ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

理想の蕎麦屋

2011年01月25日 | Weblog

 

 

今年初のゲロゲロ少年Y登場。いつものように、松本の蕎麦屋で一杯引っ掛けてのお出ましだ。暫し地デジ化の対応について話す。Yは、サッカー専門チャンネルが見たいだけだし、既にBSアンテナも取り付けテレビもデジタルと、こちらと違って万全の態勢であった。厭に素早い対応だ。地デジ化されると、自分用の馬鹿重いブラウン管テレビ(お下がり)の扱いが問題になるのだが、DVD専用にするには、その体積があまりに大きすぎる。昔は一人で持てないようなこんな重いテレビが普通だったのだが、とんでもないような古い話に聞こえるから不思議である。それにしてもよくこんな非常識なものを作ってたものである(買う方も買う方だが)。

ところでYは、東京に行くとその都度新しい蕎麦屋に行くらしい。十数年前も、何処そこの蕎麦が良いなどと言っていた時期があったが、今またそんなことをやってるのかと聞いてみると、どうもその目的が微妙に変化しているようであった。嘗ては、蕎麦そのものの味を求めていたように見えたが、今の目的は、如何にまったりとつまみ(気の利いた)を食べて飲んでいられるかということのようである。判断基準は、雰囲気に風情があり(多分江戸情緒)、しかも客が少なく、営業時間も通しでやってるかということらしい。お前は池波正太郎か!の一言もかけたくなるが、本人は本気だ。しかし、そんな店は昔からの老舗にあるかも知れないが、新しい店では望めないだろうに、ここがYの本領発揮。勝手に自分に都合よいイメージを抱いては裏切られの連続で、挙句に、良い店無いですよの一言である。当たり前田のクラッカーだ。まあ好きでやってるので、勝手にしやがれ、の話であるが。

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