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ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【食】じじみ 仁川店 [居酒屋@仁川(韓国)]

2009年12月10日 22時01分24秒 | 外食記録2009
じじみ 仁川店(GIGIMI インチョンてん)[居酒屋@仁川(韓国)][HomePage][Konest][Yahoo!地図]
2009.10.29(木)18:35入店(初)
注文 ビール + つまみいろいろ ?ウォン

  
・韓国の仁川(インチョン)空港から車で10分ほどの繁華街の一角にある居酒屋。宿泊するホテルから、「どこかよさげな場所はないか」とフラフラ歩いてたまたま見つけた店。軒先に「おでん」、「生ビール」等と書かれた提灯がぶら下がっていたので、吸い込まれるように5名の一行で入店。(※支店名は想像なので、事実と異なる可能性大)

・店内はわりといまどきの雰囲気のこぎれいな店でした。イス席がゆうに10卓以上はあり、結構な広さです。後日調べてみると、韓国各地に支店のあるチェーン店でした。まだ、時間が早かったようで他の客の姿は無し。
 
・日本の居酒屋チェーンと変わらぬ写真入りのカラフルなメニューを繰ってみると、小さく日本語でもメニュー名が書いてあります。ハングル文字は全く分からないので、これは大助かり。価格は大雑把に言うと、10,000ウォンで1,000円くらいの感覚です。

・ビール "hite"(500cc・W2500):何はともあれ、まずはビールを! 見た事の無い銘柄でしたが韓国ではメジャーな雰囲気で、日本のビールよりやや軽いかな、というくらいで違和感無く飲めました。そしてなにより、中国と違って "冷えている" のがうれしい。また、メニューには、"350cc"、"500cc" などと容量が明記され、日本とは違って良心的です。日本の居酒屋にも見習ってもらいたいところ。

・韓国の箸は重たい金属製なのですね。韓国が初めての自分にとっては、早くもカルチャーショック。料理がツルツルと滑って、扱いに一苦労。
 
★画像閲覧注意!
・席につくとまず出てきたのがこの皿。どうやらお通しのようですが、なんだこれは……?? パッと見、木の実か何かかと思ったのですが、よ~~~く、見てみると……ム、ム、虫~~!!?? ギョエーー!! テーブルを囲む一同、ドン引き。するとその様子を見ていた、店員の東南アジア系の若い兄ちゃんがニヤニヤしながら、「スタミナ!(つくよ!)」と声をかけてきました。誰も手を出さぬので、私が毒見として特攻。思い切って一匹口に放り込むと、殻付き小エビ系の歯応えがしたと思ったら、ピーナツとかアーモンドだとかのナッツ系の風味がかすかに感じられるような気もしますが、今まで口にしたことの無い、苦い薬のような、または金属のような妙な後味が残ります。私が無事であることを確認し、結局皆、味見しました。この後、寝る前になってもまだイヤ~な味が口の中に残り、口にしてしまったことを後悔。虫はその形状から成虫になる前のサナギではないかと思われますが、ゴキブリなのかフナムシなのか、その正体は謎のまま。調べてみれば分かるのでしょうが、その結果が恐ろしく、調べられないままでいます。後から考えれば、おそらく地元客には出さない、海外からの観光客専用のビックリメニューだったのではないかと。だとすれば、まさにありがた迷惑(後の調べによると『ポンテギ』というカイコのサナギでした)。
 
・お通しらしき中華風なワカメスープとキムチ。期待のキムチは、美味しいことは美味しいのですが、日本で食べるものとそれほど違いは感じませんでした。
  
・串焼きの盛り合わせ(W14,000):惜しげも無く、真っ赤な辛味ソースがたっぷりとかけられています。無理なく食べられる範囲の辛さでしたが、どの串も同じ味になってしまうのがいただけません。メニュー中、「早く出来るメニュー」に分類される品で、先に作り置きしてあった串を再度軽く火にあぶって出しているようです。肉の質はあまり良くなく、固い歯応え。中に混じっていた唐辛子の串は、常識の範囲を越える、とんでもない辛さの爆弾でした。
 
・エビ入りジャガイモ巻きサラダ(W12000):外側はサクッとして、内側はクリーミーなエビフライが、独特な未知の食感でなかなかいい感じ。キャベツにかかったドレッシングは、外国特有(?)の甘~い味のするフレンチドレッシング。皿のふちに並んでいるのはブドウです。

・海産物とネギのお好み焼き(W8000):こちらの店名にもなっている、韓国風お好み焼きの "チヂミ"。今回、最もホッとした一品。掛け値無しに美味しかったです。

・伝統の弁当(W3000):「ご飯が食べたい」という同席者のリクエストにより、言葉のあまり通じぬ店員さんに聞いてみた結果、「これにご飯はいってるよ」と示されて注文した一品。アルマイト製の小さな弁当箱にご飯が詰まって、その上に目玉焼きが何故か逆さに乗っかり、付け合せにキムチなどが入っています。しかし、ご飯の炊き加減が、おじや一歩手前のゆるゆるで想像していた物とは異なり、皆手が出ませんでした。

・ビール以外のお酒もいってみようかと思いましたが、メニューを見ると、焼酎は瓶一本からだったり、チューハイはデキャンタに1000ccからだったりと、飲めるのが自分ひとりなので冒険も出来ず、今回はひたすらビールを飲んでいました。
・初の韓国での食事はこうして終了。

     
[Ricoh GX200]
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【写】萱野茂 二風谷アイヌ資料館(平取)前編

2009年12月10日 08時01分02秒 | 撮影記録2009
●萱野茂 二風谷アイヌ資料館(平取)前編 撮影日 2009.6.16(火) [二風谷アイヌ文化博物館][Yahoo!地図]
・平取町を南北に貫く国道237号線を、役場などがある街の中心部から5kmほど北上した二風谷湖のほとりに『二風谷アイヌ文化博物館』があります。はじめはそちらを覗くつもりでしたが、大きな駐車場に観光バスが数台停まっており、館内がごった返しているのはイヤなので、国道を挟んで向かい側の坂を登った先にある『萱野茂 二風谷アイヌ資料館』の方へ行ってみました。

・未舗装の駐車場らしき場所に車を停めると、目の前にこの看板が。「あなたの家から、ここまで来るのに 10万円」 え? いや~あの~……そこまではお金かかってないんですけど。。。10万円といったら一体どこまで行けることやら。
 
・資料館の外観。どこかちょっとビミョーな造形の建物です。屋根に乗っている金色の物体は何かと思ったら、熊の頭部を模したオブジェでした。
 
・入館料は大人400円。こちらは萱野茂氏の個人コレクションを展示する、アイヌ文化博物館の分館という扱いの施設です。
 
・玄関を入って正面の部屋にはアイヌ関連の展示がいろいろ。

・一階を見るのは後にして、まずは階段で二階にあがってみました。
 
・二階展示室全景。
 
・世界の先住民族(?)に関連する品々と熊の毛皮。二階はアイヌとは直接関連の無い品を展示しているようです。
 
・二階で特に目をひいたのがこちらの魚のはく製。『世界最大の淡水魚 鰉魚 ホアンイユ(エンペラーフィッシュ)』 中国に生息するチョウザメの仲間だそうです。肌に触れてみると、本当にザラザラの鮫肌。
 
・どこかユーモラスな顔をしていますが、こんなのに襲いかかられたらと思うと……怖い……
 
・アフリカの民族の生活を紹介した写真のパネルと各種生活用品。
 
・木彫りの人形いろいろ。

・二階から降りて一階の奥の部屋『萱野茂・アイヌ歴史写真展示館』へ。
 
・部屋に入る手前にあったアイヌ語についてのパネル。これまで断片的にしかアイヌ語の意味を知りませんでしたが、このようにまとまった形で目にするのははじめてのような気がします。日本語には無い特殊な音があり、その発音は難しそうです。
 
・部屋は大広間になっており、ちょっとしたイベントなどに使われているようです。
 
・萱野氏の紹介パネル。氏はその晩年に一時期、室蘭工業大学の講師として招かれており、某飲食店での歓迎会にたまたま居合わせ、その姿を一度チラリと見かけたことがあります。
 
・広間の片隅に置かれた木像や丸木舟など。

・写真展示館全景。
 
・資料館のメインとなる一階のアイヌ関連の展示室へ。部屋の奥にはアイヌの住居を再現したコーナーが。
 
・農具や祭祀に使われた品々。
 
・アイヌのいろいろな品が展示されていますが、部屋はそれほど広くなく、膨大な展示品というほどでもありません。残りの品は本館(博物館)の方にあるのでしょう。

・アイヌの服装を再現したイラスト。
・館内の見学はこれにて終了。次に館外見学の後編へ続く。

[Canon EOS 50D + EF-S18-200IS]
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