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ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【食】Au Pied de Cochon [洋食@Paris(フランス)]

2009年12月24日 23時22分07秒 | 外食記録2009
Au Pied de Cochon [洋食@Paris(フランス)][HomePage][Google maps]
2009.11.4(水)19:10(初)
注文 「コッション・エクスプレス」セット(16,30E)+ チーズ盛り合わせ + ワイン(赤・白)

・いよいよ翌日には私一人が先に日本へ帰ることになり、五名揃っての最後の晩餐ということで、御馳走を食べに行くことになりました。

・ホテルのフロントにて、「日本語メニューを置いているレストラン」を聞いてみたところ、ホテルから程近いこちらのお店を紹介されました。メトロ(地下鉄)のLes Halles駅そばに、Eglise Saint-Eustache de Paris というでっかい教会があり、その左隣にあるレストランです。
   
・店に入ると店内は客でごった返しており、まだ誰も居ない二階席へ案内されました。赤を基調にしたかわいらしい内装で、「雰囲気の良い店だ」と同行者には好評でした。はじめは貸切だった二階席にも次々に客が現れ、気がつくと周囲は満席に。かなり人気のあるお店のようです。店名の "Cochon" は "子豚" の意。
 
・赤ワイン『CHATEAU DE CAMARSAC BORDEAUX SUPERIEUR 2006』(26,50E):まずはワインで乾杯。適当な赤ワインを頼んでみると、まずはテイスティング。そんな経験など無いのにその役を任されてしまい、すっかりしどろもどろに。"本場フランスのステキなレストラン" という特殊な状況下で大きなプレッシャーがあり、適当に口に含んで「OK」とうなずくぐらいしかできませんでした。一口味わってみると、その渋味を含んだ濃厚な味にびっくり。「やべぇ~ これ、高いワインの味がする……」 ここまで口にしたのは、軽い飲み口のワインばかりだったので、その重厚な飲み口はとても新鮮でした。
 
・料理を食べるのに力を注ぐため、パンには手をつけませんでした。
・メニューが日本語なのは良いのですが、その種類があまりに多くどれにしたものやら迷ってしまいました。しかし、その片隅に前菜やメイン料理を4種類ほどの中から簡単に選べるセットメニューがあったのでこれを人数分注文することにしました。
 
・前菜その1 オニオングラタンスープ:分厚いパイ生地を破って中の琥珀色の液体を口にした瞬間、あまりの濃厚な味わいにびっくり。タマネギがこんな "力" を秘めていたとは知りませんでした。これぞ「絶品!」という一皿。味見をした同席者も「なんだこれー!?」とびっくり。そして、ラーメン一杯分と同じぐらいのカロリーがあるのではないかというボリューム。
 
・前菜その2 豚足のテリーヌ:「豚の足まで食べるのはアジア地域ぐらい」という思い込みがあり、豚足がフランスのメニューに当然のように載っているのは意外な感じがしました。「こんな荒挽き見たこと無い」というくらいの肉のテリーヌ。豚足っぽさはあまり無し。目測150gの十分な食べ応え。

・前菜その3 ブルーチーズ入りチコリのサラダ:味見できなかったのですが、食べた人によると「美味しい」とのこと。
  
・メインその1 鴨のコンフィと野菜のフリカッセ:こんなにでかい鴨肉の塊は初めて見ました。濃厚なソースで超ヘビーな食べ応え。できれば、お腹が空いているときに最初に食べたい一品。
 
・メインその2 小ダラのマッシュポテト添え:魚はやや塩気のきつい燻製味。やや大味なマッシュポテトは大きな茶碗一杯分ほどはあり、食べきるのに苦労しました。
 
・メインその3 モンペリヤールソーセージとキャベツ:フランスにてここまで出てきたゆるいソーセージとは違い、日本人にとってのイメージ通りの固く締まったソーセージ。
  
・白ワイン『Laroche CHABLIS 2008』(38,00E):よく冷やされた白ワインは甘さ控えめで後味スッキリ。
  
・チーズ盛り合わせ(9,50E):フランスへ来て、すっかりチーズを食べるのが習慣になってしまいました。
・他のテーブルの料理を覗いてみると、生牡蠣など美味しそうな料理がいろいろと。料理には(日本人の味覚からすると)多少アタリ・ハズレがあるので、上手な注文をしていれば、もっと美味しい思いができたかもしれませんが、案内人が居ない状況では致し方がありませんでした。

   
・これにて【外食記録】~フランス編~は終了。フランスと日本(北海道)を比較すると、肉、野菜、チーズやバターなどの乳製品、デザート、パン、ワインなどはフランスの方が美味しく、日本の方が美味しいと思えるのは米と魚くらいでした。単に「物珍しさ」も手伝って、そのような印象を受けている部分があるかもしれませんが、大雑把にまとめると、このような感想です。

[Ricoh GX200]
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【写】洞爺湖町立郷土資料館(洞爺湖)

2009年12月24日 08時00分01秒 | 撮影記録2009
●洞爺湖町立郷土資料館(洞爺湖) 撮影日 2009.6.27(金) [北海道][Yahoo!地図]

・こちらは前出の『入江・高砂貝塚館』のすぐ下にある建物です。ついでなので寄ってみようと、玄関の扉に手をかけたところ鍵が。「見学の際は貝塚館に声をかけてください」という内容の掲示があったので、一旦貝塚館へ引き返し、受付カウンターのおばちゃんに見学したい旨を申し出ると、鍵を開けてもらえました。

・玄関を入ってすぐの真正面には『むかしのくらし』と題した部屋が。
 
・"むかし" とは言ってもどの年代なのか判然としないのですが、並んでいるのは昭和初期から40年代頃までの品物でしょうか。
  
・廊下に置かれた、子供の絵が描かれた鉄製の箱。(たぶん)初めて目にする物で、なんだろうと思ったら、一つは『自動写真館』なる装置で、もう一つは『自動菓子販売機』でした。
 
・昔の生活用具や写真いろいろ。

・ローラースケートって、自分が生まれてからの割と最近の物かと思っていましたが、ずいぶんと年期の入った古そうなローラースケートです。
 
・電話とレジ。電話の解説を読むと、「使用年代 昭和38年 使用場所 万世閣 当時の皇太子様のご宿泊の際、お部屋からフロントまでの連絡の電話として使用しました」だそうです。へぇぇ~ また、手回し式のレジは海外仕様のように思えますが、日本でも問題なく使えたのでしょうか。
 
・漁業や農業関連の道具。

・大正時代のものだという、足のたくさん生えた『籾まき機』は余所では見かけたことのない道具です。
 
・玄関を入って左手奥の部屋は『あぶたの歴史』と題して、昔の写真がいろいろと展示されています。昔の街を知る人にとってはかなり懐かしい写真があるのではないでしょうか。

・部屋の片隅の棚にあったブリキのおもちゃと古いボロボロの本。
 
・洞爺湖町の文化財マップ。耳慣れぬ碑や跡地がいろいろと載っています。なかなか興味深い資料。

[Canon EOS 50D + EF-S18-200IS]
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