「石井桃子のことば」の本を読んで、一時、私は「子どもの図書館」という本にすごくはまっていたのを思い出した。
20代最初の頃だ。
そろそろ、子どもの本の周辺で生きていきたい希望がめばえてきた頃で、できれば、自分で書きたいと思ったが、でもどうやって書いたらいいのかわからなかった。
書けるのかどうかもわからなかった。
そんな頃、石井桃子さんの「子どもの図書館」の本に出会い、くりかえし、くりかえし読んだ。
かつら文庫という、石井さんの私設文庫の7年間の記録だ。他にもいろいろ書いてあった覚えがあるけど、それはまた別の本だったかもしれない。
同じ頃、題名も忘れたが、アメリカ人のストーリーテラーの人の本にも惹きつけられた。
子どもたちに向かって本を読むのではなく、子どもたちの目を見ながら、ストーリーを話す。
どちらの本も、私の人生にすごく影響を与えたと思うのだけど、よく考えると、もう30年以上手にとっていない。
本棚をあちこち探したけど、本も見つからない。なんということだ。
また時間をみて、探してみよう。
この30年間、そういう意味では、書くという方向にブレはなかったからなのだろう。
この本がほんとうに、自分にとって必要だったのは、書くことで子どもの本と関わるのか、そうじゃないのか、迷っていた時期だったからなのかもしれない。
20代最初の頃だ。
そろそろ、子どもの本の周辺で生きていきたい希望がめばえてきた頃で、できれば、自分で書きたいと思ったが、でもどうやって書いたらいいのかわからなかった。
書けるのかどうかもわからなかった。
そんな頃、石井桃子さんの「子どもの図書館」の本に出会い、くりかえし、くりかえし読んだ。
かつら文庫という、石井さんの私設文庫の7年間の記録だ。他にもいろいろ書いてあった覚えがあるけど、それはまた別の本だったかもしれない。
同じ頃、題名も忘れたが、アメリカ人のストーリーテラーの人の本にも惹きつけられた。
子どもたちに向かって本を読むのではなく、子どもたちの目を見ながら、ストーリーを話す。
どちらの本も、私の人生にすごく影響を与えたと思うのだけど、よく考えると、もう30年以上手にとっていない。
本棚をあちこち探したけど、本も見つからない。なんということだ。
また時間をみて、探してみよう。
この30年間、そういう意味では、書くという方向にブレはなかったからなのだろう。
この本がほんとうに、自分にとって必要だったのは、書くことで子どもの本と関わるのか、そうじゃないのか、迷っていた時期だったからなのかもしれない。