WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

瀬戸芸2022 男木島1

2022-10-20 | 瀬戸内国際芸術祭
大岩オスカール+坂茂(建築)  男木島パビリオン



12年前からずっとお慕い申し上げております、大岩オスカールさま。

12年前のあの日の火事で作品が全焼したときのあなたのメディアへのコメントは、
私の中でくすぶる火がすぅぅー-っと消されていくようでした。
あなたの、作品を遺すことにこだわらない潔さに心から共感いたしました。
いやそれは潔さなのではなく、アーティストが本来持つ「表現」に対する基軸というようなものではと感じました。


2010大岩島


瀬戸芸でのあなたの最初の作品を焼失する前に見ることができて本当によかった。
あの時私はあの「大岩島」の中に飛び込んで駆け出したい思いに駆られていました。

それから次の会期には場所を変えて、今度は作品の中で佇んだり遊んだりできる作品。
男木島のとき、あの作品の中に入りたいと思った願いが本当に叶いました。
どれほど嬉しかったでしょうか。
私のパートナーと一緒にどれだけ楽しんだことでしょうか。


2013大岩島2




今日はまた男木島に戻ってきて、窓ガラスに書かれたあなたの絵を海や空に浮かべて、まるであなたと一緒に絵を描いているような気持ちになりました。































今回のの男木島はまずはここから。

窓ガラスに描かれた絵を、窓の外の海の景色のお好みの場所に配置できます。
座ったり寝そべったりして。
ほんとに楽しい。アートって。

天国にもアートある?


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