意志のなかにいる

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精霊使いの剣舞のまとめと2014年秋季アニメのまとめ 

2014-10-04 17:45:24 | アニメの感想2014年 秋









精霊使いの剣舞 第12話「レン・アッシュベル」 とまとめ △













あれっすよね「~文庫のファンタジーものだからテケトーに見てもおk」
みたいな印象が最初からあるよねえ、そしてそれがここ数年いい意味で裏切られた
ことがない、という「戦う前から敗北している」ような印象
「ベルセルク」とか「ハガレン」みたく正面からガチでファンタジーに取り組むのではなく
あくまである世界観でなれ合う的なそういう付き合い方ですよね
そこでお気に入りの女の娘でも見つけられればラッキーといった次第
今なら「学園異能力モノ」とか「日常系モノ」とか無理矢理戦闘せんでも
女の娘とイチャつける設定のほうが「やりやすい」ってのはあるだろうねえ
「ファンタジー」を前提とするにしても例えば「しぶしぶ就職しました」とか
メタ的な態度の方がまだ「しっくりくる」というそういう当邦のファンタジー事情。
律儀に「5色」のヒロインを出してきましたな、世界観が膨らむけど
逆に言えば印象が薄れるってのもあるな、短い間で的確に萌えさせないといけない
それもファンタジー世界観と連続しているのが望ましいという、ほらいよいよ難しい
もうあれなんだろうなあ一部の天才的な人が描くファンタジーで無い限り
もう「期待」なんてしなくなっちゃったんだろうねえ
最初の1話でよっぽどハナシがうまいなりなんなりがないとあとはもう
「敗残処理」みたいな状態になるという厳しさ
週に20も30も作品群がある中で「どうでもいい日常」を描く作品ばかりに
なったのはそういう光速で陳腐化して捨てられていく物語事情に対する
「防衛手段」的なところがあるのかもしれないなあ
そしてそれはそれで「病んでいる」と言えるのかもしれんね
「勝利」も「敗北」もない笑顔と戯れによって繕われた静かな退嬰。

















印象に残ったとこ











ばらかもん より



























「人のことを心配して初めて泣いた」というかっこう悪くてとても美しい一幕
人間の基本的な情動に関することをとても上手く描けていた作品でしたなあ
事前のなるをはじめとして子供達がしょんぼりする所も上手い。
とてもよいものが当たり前のようにある作品、いや「島」だったなあ。













ペルソナ4 ザ・ゴールデン より
























レベルの高い女性陣とある意味レベルの高い完二との対比がひどいw
こういう「ユカイな日常シーン」だけ繋いでいってもアニメが出来てしまうぐらい
原作ゲームのボリュームがあるのよねえ、「戦闘シーンはゲームの方がやりやすい」
ってのが「アニメ」と「ゲーム」を隔てているひとつの壁だとおもう
そういう難しいところにどう立ち向かっているかが「原作付きもの」の
見所のひとつでは。













切り出しは「残響のテロル」が正当に衝撃的。〆も美しく、余韻ある最後
「アルドノア・ゼロ」の最後はある意味予定調和の衝撃のラストw
「月間少女野崎くん」はそれこそ「漫画」のような花火のシーンでの〆
「モモキュンソード」の「温泉回」のはしゃぎようもなかなかだった
「東京喰種トーキョーグール」はラスト3話かけて延々と
主人公が拷問を受けるというある種前代未聞の展開w 













声優部門







男性部門







小野大輔さん
(空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険SC) 半田清舟(ばらかもん) 
前野蜜也(月間少女野崎くん) セバスチャン(黒執事BoC) など )











常連の小野Dさんですw 
承太郎やセバスもいいけど半田センセとかへたれカッコイイのがお手の物って感じ
前野のウザさもとてもよい、でもイラっとくるねw












女性部門









原涼子さん
(琴石なる「ばらかもん」)











作風から「キャラクター」をあんまし作ってはいけないっていう難しさと
「五島弁」っちゅう二重のハードルを越えてたんで
あんまし力まずにやったから上手くいったのか、それとも演技力なのか
わからないけれどこの「なる」に関しては素晴らしいのひとことやね。












OP・ED部門




























花ハ踊レヤいろはにほ
(ハナヤマタ OP)














「よさこい」を扱った作品だからねえ、当然と言えば当然だけど、でも凄い
色彩・光沢・踊りについても相当だけど歌詞もすばらしいね
「やまとことば」のたおやかな感じと平易な日常語を上手く組み込んで日常性を悦脱してる。
最終回の「よさこい」のところとかもっと踊って欲しいなあとか思ったけど
なんのことはなくてOPですでにやっていたということであった。































Innocence
(ばらかもん ED)












「ソウルフル」ってとこやね、水彩の輪郭がクッキリしないところが
想像力をつよくさせる、「書道」というテーマとも一脈通じて
神経がちょっと鋭敏になるようなそういう作品だった
「アニメーション」でこんな感覚を呼び起こせるなんて正直驚いた
「自分らしさってなんだ」って迷ってる理由が謎であるw



























花雪
(ハナヤマタ ED)












はい、まあ大体予想通りだったと思いますw
抽象性がやや高めな歌詞なんで変に上手く歌うと浮く感じがある
この場合は大坪さんの声でマッチしているかと
世の中にゃローレライみたいなのもいれば鹿島みたいなのもいて
まあそれぞれに居場所があればそれでいいのよね





コメント
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