ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

酒屋談義

2011年01月27日 | Weblog

 

 

「Vin de pays d’oc」でも買おうと思い、いつもの酒屋「アドヴァンス村井」に行く。と、待ってましたとばかりに、主人が政治の話をふってくる。「それにしてもここまで民主党がひどいとは思ってなかったですよ」と、去年の暮れと同じフレーズから始まった。それを合図に、話はどんどんと発展していく。答えるこちらにも問題があるが、それにしても今回はちょっと長すぎた。寒い店内で一時間半ほどだった。お陰で、聞こうと思った、以前購入したカヴァの酸味に付いての肝心なことを忘れてしまった。それに、すっかり冷えてしまった。せめて、足元の暖房だけは用意してほしい、と思った。帰りがけ、目についたコルニッションの瓶詰めも購入(安かったので)。

その後、スノッブなM氏に頼まれたものを買いに輸入食品屋に。予定通りに、粒マスタードと紅茶を購入(ここも安いので)。と、先ほどの酒屋談義を思い出す。そこで、「何でも安けりゃあ良いってものではない、質の高いものを適正価格で購入することは必要である」、何て尤もらしいことを喋ったばかりであったのだ。実際の行動が、斯くの如く結局は値段のみか、と自問自答しながら清算したが、安いと言っても、牛丼が二百何十円とかの世界とは違いこれは適正価格の範囲だ、と自分を納得させる。酒屋の主人もそんなことを言いながら、私はユニクロしか買わないと自慢気に言っていた。それぞれ言ってることと実際の行動は矛盾があるようで。

 

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