ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

コンパクトデジカメが見当たらない

2008年03月06日 | Weblog


愛用と言うほど愛着があるわけではない「コンパクトデ
ジカメ」が、見当たらない。
無くなるはずが無いのに、無い。
決まったところに置かないと、こういう運命を辿るのが
この手のものだ。
それにしても、どこに行ったのか。
「コンパクトデジカメ」と言っても、今のような薄い
ものではなく、落としても直ぐに壊れるような柔なや
つでもなく、鎧に覆われたようなそれなりに存在感は
あるものだ。
唯、電池は直ぐになくなる。
最近では、20枚も撮れば交換、というほど頼りない
状態になっていた。
しかも、ピントが半押しでなかなか反応しないという
症状もあり、だから今ひとつ愛着も持てなかったのだ。
電池が直ぐになくなるというのは、始めから感じてた
ことだが、デジカメの全体的傾向ということで納得し
ていたのだが、20枚はあんまりだろう。
画質も、標準(昔のだから150万画素程度)でのこ
とだ。
下手をすると、10枚くらいで赤ランプが点滅なんて
こともある。
それはいくらなんでも、であろう。
唯一の救いは、単三電池が使えるということ。
だから、「今日は撮りに行くぞ」と気合が入っている
時には常に携帯することにしている。
「コンパクトデジカメ」でもなんでも、気合だけは入
る時には入るのである。

ところが最近は、皆良いカメラを持っている。
一眼デジカメは最早常識のようだ。
それに、レンズも、バズーカ砲かと思うようなものま
で持っている人もいる。
特に、野鳥関係を狙っている人。
だから、絶対にそういうところには行かないから良い
のだが、どうもそういう「本格派」の人には遭遇した
くないという気持ちもあるようだ。
根本的に撮るものが違うのだから、気にする必要はな
いのだが、どこか、しょぼいコンパクトデジカメに引け
目を感じているのであろう。
この点は、まだ、修行が足りないのだなと思っている。

そんな気持ちは勿論あるのだが、もう一つ苦手なもの
があるのだ。
「本格派」特有の格好。
なんて言うのか、あの半球状の帽子、それとベスト(ルアー
フィッシングのと同じような)。
ああいう格好がどうも駄目だ。
よく、格好から入るという言い方をするが、実際、そ
ういう人は多く、それも楽しみの一つとなっている節
がある。
「ごっこ」の楽しみなのかもしれない。
基本的に、中身がそれなりに伴わないとちょっと、と
思ってしまうのでその時点で駄目なのだろう。
中身がどうのなんて関係ないし、分かり様も無いのだ
が、そんな気持ちが、逆に、ますますそれっぽい格好
から遠ざける力として働く。
要するに、ひねくれているだけということでした。
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