シドニアの騎士 第5話 漂流 △+
「男女が密閉空間でできるコト」なんてそう多くないからねえ
アニメーション的には「節約回」でもってくるのが具合がいい
長めの身の上話をして、これからのことを話て希望をつなぐ
当話だと「光合成」っちゅう「設定」があるからそれが
露骨にハナシづくりに貢献したという最近では珍しい例ですね
宇宙空間の無機質さと底の無い暗さが「ヒト」としての営みに
逆に光を当てているような、そんな印象
たとえそれが「飲尿プレイ」でもなw いや笑い事でなくさ
棺のチャイカ 第5話 追う者追われる者 △+
「ニセ者」が出てくるってのは「世の中の深さ」ってのを
感じさせるよねえ、「選ばれた勇者」ってのは分かりがいいけど
「大量にあるもののなかのひとつ」っちゅう埋没間というか
世間擦れしたトールや素直な白いチャイカのほうはそれを素直に
受け入れているけどちょっとおっぱいが大きくなった赤いチャイカの方は
やや自我が発達していて意義を申し立てしているわけね
大量のモンスターとの戦いもいいけどこういう3on3の
チームワークのとれた戦いはまた別の面白さがあり
そう「人間同士」の戦いのように見えるうつくしさといったところ
ノーゲーム ノーライフ 第5話 「駒並べ(ウィークスクエア)」 △+
最初にケチをつけると1対1のブラックジャックじゃ「カウンティング」は
できないなんじゃないのかねえ。まあほかにもいろいろ言いたいことはあるけど
「ゲーム」っちゅう一応誰でも知っている前提の「ルール」を
なんかこーハッタリをかまして凌いでいくような、そんな愉しみだよね
どのゲームも人間が一生を費やしても「極め」られないのに
それを「」の兄妹はチート的にそれを「攻略」していくのが
まあ「新たなる神話」っちゅうホラばなしには相応しいそれなんかもしれんね
ステフをからかって遊んでいる分にはこういうのでもかまわないのだけど
「人類の命運」なんてお題目にこの世界観が耐えられるかとどうか
筆者の知力が問われるところだわなあ、まあそういう風に視聴している人は
それこそ「マイノリティー」でしょうけど。
魔法科高校の劣等生 第5話 「入学編 V」 △(+)
差別を無くせどうたら会の人等が完全にダシにされてますね
まあそういった人達がこの世にいることは事実で
そしてそれがある程度納得できるぐらいにはこの「クラス分け」は
「選別思想」を煽っているのはわかるよね
まあその「選別思想」を生み出している大本の「社会のルール」ってのが
よう分からんからなんとも言えず、「学園」っちゅう「小社会」で
「政治学ゲーム」をしているようなそういう触感だよね
まあその「ゲーム」には「ルールマスター」っちゅう「お兄様」が
いるからこそ「不測の事態」が発生せず「世はこともなし」っていう出来レースなんだけどさ
その「ルールマスター」を脅かすのが出現してからが「はじまり」なんだとおもう
「入学編」を2ヶ月も続けるのん気さが「囲われたセカイ」の安定感だろうねえ
極黒のブリュンヒルデ 第6話 「微笑の理由」 △+
チェンジ!
よう考えると本来「死の運命」が迫っている人間が
ノンキに「学校生活」なぞ満喫している暇はないはずなのね
これは当作品に限らず明らかに「場違い」な個性を持ったキャラクターが
なぜか「学園」に集まるという当邦の特殊なファンタジー常識の事情による
(なんなら主人公の周りに好意を持った美少女が『なぜか』集まるというのもつけ加えていい)
ただ、このおはなしの設定によると逆に「確実に死ぬ」のだからこそ
「やりたいことをやる」という逆転した発想が事態を正当化しているかとおもう
少女達は「実験動物」で、無残に殺されるけどそういう残酷さが
当邦のとんちきな「常識」に一定の「重し」を載せているとおもう
「重し」をのせる為にベタな「設定」を利用してるのか
「設定」に応じて女の娘をバラしたり溶かしたりしてるのかは知らないけど
彼女たちの過酷な運命だけは「チェンジ」できないのがこのセカイの「ルール」なのだろうねえ
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 第6話 いざ、温泉街へ △+
「温泉回」って「ルール」だとどんなに真剣なハナシでも
笑って見てしまうって強固なフィクションがあるよねえ
「笑い」の方向に舵を切るか、惰性でやってしまうか、微妙なところ
「温泉回」で漢共のほうを覗こうという発想が「ノイタミナ枠」らしく
一枚捻ってあるかんじやね、とってつけた「サービスシーン」なんか
提供してやらん!といった感じで、かっこいい
重護がただの体力バカじゃなくて自分の利益の為にいろいろと彼なりに
画策するのがなかなか面白いね、「義賊」なんてごめんこおむるといった感じで
ラノベが突飛な設定とともにかなぐり捨てがちな
「生活にまつわるこまごまとしたもの」と「詳細な観察と描写」ってのを
当作品はほど良く残しているとおもう。