Au Pied de Cochon [洋食@Paris(フランス)][HomePage][Google maps]
2009.11.4(水)19:10(初)
注文 「コッション・エクスプレス」セット(16,30E)+ チーズ盛り合わせ + ワイン(赤・白)
・いよいよ翌日には私一人が先に日本へ帰ることになり、五名揃っての最後の晩餐ということで、御馳走を食べに行くことになりました。

・ホテルのフロントにて、「日本語メニューを置いているレストラン」を聞いてみたところ、ホテルから程近いこちらのお店を紹介されました。メトロ(地下鉄)のLes Halles駅そばに、Eglise Saint-Eustache de Paris というでっかい教会があり、その左隣にあるレストランです。

・店に入ると店内は客でごった返しており、まだ誰も居ない二階席へ案内されました。赤を基調にしたかわいらしい内装で、「雰囲気の良い店だ」と同行者には好評でした。はじめは貸切だった二階席にも次々に客が現れ、気がつくと周囲は満席に。かなり人気のあるお店のようです。店名の "Cochon" は "子豚" の意。

・赤ワイン『CHATEAU DE CAMARSAC BORDEAUX SUPERIEUR 2006』(26,50E):まずはワインで乾杯。適当な赤ワインを頼んでみると、まずはテイスティング。そんな経験など無いのにその役を任されてしまい、すっかりしどろもどろに。"本場フランスのステキなレストラン" という特殊な状況下で大きなプレッシャーがあり、適当に口に含んで「OK」とうなずくぐらいしかできませんでした。一口味わってみると、その渋味を含んだ濃厚な味にびっくり。「やべぇ~ これ、高いワインの味がする……」 ここまで口にしたのは、軽い飲み口のワインばかりだったので、その重厚な飲み口はとても新鮮でした。

・料理を食べるのに力を注ぐため、パンには手をつけませんでした。
・メニューが日本語なのは良いのですが、その種類があまりに多くどれにしたものやら迷ってしまいました。しかし、その片隅に前菜やメイン料理を4種類ほどの中から簡単に選べるセットメニューがあったのでこれを人数分注文することにしました。

・前菜その1 オニオングラタンスープ:分厚いパイ生地を破って中の琥珀色の液体を口にした瞬間、あまりの濃厚な味わいにびっくり。タマネギがこんな "力" を秘めていたとは知りませんでした。これぞ「絶品!」という一皿。味見をした同席者も「なんだこれー!?」とびっくり。そして、ラーメン一杯分と同じぐらいのカロリーがあるのではないかというボリューム。

・前菜その2 豚足のテリーヌ:「豚の足まで食べるのはアジア地域ぐらい」という思い込みがあり、豚足がフランスのメニューに当然のように載っているのは意外な感じがしました。「こんな荒挽き見たこと無い」というくらいの肉のテリーヌ。豚足っぽさはあまり無し。目測150gの十分な食べ応え。

・前菜その3 ブルーチーズ入りチコリのサラダ:味見できなかったのですが、食べた人によると「美味しい」とのこと。

・メインその1 鴨のコンフィと野菜のフリカッセ:こんなにでかい鴨肉の塊は初めて見ました。濃厚なソースで超ヘビーな食べ応え。できれば、お腹が空いているときに最初に食べたい一品。

・メインその2 小ダラのマッシュポテト添え:魚はやや塩気のきつい燻製味。やや大味なマッシュポテトは大きな茶碗一杯分ほどはあり、食べきるのに苦労しました。

・メインその3 モンペリヤールソーセージとキャベツ:フランスにてここまで出てきたゆるいソーセージとは違い、日本人にとってのイメージ通りの固く締まったソーセージ。

・白ワイン『Laroche CHABLIS 2008』(38,00E):よく冷やされた白ワインは甘さ控えめで後味スッキリ。

・チーズ盛り合わせ(9,50E):フランスへ来て、すっかりチーズを食べるのが習慣になってしまいました。
・他のテーブルの料理を覗いてみると、生牡蠣など美味しそうな料理がいろいろと。料理には(日本人の味覚からすると)多少アタリ・ハズレがあるので、上手な注文をしていれば、もっと美味しい思いができたかもしれませんが、案内人が居ない状況では致し方がありませんでした。

・これにて【外食記録】~フランス編~は終了。フランスと日本(北海道)を比較すると、肉、野菜、チーズやバターなどの乳製品、デザート、パン、ワインなどはフランスの方が美味しく、日本の方が美味しいと思えるのは米と魚くらいでした。単に「物珍しさ」も手伝って、そのような印象を受けている部分があるかもしれませんが、大雑把にまとめると、このような感想です。
[Ricoh GX200]
2009.11.4(水)19:10(初)
注文 「コッション・エクスプレス」セット(16,30E)+ チーズ盛り合わせ + ワイン(赤・白)
・いよいよ翌日には私一人が先に日本へ帰ることになり、五名揃っての最後の晩餐ということで、御馳走を食べに行くことになりました。

・ホテルのフロントにて、「日本語メニューを置いているレストラン」を聞いてみたところ、ホテルから程近いこちらのお店を紹介されました。メトロ(地下鉄)のLes Halles駅そばに、Eglise Saint-Eustache de Paris というでっかい教会があり、その左隣にあるレストランです。




・店に入ると店内は客でごった返しており、まだ誰も居ない二階席へ案内されました。赤を基調にしたかわいらしい内装で、「雰囲気の良い店だ」と同行者には好評でした。はじめは貸切だった二階席にも次々に客が現れ、気がつくと周囲は満席に。かなり人気のあるお店のようです。店名の "Cochon" は "子豚" の意。


・赤ワイン『CHATEAU DE CAMARSAC BORDEAUX SUPERIEUR 2006』(26,50E):まずはワインで乾杯。適当な赤ワインを頼んでみると、まずはテイスティング。そんな経験など無いのにその役を任されてしまい、すっかりしどろもどろに。"本場フランスのステキなレストラン" という特殊な状況下で大きなプレッシャーがあり、適当に口に含んで「OK」とうなずくぐらいしかできませんでした。一口味わってみると、その渋味を含んだ濃厚な味にびっくり。「やべぇ~ これ、高いワインの味がする……」 ここまで口にしたのは、軽い飲み口のワインばかりだったので、その重厚な飲み口はとても新鮮でした。


・料理を食べるのに力を注ぐため、パンには手をつけませんでした。
・メニューが日本語なのは良いのですが、その種類があまりに多くどれにしたものやら迷ってしまいました。しかし、その片隅に前菜やメイン料理を4種類ほどの中から簡単に選べるセットメニューがあったのでこれを人数分注文することにしました。


・前菜その1 オニオングラタンスープ:分厚いパイ生地を破って中の琥珀色の液体を口にした瞬間、あまりの濃厚な味わいにびっくり。タマネギがこんな "力" を秘めていたとは知りませんでした。これぞ「絶品!」という一皿。味見をした同席者も「なんだこれー!?」とびっくり。そして、ラーメン一杯分と同じぐらいのカロリーがあるのではないかというボリューム。


・前菜その2 豚足のテリーヌ:「豚の足まで食べるのはアジア地域ぐらい」という思い込みがあり、豚足がフランスのメニューに当然のように載っているのは意外な感じがしました。「こんな荒挽き見たこと無い」というくらいの肉のテリーヌ。豚足っぽさはあまり無し。目測150gの十分な食べ応え。

・前菜その3 ブルーチーズ入りチコリのサラダ:味見できなかったのですが、食べた人によると「美味しい」とのこと。



・メインその1 鴨のコンフィと野菜のフリカッセ:こんなにでかい鴨肉の塊は初めて見ました。濃厚なソースで超ヘビーな食べ応え。できれば、お腹が空いているときに最初に食べたい一品。


・メインその2 小ダラのマッシュポテト添え:魚はやや塩気のきつい燻製味。やや大味なマッシュポテトは大きな茶碗一杯分ほどはあり、食べきるのに苦労しました。


・メインその3 モンペリヤールソーセージとキャベツ:フランスにてここまで出てきたゆるいソーセージとは違い、日本人にとってのイメージ通りの固く締まったソーセージ。



・白ワイン『Laroche CHABLIS 2008』(38,00E):よく冷やされた白ワインは甘さ控えめで後味スッキリ。



・チーズ盛り合わせ(9,50E):フランスへ来て、すっかりチーズを食べるのが習慣になってしまいました。
・他のテーブルの料理を覗いてみると、生牡蠣など美味しそうな料理がいろいろと。料理には(日本人の味覚からすると)多少アタリ・ハズレがあるので、上手な注文をしていれば、もっと美味しい思いができたかもしれませんが、案内人が居ない状況では致し方がありませんでした。




・これにて【外食記録】~フランス編~は終了。フランスと日本(北海道)を比較すると、肉、野菜、チーズやバターなどの乳製品、デザート、パン、ワインなどはフランスの方が美味しく、日本の方が美味しいと思えるのは米と魚くらいでした。単に「物珍しさ」も手伝って、そのような印象を受けている部分があるかもしれませんが、大雑把にまとめると、このような感想です。
[Ricoh GX200]