大晦日、予定通りに「VIN DE PAY D`OC」を、仔牛のパイ包み、キッシュ・ロレーヌ、そば粉のガレットと共に飲んだ。日本はどうしたというくらいあまりにフランスで、こうして書くと嫌味なくらいだ。しかし、元旦はしっかり、数の子、きんぴらと日本の正月である。そして特筆すべきは、十何年かぶりに紅白を見たという事実。相変わらず、わざとらしさのオンパレードだったが、これも大晦日のお約束としておおらかに見るべきなのだろう、とは感じた。それにしても、9割以上は知らない曲であった。それとスマップ、このグループがトップで君臨している日本の芸能界ってどうなんだ?と根本的な疑問を感じる。木村拓哉は、ホストにしか見えない。
そして元日。最低気温はマイナス7.5度。昔の冬を思い出すような寒さが続く。山陰の方は、まるでヨーロッパの再現のような大雪で、今年はいつもと違うぞという予感を抱かせるような出だし。極寒の冬の始まりなのだろうか。あまり寒いと、「ビオトープ」が完全に凍りつきヤゴが死んでしまう。取り敢えずの気がかりはそれだ。
写真:元旦の家の前の神社。御柱のてっぺんも見える。