伊吹島の次はチャーター船で粟島へ。
♪♪島から島へと渡ってゆくのよー-
はい。ここで、伊吹島と粟島の位置関係をご説明させてください。ゼヒゼヒ。
瀬戸芸公式ガイドブックの地図です。色がうっっっすぅ~~くてごめんなさい。
毎年このように公式ガイドブックの地図は薄いんです。…いや私の緑内障が進んでいるからか!?
とにかく、伊吹島と粟島の場所だけおわかりいただければいいのです。
伊吹島は香川西端の島。しかも、「荘内半島」という大きな半島が付き出していて、離れ小島です。
ここから、「荘内半島」を迂回して、粟島に行くのです。
これがチョー楽しみだったのだ♪
右手に見えるのが荘内半島
チャーター船には2Fデッキもあって、潮風がとても気持ちいいです。
でも上がってくる人は殆どいない、、
粟島は、4月になかちゃんに遠足にお誘いいただき、島の頂上まで登ってお弁当食べて、「梵音寺のタブノキ」(巨木)にも訪れて、瀬戸芸とは全然違う時間でした。
瀬戸芸は、なんだか違うところに来たみたいです。
こちらでは個別行動をさせていただきました。
時々道に迷うんだけど、そこは通りすがりの島の方に伺って、あまりタイムロスなく回れました。
やっぱり自分の足で歩くのが好きだな。
種は船 日比野克彦 TARA JAMBIOアートプロジェクト
思考の輪郭 エステル・ストッカー
もし忘れたいならそうすればいい。覚えておきたいならそれは高くつくだろう。
私には春がなかった、夏がなかった、今はもう冬。
私は出発の風も到着の風も知らないままだ。
過ぎ去った子供たちの歌 ムニール・ファトゥミ(フランス)
どこからどこまでがどの作品のタイトルなのだかよくわかりません、、、ガイドブックには間に合わず載ってない模様。
2Fには音楽室があって、壁には西洋音楽の作曲家たちの肖像が並んでいて、グランドピアノの譜面台には、旧粟島小学校の校歌が。
読んでできるなら弾いて歌ってみたかったな。
さらには屋上へ。
寂れた屋上。そこの壁には荒んだ落書きが、、、
だけど、瀬戸の風景ががそんな思いを優しく包んでくれている、、、よかったここに来て。
「い・ま・こ・こ」
これに惹かれて、なんとか行ってみたかったのでした。
あとでガイドブックを読むと、これはロウソクの光を踏み潰す映像作品なのだとか。
このブログではロウソクの向こうに足が見えますが、かなりの距離を急いで歩いてきた私にとっては、足なんか見えない。
暗ーい部屋で、揺らめくロウソクの炎が一瞬にして消される…という場面をひとりで何度も繰り返し見たのでした。
それは癒される時間だったのでした。これ、解釈全く違う。いやでも、それでいいと感じる。
Re-ing-A 日比野克彦
海に浮かぶ2頭の像。
これが今日のの旅のおわり。
このあと私たちはチャーター船で宮ノ下港で下船。それからバスで高松まで連れてってくださいます。
もうみんなすっかり寝よるわ。 これぞコトバスツアー。
しかし、私、全然眠れませんでした。なんか…理性と感性が眠らせてくれず、今日のいろいろなことが思い起こされたりして、ずーっと起きてました。
それもすごくいい時間でした。
すごく、ぐるー--っと、大きくいろんなところを回り回って、なんとかちゃんと着地しました…という感じ。
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