紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

お知らせ

2011-05-16 12:26:27 | 4・テレマークスキー日記
姉の友だちが「藍染と人形展」を開くそうである。
そこにほんの少しだけ、姉も小さな額を数点だすそうです。さて、何の額でしょうか?
もし興味のある方がいらっしゃいましたら、見に行ってくださいね。

◆ 姉のブログ









そういう私は、明日から今シーズン最後のスキーで、立山にいってくる。

泊まるのは、立山室堂山荘

山荘ホームページのこの一番下ののライブカメラをクリックすると、今現在の立山のようすがわかる。

今日は、いい天気。
立山は、信濃大町から扇沢に出て、映画「黒部の太陽」で有名なトロリーバスに乗ったり、黒部ダムの上を歩いてから、ケーブルに乗ったり、またトロリーバスに乗ったりして、ようやくたどり着ける。
そうして、室堂の駅の外に出ると、そこには別世界が広がっている。標高も2400mもある山の上なのである。
果たして晴れるかどうか・・。

以前(2006年)、GWに立山(雄山)に山登りにいった時の写真。(O笹さんと)
よく見ると、そこにもここにも、スキーをする人がいたのに、この頃は、テレマークスキーという言葉も知らず、そういう人達が目に入ることもなかった。不思議である。
あそこで滑ろうという日がくるとは。




週末

2011-05-15 15:44:43 | 18・家族のことなど
先週の金曜日から、息子夫婦が長野からやってきた。
土曜日には、娘もきて、息子も娘も連れ合いが結婚式にいったので、久しぶりに4人で夕食を食べた。



ちょうど娘の誕生日だったので、お祝いをした。


今日は、みんなで、深大寺に行った。
久しぶりの五月晴れで、深大寺周辺はにぎわっていた。
















森のギャラリーで昼食。






夫の父の米寿のお祝いの話しをしたり、今年の長野旅行の話しをしたり、あっという間に過ぎた3日間だった。



能、狂言面の展覧会

2011-05-12 17:55:44 | 13・本・映画・演劇・音楽など
昨日、神保町に用事ができたので、ここでも紹介した友人のお父様の展覧会寄らせて頂いた。



上のお姉様がいらして、いろいろと説明をしてくださった。
友人のクリちゃんと、すごくよく似ていらっしゃった。
お父様は、40歳頃から、お仕事のかたわら、このようなすばらしい作品を、たくさん作っていたそうだ。
一つの面の作成には、約3ヶ月くらいかかるとのこと。
会場にもたくさん展示されていたが、これでもごく一部だという。
ほんのわずかの表情のちがいで、全く別の感情表現をするようになる。







そして、面は、それをつけて舞うことで、より生き生きとした表情が生まれるという。

展覧会の後、作品は、金沢能楽美術館に所蔵されるようになるそうである。


日光・霧降高原

2011-05-10 12:15:29 | 3・山の日記
先週の土曜日は、霧降高原に行ってきた。
一緒に行ったのは、来月一緒にフランスの旅に行く5人(一人は海外旅行中)と、その夫達2人。

フランスでは、三分の二は山歩きをするので、みんながどのくらい健脚か確かめたり、旅のことを決めようと、旅のリーダーのH野ひろみさんが考えた企画。

霧降高原にしたのは、そこにD口さんの別荘があるので、泊まりがけで行こうということになった。

山歩きの結果は、道に迷ったり、寒さに震えたり、旅に生かすようなできごとがたくさんあった。やはり、練習は必要。


7:00頃 北朝霞の駅で待ち合わせ。H野さんとM原さんの車、2台に分乗して、日光に向かう。

いったん、D口さんの別荘にいって、荷物をおかせてもらう。木のかおりが漂う、すごくすてきな家。




「櫻鳴荘」 という名前。




そこでお茶を飲んだりする。




外に出てきたところ。




そして、車で少し行ったところで、バスを待ち、霧降高原まで行く。




11:15 山歩きスタート。

ヤシオツツジには、まだ少し早いということだけど、時々、かわいいピンクの花が開いている木がある。花びらが丸い形をしていて、葉っぱがない。




カタクリの花もたくさん咲いていた。




クマザサの道。




牧場の中を、大山目ざして登って行く。


1:00 大山(1158m)

そこで昼ご飯。ひろみさんが豚汁を作ってきてくれたので、温める。




霧があたりにたちこめてきて、寒い。震えながら豚汁ができあがるのを待つ。
ようやくできあがった豚汁は、熱々でおいしかった。身体が中から暖まる感じ。




1:50 全員集合写真を撮った後、つつじヶ丘に向かって出発。帰りは、1時間40分で、車のところに到着する予定だった。




牧草地の柵をこえる階段。




ところが、道を間違えた。牧場を出たあと、車道をしばらく行くのだけど、右と左に分かれていて、右に行ったところ、途中で道がなくなった。




それでも、おかしいと思いながら、進んで行く。こんなヤシオツツジを見つけて喜んだり。




ところが、いよいよ間違ったことに気づいて、もどることになった。




2:40 車道を今度は左に行く。すぐに標識があって、こちらが正しいことがわかる。




教訓:それまであった標識がなくなった時には、道が違うと思わなくてはいけない。

猫の平。ここまで来ると、ホットする。




休憩しながら、地図を見て、間違ったところを検討した。




川を渡る。




4;45 ようやく最終地点のつつじヶ丘。
けっこう歩きでのあったけど、それもまたフランスでの練習になった感じ。
みな、健脚だったので、フランスでの山歩きもだいじょうぶ。

そこで、レストランに入って、お茶を飲みつつ、霧降滝を眺めた。とてもすてきなレストランで優雅な時間。




帰りに「やしおの湯」に行く。

その後、夕飯を食べようとしたが、店が閉まっているところが多い。それで、やっと見つけたお好み焼き屋さんに入った。




食事の後、D口さんの別荘に行く。すばやく暖炉に火をおこすM原夫妻。




シャンパンをごちそうになりつつ、フランスのスライドを見る。
今度行く、ラ・クルーザ村。フランスアルプスのふもとにある、ひろみさんの友人の別荘に何日間か泊めてもらって、山歩きなどする予定である。




<今回の日光の山旅から、学んだこと>

◆ 防寒をしっかりする。重ね着で対応。
◆ 防寒、暴風、雨よけにゴアテックスの雨具は有効。手袋、帽子がいる。
◆ 道を間違えないようにする。おかしいと思った時には、正しいとわかっていたところに戻る。
◆ カギでもなんでも、なくさないように声をかけあう。


写真は、一部H野つねおさんが撮ったのをお借りしました。

八ヶ岳・2日目  オーレン小屋~東天狗~唐沢鉱泉

2011-05-06 17:10:55 | 3・山の日記
4:30 起床  5:10 朝食

6:20 スパッツ、アイゼンなど装着して、オーレン小屋を出る。




その日は、快晴。しかも、昨日の夜にかけて、雪が降ったので、シラビソの木に雪がかぶって、すごく美しい。




7:00 箕冠山  あまり山頂という感じではない。




そこから少し下った後、根石岳目ざして上りになる。




本沢温泉との分岐。このあたりは、風が強く、雪もつもらない。




7:25 根石岳



振り返ると、根石岳に登って来たコースと、赤岳などが見える。




バックに見える右の山が東天狗。左の西天狗は今回はパス。真っ青な空に雪の山が映える。




そこから、その日のメインの山、東天狗を目ざす。




最後の急なところ。






8:15 東天狗(2640m)登頂。




風が強くて寒いので、景色をみたら、すぐに下山する。







ここまで来ると、もう危ないところはないので、ホットする。




9:33 中山峠




9:45  黒百合ヒュッテ  この山小屋は太陽光発電をとりいれていた。




10:40 渋ノ湯との分岐。ここから唐沢鉱泉を目ざす。




ここから40分と思ってからが、長かった。
ところどころ凍っていたりして、膝も痛くなるし。



結局、唐沢鉱泉に着いたのは、11:45。ほぼ登りと同じ時間がかかった。




鉱泉に入った後カンパイ! 昼ご飯を食べて、3:00の鉱泉のバス(一人1000円)で茅野まで出た。




3:55の特急「はまかいじ」だけ指定があいていたので、それで帰ってきた。

とてもいい山に登れた2日間だった。
この時期、八ヶ岳は、夏のような陽気のこともあるが、時によっては、真冬のようになることもある。
防寒具、冬用の手袋、帽子は必携。

それにしても、今回の山では、長靴登山の人をたくさん見かけた。アイゼンはかなくても、滑らないようである。底がやわらかいから、雪面にフィットするからか?


◆ 八ヶ岳・1日目 オーレン小屋~硫黄岳(2760m)

八ヶ岳・1日目  オーレン小屋~硫黄岳(2760m)

2011-05-05 16:12:45 | 3・山の日記
7:47 八王子からあずさ51号に乗る。

今回のメンバーは、良流娯さんとO笹さんと夫と私の4名。

9:47 に茅野駅に着くと、改札にタクシーの運転手さんが待っていてくれる。

その日はオーレン小屋に泊まるので、オーレン小屋の事務所までタクシーで行き、そこからオーレン小屋の車で、桜平の少し先まで連れていってもらう。
アップ、ダウンも激しく、遊園地の乗り物にでも乗っているようだった。

10:40 桜平(1983m)スタート




道がところどころ凍っているので、すぐにアイゼンをはく。

樹林の中を登って行く。




12:16 オーレン小屋到着(2317m)  部屋に案内してもらったあと、すぐに硫黄岳に登る準備をする。



13:00 オーレン小屋出発




樹林帯を行く。



だんだんと高度があがる。




急な雪の斜面を登っていく。高度があるので、息が切れる。




14;20 赤岩の頭  
八ヶ岳主峰赤岳などがすぐ目の前に見え、すばらしい景色。けど、とたんに風が強くなったので、みんな上着などを着こむ。




硫黄岳山頂目ざして、雪と岩の急斜面を登っていく。











14:50 硫黄岳山頂  雪雲が近づいて来るのが見える。と思っている間に、アラレが降ってくる。




硫黄の爆裂口。




山頂から、赤岳、阿弥陀などバックに。





帰りは、夏沢峠にある山びこ荘(ブルーの屋根)に向かって下って行く。遠くには明日登る東天狗岳(右)と西天狗(左)が見える。




このような道を、アイゼンの爪を引っかけないように気をつけて下って行く。




ところどころ雪がないので、アイゼンをはずしたり、またはいたりを、何回かくり返す。




だんだんと吹雪になって、見る見る間に、積もっていく。まるで冬のようである。



16:10 山びこ荘 




ここまで来ると、その日泊まる小屋まではあと少し。樹林帯を下って行く。




16:40 オーレン小屋着  
ここは山の中なのにお風呂がある。ゆっくりつかったら、出てから気分が悪くなった。高度のあるところで、熱い湯に長くつかるのは、ダメなようである。

その後夕食を食べたり、お酒を飲んだりして、8:10就寝。




八ヶ岳・2日目  オーレン小屋~東天狗~唐沢鉱泉