意志のなかにいる

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「お兄ちゃん」「先輩」「ご主人様」「提督」「豚」 (アニメ感想)

2013-12-20 13:39:52 | アニメ感想(2013年・四季)








リトルバスターズ!~Refrain~ 第11話「世界の終わり」 △+









白球追いかけ子供になって








こうやって見てると「執着」が一番あったのは男連中で
「ヒロイン陣」のほうがサバサバしているような感じだったわな
「ゲーム的恋愛」のような後腐れの無さが逆説的に「人間的成長」に
用いられているのがまあ10年以上も「かういうゲーム」を作り続けてきた
人達の所行とでもいおうかねえ。
まあでもこの「後腐れのなさ」は次々とヒロインを「攻略」していく
「アニメーション」には適しているといえるかもしれない。

このハナシだけ見ると理樹がヒロインで他の野郎供が攻略対象といっても
全くおかしい所はないわけで、見事に転倒しているといえよう
「ゲーム」が大好きな人がゲームを利用してゲームを超えていくその姿
その先に何があるのか、試練と別れがあって自分が簡単に転倒し
変わっていく「何か」なのだろうねえ。













東京レイヴンズ 第11話「GIRL RETURN-虎-」 △(+)











それをあけるなんて、とんでもない!








あれやな「学園」が舞台になりながらなんか優等生的なんばっかり
だったから「ちんもげ」が来てようやく馬鹿騒ぎができるようなったw
まあでも流石に「虎」のジャケット着てたから「虎退治」のハナシにはならんやろw
どうせなら「陰陽」の術で「化けさせる」ぐらいしてもいいのでは
あとまあこういう馬鹿騒ぎの中で「伏線」を仕込ませておくといい感じだけど
流石にそんな余裕は無かった気はする、夏目の「クローゼットの中身」ぐらいかなあ
貝木にでも開けさせますか。











ガリレイドンナ 第11話  ガリレオジャッジ と裁定(まとめ) △(+)









「テゾロが未完成」うんぬんの件のとおり、作品自体も「未完成」なんだろなあ
という印象はある、ロベルトと縦ロールの関係とか社長にロベルトが反感を抱くとことか
神ねーをもうちょっと活躍させたかったとか、いっぱいある。
シメの「裁判」の茶番劇を見るにつけその感はますます強くなったかんじ
もしかすると「サムメンコ」とどっちが人気があったかで2クール目をやるかとか
そういう勝負をしていたのかもしれないねえ
なんだろね「殺す気の相手に追い回される」ってのがガチすぎて
「成長」とか「探求」とかまで手が回らないかんじだったなあ
それこそ(鉄の)「巨人」に追い回されているようなそんな状況
それが物語の豊かさを失わせて、3姉妹っちゅう魅力的な要素をマイナスにした気がする
「ミチコとハッチン」とか「サムライチャンプルー」とか「珍道中もの」が
何で2クールだったのか、今ならよくわかる気がする














アウトブレイク・カンパニー 第12話  侵略者を撃て! とまとめ △+








All your base are belong to us







あれだな、「教育的な態度」と「支配者的な態度」の対立というか
まあ「司祭」と「兵隊」を同時に置くっていうやりかたね
そして司祭の「教え」にはしばしば暴力に対する戒めがあるっていう
ありふれた矛盾ってやつだよねえ、ってのがある
そのあたりのことを誤魔化さずやってのけただけでもまずは評価に値するかと
そして無力なヒッキーのオタクが「教育」を通して「暴力」に一定の勝利を
修めたことにある程度のカタルシスはあったとおもう
まあ確かにハーフエルフのメイドをはじめとしてぺたんこ王女に好意をもたれたり
まあいろいろご都合主義的なところがないとはいえんけど
まあ結構地道に布教活動をやってたからね、何気にそこが大きいかも
「地味」な布教活動を「オタ文化」ってのにすりかえたのがうまいね
これなら視聴者の興味もひけるし「萌え~って何?」って「初心者の態度」のほうが
パロディ百戦錬磨的な人のそれより気分がいいしね
ゆーげんさんの画を動かしてみるっていう試みも意義深かったし
視聴していてうまみのあるいい作品だったかと
ま、一番の収穫はクラシケルなメイドのハーフエルフに出会えたことなのかもしれん。












IS <インフィニット・ストラトス> 2 
第12話  少女たちの展翅(ガールズ・オーバー) とまとめ △(+)








しかしまああれだよな、こんだけ「とってつけた感」が凄い作品も珍しいわな
「とってつけたような生徒会長」に「とってつけたようなヒロイン陣」
「とってつけたような設定」に「とってつけたような戦闘シーン」
あとついでに「とってつけたような風呂のシーン」か
しかしまあここまで「何がしたいのか」ってのが見えてこないのも凄いかもねえ
けして馬鹿にしているだけではなくてもうなんかこう「究極のパントマイム」を
見ているような不思議な感覚というか、そんなかんじ
「上手い」とか「凄い」とか「美しい」とかとは別種の感覚というか
この作品は「ウケそう」な要素をこれでもかってぐらいぶちこんでる、言うまでも無く
ただ、他の作品が良きにつけ悪しきにつけ「誰かが考えたおはなし」に
「ウケそう」な要素を盛り込んでいくのに対して
ISは「ウケそうな要素」をのりしろしてハナシをつくってるようなそんな印象をうけるのね
「ハナシ」と「要素」の転倒が起きている。
これ「戦闘」か「女の娘」かどっちかに力を重点的に入れれば多分スキはあるけど
扱いやすいハナシになるのだとおもうけど、どっちにも「力」を込めないから
こういうふわふわとした印象をもってしまうのだとおもう
ま、こういうことだからなんでセシリアが一定の支持を集めていたり
鈴音がえれー扱いが悪いのかが納得がいくわけで
そして多分本当に凄いところはこれで「アニメーション」が作れてしまって
しかもそうさせる程には「売れてる」ってことなんだよな
もしかすると「IS」は10年後の主流のラノベの先駆者として記憶されているのかもしれん
おそろしいことだ












コメント (1)
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