意志のなかにいる

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アニメの感想(2052年度4期)とかやってんのかな・・・(アニメ感想)

2012-07-01 22:56:39 | アニメの感想(2012・夏)






坂道のアポロン 第12話  オール・ブルース All Blues とまとめ △






>音楽をやっている奴はモてる






逆に言うと「音楽」を取り除くとあとは何か食ってるか惚れた腫れたか
ぐらいしか話題がないのかもね、よかった私にはアニメがあって(笑)




              ♪



なんかJAZZ(音楽)が好きでやってるんでなくて
鬱屈としたとこのウサ晴らしでやっているって感じがするのよね
もっとひがんでいうならモテたいからオサレな音楽を演っていると言ってみようか
JAZZってもともと感傷に浸りやすいからハナシも安易に
それに乗っかっちゃうと陳腐になっちゃうというか
東京に母ちゃんに会いにいったあたりはまだよかったかなあ
同じ様な感慨をのだめカンタービレの続編あたりでも感じたのだけど
「音楽」とか「萌え」とかとっかかりがあってもいいとは思うのよね
ただ、そこで終わって欲しくないというか、贅沢なんですかね。











あっちこっち 第12話  甘い宝石⇔チョコバリトゥードゥ とまとめ △







ツンてれ少女の功罪






「ツンツンしてる」ってのと「そっけなさ」ってのは方向性が
大分違うというか、ツンツンしているほうがハナシの進行は速いわな
「照れ」ってのはじれったさを感じる、そこが主眼なんだろうけど

まーなんちゅうかその世界観に浸っていたいってタイプのたのしみ
なんじゃろうかねえ、ちょっと昔に流行ってた「癒し」とでも
それはたしかに「日常」のなかに存在するのかもしれないけどね
でもそれは「退屈」の中には存在しないと個人的にはおもうのよね
「馬鹿騒ぎ」と「退屈」を超えた「なにか」とでも言おうか











さんかれあ 第12話 「あの瞬間…俺は…」 とまとめ △++







「ゾンビ」って語感だと乱稚気的な意味合いを感じるのだけど
「屍鬼」に近いあわれみが当作品にはあったかもね
変形版「病もの」とでもいおうか
礼弥ちゃんもそうだけどそれを支える背景や演出に常に
暗いにおいがあって、その湿っぽさが実に独特ではあった
「ゾンビ」が内蔵をまき散らして走り回るのとは全く違う
なんちゅうか美的な趣味が感じられるそういうぐらいの天地
その世界観と礼弥ちゃんはガッチリ噛み合っていて
はっとりみつる作品的なヒロインの蘭子が霞むぐらいだ
そしてその暗い愉しみによって僕らがふだんウザいぐらい享受している
「生きてるって素晴らしい!」ってのが視聴している間は少しひっくり返るのね
ハッピーエンドを感じさせないけどBADENDでもない幕切れも見事











夏色キセキ 第12話  終わらないナツヤスミ 
とナツヤスミ経験者の感想 △+







今現在アニメーションを視聴していて毎回のハナシの枕として
期待するのはお石様ぐらいの「キセキ」って感じですかね
キャラクター(と中の人)を活かす為のよい触媒だったかと


というか、何でしょうねこの安定性の高いおはなし
「ドラえもん」並の安心感というか、そういうやよく風呂入ってたなw
別段、奇天烈な前振りもぬるぬる動くことも神作画もないけれど
とりあえず24分間は見ていられるのね、あと5分長ければ退屈を
感じるギリギリでちょうど終わるという、少なくとも私にはそう感じたわけで
教科書にしたいぐらいすべてが奇跡的に「適量」だった作品だった
まー膝を打つほど面白いワケではないし、これはこれで真似しようと
しても無理ではあろうけど。










つり球 第12話「さよならのフィッシング」 とまとめ ○






君と出会った奇跡がこの胸にあふれてる






「釣りで世界を救う」ってのは清く正しいSF的魂ですね
意外であればあるほど受け入れやすくなるっていう矛盾
冒頭部で宇宙人的なキャラクターになにかに誘われるって展開は
いつものことだけれどひさしぶりにうまくダマされたよねえ
もちろんダマしてそれだけでおしまいなんて不誠実なことはせんで
ちゃーんとチュートリアルとかもあってちゃんと段階を踏んで
ハマっていく展開もあったし
ダマした側も自分の事情と友情のはざまで悩む定番の展開もあり
そして最後はばっちりハッピーエンドでした、やったぜ
スポーツとか結果がハッキリしてる要素があるとカタルシスが
もたらされやすいけど、「つり球」って毎回毎回のハナシが
何をやりたかったかがクリアーだったから気分がよかった記憶


にしても「江ノ島」って舞台が最高に活きていたかと
「聖地」とかあがめ奉らなくてもこういうことができるわけだ
つり球だと「白州丼」とか「白州カレー」とか挑戦したり
江ノ島音頭とか「洗脳」に使ったりして積極的にハナシに組み込んでいたね
SF的土壌だから受け入れられたってのもあるけど近年稀に見る
処理のうまさでしたねえ、ちょいのちょいと


ちゃんとハナシをやりきったからこそ「さようなら」ができるのね
しかも笑顔で、「分割2クール」で間を持たせようみたいな趣旨が
氾濫しているなかできっちり別れのご挨拶ができるのがいっそ清々しいですね

では、流儀にならって。江ノ島のみなさま左様なら、楽しかったです。





コメント
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