WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

ファミコンことば

2004-11-12 | よしなしごと
今日は新しい職場で、電話オペレーターとしての話し方、声の出し方などの基本的な
研修を受けました。
楽しかった~!教わったことは、基本的な、当たり前なことばかりでしたが、
 講師の先生の話し方がとっても美しく、淀みなく、説得力があって、すばらしいお手本でした。
LIVEのMCでいつも「あのぅ~」「え~~」…などとやっている私としては、
ひっっっじょぉぉ~~にお勉強になりました。

ところで、その研修の中で、取り上げられた「ファミコンことば」
「ファミレス、コンビニ」から発祥?した言葉をこう呼ぶそうです。
「…よろしかったでしょうか」
「…になります」
「…のほう」
「…のかたち」

耳につきまくるこれらの言葉、
取り上げられて、先生に訂正されて、ものすごく胸がスッキリしましたが
研修が終わって、ヨレヨレになって帰ってきて、夕飯つくる気力もなく
Takと、保育園のおともだち親子と4人で行った「和み亭」で、
早速言われまくりました~(^_^;)

「生ビールおふたつででよろしかったでしょうか」
「おしぼりのほう、ただいまお持ちいたします」
「こちら、軟骨唐揚げになります」
「こちら、キムチチゲになっております」
「レモンはカットのかたちで…」

それにしても私、この仕事やれば、LIVEのMCがちょっとは美しくなるでしょうか??
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早寝早起きあしたの用意

2004-11-11 | よしなしごと
今日まで失職中でしたが、明日から新しい仕事です。

早朝Takを保育園に放り込んで、電車を3回乗り換えて行く職場。
…こんなのが続くかなあ、、、と、もう今から気分的には引いてしまいそうなのですが。
なによりTakがかわいそう…と、息子のせいにしたい私。
これを続けるためには、生活の大転換をはからなければならないのであります。

早寝早起き。
…これはヘルシーでとっても善いことですね。
明日の用意は夜にやる。
…ふつ~当たり前ですね。小学生だって、前日にあしたの時間割りを用意するんだし。


折しも私は今日、ミニコンサート本番でしたが、朝になって譜面台が見当たらなくて、
1時間半探しました。結局見つからなかった。
探しているうちに、パニックに陥って、携帯もどっかに置き忘れ、カギも行方不明。
キッチンも片付けず、洗濯物も干さず、部屋はめちゃくちゃのままリハにも遅刻。
本番の会場に行くときになって、ガソリンがからっぽなのを思い出して、道中、みんなに待って貰って給油したし…
本番はことなきを得ましたが…いえ、かなりイイ感じだったと思いますが、
メンバーの方がたには相当のストレスと御迷惑をおかけしてしまいました。
m(_ _)m
…私は、こうやって半生を生きてきました。
小学生の頃から忘れ物王だったし(-_-;)

しか~~し!!
これから先の人生、これでいいのか!!??
これはもしかしたら、人生大転換のチャンスだぞ~!
い~~や!ここまで通したこのキャラでいくべきだ…

♪Takくん、明日の準備をしましょうね。
♪おようふくはこれとこれとこれ。
♪おカバンに、歯ブラシとコップをご用意してね。
…とか言いながら、明日のあさごはんを迅速に作れるように、
キッチンに積み重ねたままの洗った食器を片付けて、
調理スペースをつくっておく。
(ふつ~当たり前だろっ!)
ああそうだ、キッチン挟みを活用せよとのアドバイスをいただいたんだ。
食パンやハムを切るときは、これがいいかも。
まな板が要らないってスゴイかも!
…なんか脱線してきたぞ。


そして「今日できることは今日のうちに」
今できることを今やる
これが人生後半の座右の銘になるべきことばなのだろうなあ。
今からこんな大転換ができるのか…!?
「無理…( ̄ー+ ̄)」と囁く小鬼の声が、、、
しかし、一応努力してみようという意欲はあるんですけど。
Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムーンライト ワルツ

2004-11-11 | 詞(うた)
真夜中に目を覚ますと
月の光が カーテンの隙間から流れ落ちて
冷たい床に 光の水溜りが浮かんでいた

ベッドから滑り出して窓を開ければ
風が吹いてカーテンがそよぎ
床一面に光の湖が広がっていった

閉じこめられて あなたにさえ言えない思いが
広がってゆく

きらきらと 針のように光が降ってくる
はだけた胸に降ってくる
きらきらと 目を閉じれば あなたが降ってくる
私の肌に降ってくる


十万年昔には
このあたりには 底なし沼が広がって
満月の夜には 銀色の蓮の花が咲き乱れていた

月明かりを浴びながら 独りで踊る
胸の鼓動が高鳴って
あなたの吐息が 耳の奥に蘇っていった

身体のなかで あなたとの 封印された夜が
広がってゆく

きらきらと 針のように光が降ってくる
痩せた背中に降ってくる
きらきらと 目を閉じればあなたが降ってくる
私の肌に降ってくる

痛いほどに 降ってくる
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抱きとめること

2004-11-10 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
今日はお悩み中の保育園のママ友と園の先生の面談にご一緒させていただきました。
とっても有意義なひとときでありました。
テーマは「家庭内暴力に走る4歳児とどう接するか」
結論は「抱きとめること」
暴力も暴言もまずはすべてを受容する
そんなに嫌だったんだね
そんなに怒ったんだね
そして、問いつめずに話を聞くこと
ああ難しい。
時間は止まってくれないし。
朝のクソ忙しいときに、いちいち抱きとめてるワケにはいきまへん。

「なめんなよ、親の威厳を思い知れ!」
と、やりたくなってしまいます。
いえ、やっておりますです( ̄_ ̄|||)

しかしまあ、朝のガミガミはしょうがないとしよう。
そのかわり、夜は寝るまでの短い時間にいっぱい愛情表現してあげよぉ。
今でも1日のあちこちに愛の言葉を散りばめているつもりなんだがなあ。
だけど突然烈火のごとく怒るし、極端なのよね、アタシって(-_-;)
Takはよく付き合って、ついてきてくれるよなあ…
ありがとうね。

「おかあさんのおなかの中に来てくれて、よかったな~うれしいな~」
って、今は臆面もなく言えるけど、Takが成長してもずっと言える親子関係でいたいです。
Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お料理おかあさん♪

2004-11-09 | 美味礼讃
でっ、前出のカリーができあがりました。コレです。
今回は、失業中も極限でマジでおカネもなく、冷蔵庫のありあわせで作ったカリー。
具は手羽元の他にはにんじんとさつま芋、それにゆで卵と香菜をあしらっただけ~
でも息子Takは大喜びで、母は「お料理おかあさん」の称号を貰いましたが、
子供向けのカリー作りに甘んじてるワケじゃありません。
いちおぅ~自分用にはトウガラシを後でどばっ!と入れれば、
これで完璧にエスニックで、満足なのであります。
やっぱ香菜の香りがね~~~♪
あっ、それと、ごはんは麦大量入りで!

ビールとともに食したいところですが、
高プリン体飲料は制限中なので、やっぱり焼酎シークヮーサーで
(^_^;)
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PINK JIN

2004-11-09 | 美味礼讃
先日、お昼にスパゲッティを作る気満々でトマトソースを解凍したら、
それは「あめ色玉葱」だった…(T_T)
ので、今日はそれでカリーを作っています。
煮込んでいる間に、キッチンの棚を整理していたら、
10年以上前の「アンゴスチュラビター」が出てきました。
これは果たして使えるのだろうか!?

さすがに古すぎてコワイので、どぼどぼ…と捨てようとしたら、
うわぁぁぁ~~~っ!!
…と、ビターの香りが広がりました。
香りの記憶って、なんだか突然に、一瞬にして、眠りから覚める感じ…
封印が溶けるというか…

大好きだったエギュベルやボンベイサファイアの PINK JIN
ああ、懐かしのバーテンダースクール時代…

久しくバーにも行っていないけれど、
もう数年経ったら、またいい店を見つけて通いたいなあ。
落ち着いたバーの重厚なカウンターにしっくり馴染むような
熟年になりたい(#^_^#)

しかし、現実はJINROお湯割り、シークヮーサー入り。
たまに豆乳割り(^_^;)
これもまた、ヘルシーでいいんですけどね。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アニーローリー

2004-11-08 | アーティスト魂
私がこのブログを始めたのは、とっても真面目な目的のためです。
それは、「うたをつくる」感性を磨きたいからです。
最近書きたいうたのテーマはとっても遠大なもので、
このところ挑戦しては挫折をくり返し、
今の私には、力量的に無理…と悟りました。
でも、いつか必ず、シンプルで心に染み通るようなうたを書き上げたい
と、思っています(#^_^#)


ところで近々やるボランティアのミニコンサートで「アニーローリー」を歌います。

こんなドラマがこの詞にはあるのでした。
高齢者の方が対象なので、これを日本語で歌います。
日本語の訳詞、すごくいいです。歌っていて、むねが熱くなります。

3人の先達の訳詩です。スバラシイ!!
世界の民謡の日本語訳って、文語体で、なんかあんまりピンとこなくて、
しかも、なんだか邪道、やっぱり原語でうたわなくては!
…などど学生時代には若気の至りで訳詞ってものを軽視していたのが恥ずかしい。

男性の熱い想いを語るうたですが、
これを女性がうたうときは、こんな手紙を貰った、愛されまくっているアニーローリーになりきる。
人生のふっかぁ~~いところを見て触れてきた人なら、絶対泣けてきます(ToT)


でも、さしあたっては、クリスマスのLIVEが決まったので、
やらなきゃいけないのは、クリスマスの曲のアレンジだ!
「オリオン」も手直ししなきゃいけないしな~


よかった、失職中で(^_^;)あと4日この状態が続きます。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マザー牧場

2004-11-07 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
Takは早起きした


 Takは羊をよしよしして嬉しかった

  Takはウサギをずっと抱っこしていたかった

   Takはスキップができるようになったのが得意だった

    Takはランチの途中で睡魔に襲われた


Takはこぶたレースに参加できなくて悔しかった

 Takは大きな馬に乗ってとても嬉しかった

  Takは馬舎の馬に触るにがちょっと恐かった

   Takはジェットコースターに恐くて乗れなかった

    Takは観覧車に乗って楽しかった

     Takは芝生の斜面をボールを蹴って駆け回った


Takはもっともっと遊びたかった

 Takは興奮してなかなか眠れなかった
   
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どんぐり

2004-11-06 | 詞(うた)
深い秋のまん中で
おかあさん…と呼び止められて
足を止めて振り向くと
きらきら笑うその手いっぱいの どんぐり

いつの頃から 足元の
たからものを見つけることを忘れたままで生き急ぐ

長い封印を溶かすのはきみのきらきら笑う声
その中には心いっぱいの どんぐり

空は高く
雲は白く
風はあたたかく

やわらかな光の中
世界いっぱいの どんぐりたち


「おかあさん、どんぐりは置いておくと中から虫が出てくるんだって。
だから、お鍋でことことするんだよ、先生がいってた。」と、いって、
4歳の息子が、どんぐりをいっぱい持って帰ってきました。
知っとるがな。「しぎぞうむし」とかいうんでしょ、あなたの「なぜ
なぜクイズ絵本」に載ってたっけ。
だけど、「コトコトする」ってことは、虫ともども、どんぐりもお亡
くなりになるってことでしょ( ̄_ ̄;)でも、やっぱり虫が出てくる
のは嫌だわ。ごめんなさい…ってことで、先程、茹でさせていただき
ました。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シチューなカンケイ

2004-11-05 | 詞(うた)

ふたりの関係は お鍋のなかのシチューみたい
火を止めちゃダメ 焦がしちゃダメ
これがなかなか気の抜けない関係

ときどきかきまぜて
それもそっとね 崩さないでね
お鍋の中はデリケート 
まだまだ作りかけ 二人の関係

このごろちょっとだけ素直に甘えられるようになったかな
拗ねたフリも少しずつ 上達したかも
でもまだまだ
ぐつぐつ コトコト ほわほわぁ~ん♪

ポイントは火加減だよね 
見守っててね シチューなカンケイ


ふたりの昼下がり
ときにはケンカしちゃったりね
膝を抱えて 背中向けて
あやまりたい だけどあやまりたくない

ホントは好きなのよ
だけどちょっとね ハラたつのよね
私だってね デリケート
わかってほしいこと まだまだあるのよ

言葉じゃ通じないニュアンス
これがいちばん問題だよね
こんな日の夕暮れ時は カンパリソーダ気分だよね
甘くて苦くて しゅわゆわぁ~ん♪

仲直りは黙って乾杯
このタイミング 習得しなくちゃ


ふたりの仲良しの秘訣は
わがままとガマンのバランスかな
そんなことも少しずつわかってきたのよ
でもまだまだ
ぐつぐつ コトコト ほわほわぁ~ん♪

部屋中に美味しそな香りが広がったら
ふたりは シチューな カ・ン・ケ・イ
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恋のかけら

2004-11-01 | 詞(うた)

ある日 恋のかけらがやってきて
空っぽのハートに とびこんだよ
かけらは 笑ったり うたったり はしゃいだりして
わたしをくすぐるの
だから 近ごろざわめいちゃう

好きになりそうよ
ちょっと優しい彼のこと
どうしようかな
恋してもいいかな
また笑ったり 泣いたり できるかな


恋のかけらが やってきてから
わたし ちょっとお喋りになったよ
かけらは 踊ったり 回ったり 転がりながら
わたしをからかうの
だけど いつでも寄り添ってる

すてきな人よ
だけどまた 悲しい思いするのがこわいの
わたしのこと ずっと愛してくれるかな
幸せになれるかな


かけらは囁くの
だいじょうぶ
明日だけをみつめてね
振り返らないで
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かごめ かごめ

2004-11-01 | 詞(うた)
かごめ かごめ
籠の中の砂漠は
さらさら さらさら さあらさら
砂が流れるだけで 時は止まったまま

籠の中の鳥は
幼いころの幸せだった あなたとわたし
いついつ出やる

夜明けの晩に
月の光は明るく
さらさら さらさら さあらさら
降り注ぐだけで 時は止まったまま

鶴さん 亀さん
ドアを開けてくださいな
籠の鍵は 錆びた恋
いついつ 出やる

(かごめ かごめ かごのなかのとりは
いついつ でやる よあけのばんに
つると かめが すべった)

そのとき

魔法がとけて 時計の針が1秒進む

かごめ かごめ

うしろの正面だあれ

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街を渡る風

2004-11-01 | 詞(うた)
深い深い空の底に 吸い込まれて溶けていった
あなたの名前が消えていった あなたのすべてか消えていった

空に溶けたあなたは夕暮れの陽射しになったり
街を渡る風になって 私の背中を抱き締めにくる
白い夜になって あたたかい闇になって 立ちすくむわたしに囁く

うつむいていていい 泣いていい 佇んだままでいい
笑えなくていい 怨んでもいい そのままそこで生きていていい

あなたのかけらを溶かして街を渡る風が 囁く


ずっとずっと眠っていたい 夢であなたに逢いたい
笑うあなたの頬に触りたい やわらかな声を聞いていたい

水になってあなたは 手のひらに流れ落ちる
掬って飲めば 切なくて叫びたい身体を鎮めてくれる
冬には木枯らしに 夏の日は木漏れ日に 姿をかえてあなたはいる

まだ愛していたい 一年中あなたを見つけて感じたい
まだ歩き出せない 笑えない 祈ることばさえ知らない

あなたのかけらを溶かして街を渡る風に キスしよう

この手に触れるすべてに あなたのかけらが笑ってる
揺れる花びらにも 朝露にも 白い雪のひとひらにも

あなたのかけらを溶かしてまわる世界のすべてに キスしよう

こんなに愛したままでいさせてくれて ありがとう


Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする