたし、夕飯はすっかり秋の食材…
(と書き始めてから、さらに経過して…)
さて。
今さらの瀬戸芸直島第二弾。もう秋会期が始まっているというのに( ̄□ ̄;)!! 夏の記憶を書きとめておきます。
地中美術館をあとに、バスで「家プロジェクト」の地域へ向かいました。
帰りの船の時間が限られているので、かなり急ぎ足となってしまいます。
「直島特有の家屋や寺社などを改修し、空間そのものを作品化して、家プロジェクト。
現在も生活が営まれる地域で、人が住んでいた頃の時間と記憶が織り込まれている。1998年に始まり、現在では7件が公開中だ。」
(瀬戸芸2016 公式ガイドブックより)
まずは初回からガイドブックやウェブサイトを見て興味深かったこちらから
角屋/Sea of Time'98 宮島達男
炎天下、バスや徒歩で移動しまくった私たち3人(SYOさん、息子Tak 私)には、このひんやりとした空間が大変心地よかった! 暫く涼みたいよ~~~!!
建物の中は、いきなり暗く、目が慣れません。建物の中は、水が張られたプール状態で、狭い回廊を、足を這わせるように歩いて、私達は、奥の「床の間」のような場所を陣取りました。
「あ~~涼しい…」 体が癒され、水中に明滅しているたくさんのデジタルカウンターを眺める余裕ができます。
0~9までの数字が、ひとつひとつ違う間隔で現れては消えていきます。
ほどよく疲れているこの状態で眺めていると、と・ら・ん・す状態に陥ります。
何時間でも、時間の経過を感じることもなく、ここに「無」になってい続けられるような感じ…
これまでブログの記事にしてきた、仏生山温泉の低温浴に浸かりながら温泉の水音を聴いているときや、屋島水族館で、クラゲの水槽を鑑賞しているときのような、、、
それから、いくつか家プロジェクトを回りましたが、せっかく書いた原稿が保存されず消失してしまいましたので、大きく挫折。はしょります。
最後はここです。
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南寺/バックサイド・オブ・ザ・ムーン ジェームス・タレル
この建物は、地中美術館の建築家、安藤忠雄氏が設計。
館内では、同じく地中美術館の作品を手がけた、ジェームス・タレル氏のインスタレーション(っていう?)が展開されます。
ネタバレにならないよう、ほんの少しだけ…
まずは、館内に案内されると、真っ暗。真の闇。
そこに、小さな光が現れます。
いったいこれがどうなっていくのか、突然巨大になるのか、何か線を描くのか…??
十数分闇の中にいると、目が慣れてきます。
そこで終わり。
しかし、私は、目が慣れるのにものすごく時間がかかり、外に出るのは最後になってしまった。
そして、もう1人、最後までいる人を見つけたら、それはSYOさんだった(^_^;)
これも、どーってことないようで、大変シュールな体験でした。
全行程、大変グレード高く、超有意義だったのですが、実は私が瀬戸芸直島でいちばんよかった~!!と思っているのは、
「Iラヴ湯」に入ったことであります\(^o^)/
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予定の行程終えて、港に戻ってきて出港までの僅かな時間で、「ほなこれから各自自由行動!」ってことにして、20分で行ってきた。
「実際に入浴できる美術施設」
と銘打っています。どぉよ、、、そそられまくるじゃないの!
美術施設でフロ入る、、、( ̄□ ̄;)!!
過去2回瀬戸芸会期には、盛況で、とても入れる状況ではないとの噂を聞いていて、今回も、全く入るつもりはありませんでした…のですが、入れた!!
お着替え等準備してなくとも、直島にはコンビニあります\(^o^)/
いんやぁ~~ これまたシュールすぎる!!
まずは、外国人の方がハダカでのんびりと湯船に浸かったり、シャンプーとかフツーにしてる。
これだけでもシュールすぎます。
そして、南国風ジャングル風呂なのか、テルマエロマエ風なのか、はたまた日本の伝統的銭湯なのか、それらが混在して、無国籍銭湯…とでもいう??
これ、絶対温泉or銭湯マニアの方は入るべきヽ(`Δ´)ノ
そして、乗船直前には、たこ焼き買った!
こうして、日常に戻っていく感覚…
瀬戸芸では、島のおっちゃんとのコミュニケーションもとっても楽しい。
ベネッセ直島といえど、ず~~っと昔から先祖代々この島で生きてる人がいるじゃないの。
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直島のアートは日帰りでは鑑賞し切れません。
それでも、私なりに思う存分浸りました。そして、ものすごく久々のTakとSYOさんと3人の日帰り旅。
他にもご紹介したい作品はいっぱいあるのです…が、先日行ってきた「伊吹島」が控えているので、かなりはしょりました。
画像のみで失礼いたしますm(_ _)m
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