昨日の最後、思い出せなかった俳優の名前、あの後数
時間したところでふっと思い出した。
「ニコラス.ケイジ」である。
その時、これからは、ジョン.ケイジ、ジョン刑事、刑
事ジョン.ブックと関連付けていけば良いではないか、
と思った。
問題は、ニコラスだが、ここは、刑事ジョン.ブックが追う
犯人ニコラス.ペタスと覚えれば良い。
これはなかなか良いアイデアだと思ったが、その前に、
そこまでして覚えるべき名前かニコラス.ケイジは、と
いう大きな問題があった。
全くその必要はないのであるが、これも一つの言葉遊
びとして、少しは脳の活性化のためになるのではないか、
ということにしておこうと思った。
さて、「ファラフェル」であるが、その後検索してお取
りよせができる店を発見した。
京都にある「ファラフェルガーデン」という店で、イス
ラエル人が経営しているらしい。
ここだったら本場の味を提供してるだろう、ということ
で早速注文した。
本場では「ピタパン」というナンに似たパンにはさみ食
べるスタイルが一般的ということで、それも頼み、これ
も本場では一般的というソースも一緒に頼んだ。
メールで注文したが、確認のメールも来ず、ちゃんと注
文通っているのか不安であったが、二日後無事に到着
した。
それらは冷凍状態で、揚げるだけの段になっている。
見た目での違いは、まず「ファラフェル」の大きさ。
こちらが作ったのは、ゴルフボールより一回り大きいサ
イズ。
きたものは二回り小さいサイズ。
量からすれば半分以下だ。
このくらいの大きさが標準なのか。
形も球ではなく、扁平、ちょうど錠剤を大きくしたよう
な形である。
そして色であるが、全体が緑っぽい。
これは、パセリの色である。
パセリは必須なのか。
もう一つ大事なことがあった、パン粉を使ってないのだ。
要するに素揚げということだ。
これだけでも、本場物とはいろいろ違いがある事が判っ
た。
やはりスタンダードを知らないとね、ということであろ
う。
肝心の味の方であるが、パセリはやはり必要であった。
そしてクミンは、これもはやり使いすぎであった(前回
の自分のものは)。
全体の味に調和が必要なのだ。
そして固さだ。
前回は、水気も無くかなりぼそぼそな感じで、乾燥地帯
の食べ物だからこんなものかと勝手に思っていたが、本
場物はもう少し水気があり柔らかかった。
それでもぼそぼそ感は否めないが、基本は揚げたてを食
べるであるようなので問題ないのだろう。
ピタパンにはさんで食べる「ファラフェル」は、乾燥し
た大地を照らすエルサレムの太陽、その光線に乱反射し
た空気がエントロピーを増大し歓喜の雄たけびを上げる、
そんな瞬間の味であった(嘘です)。