ソードアート・オンラインII 第15話 湖の女王 △+
なんちゅうか「嫁達」のお披露目回ってとこですよねw
それも錚錚(そうそう)たるメンバーですわな
「ネトゲで恋人ができました!リアルも充実してます!」
というのに我々はどう立ち向かうべきか。
いや、「廃人化してドロップアウト」とかってのも飽き飽きしてるんだけど
そういう「視ている側の嫉妬心」に触りながら結局クラインさんぐらいの
落としどころで妥協するというそういう「ぼくたちのネトゲ感」ってところ
え、何か女神様が説明してたって?全然聞いてなかったよ(笑)
Fate/stay night (UBW) 第3話 初戦 ○+!
「初戦」からほぼ最強の相手っちゅう理不尽さに嬉しくて涙が出るよ(ひにく)
シロウがでくのぼうになるのも無理からぬバーサーカーさんの暴れっぷり
遮蔽物をものともしない暴力とそれに甘えない戦闘センス、で不死身ときた
アニメに製作だと「遮蔽物の無い戦い」を描くことには長けているけど
こういう「いろいろ邪魔者」がある中でごちゃごちゃしてくるのは苦手な印象だけど
それをまあここまで描けるのだから、まあ呆れるちゅうかなんちゅうか
だからこそ共闘しているアーチャーの有り難さが凄いわかるわけで
あと、凛とイリヤの魔術師としての戦いも凄い、方向性の違う戦いで
こちらはアニメーションの得意分野のなんか綺麗な特殊効果のぶつけ合いって印象
イリヤは追跡型だからそんな動かなくてもいいけど凛はフットワークも軽いですね
魔術師としても有能で、戦闘者としてもイケてる、超優等生のこの娘がヒロインなら
まず間違いないってかんじです。
蟲師 続章(第2期) 第12話 香る闇 ○!
エンドレスエイトはもういやだ
「こういうおはなし」の最終兵器「ループもの」ですね
ボク達にもふつうに備わっている「既視感」を土台にしているから
何となくココロにひっかかるところのある印象になる
カオル(薫る)さんがその名前のとおりに「臭い」にまつわる記憶を
長いこと保持しているのもリアルですよね、こういう視覚に比べて制限されている
認識ってのは長く正確に記憶が保持されるものらしい
あと子供のころから印象に残っている「記憶」の選択がとても良いですね
「間違ったこと」「変わったこと」「異性のこと」「子供のこと」そういうの。
ギンコによって破られた「輪廻」がまた繰り返されるという悲劇性と
今度は郁さんの方に視点が変わるという展開の際立ちさ加減は
いにしえのおとぎ話の精髄を見ている時のようなそんな印象
「アニメーション」っちゅう一方向に進んでいくのが強い媒介で
「時間の循環」とかやられると、まったくまいってしまうよねえ
今回のおはなしは名作・怪作ぞろいの「時間循環もの」の歴史に
名を残すのに恥じない仕上がりだったかと。
アカメが斬る! 第16話 人形を斬る △+
最もコストのいい兵士
腕がもげようが首が飛ぼうがもう関係ない「屍体」によって
生者が(それも味方キャラ)が被害を受ける展開ってのはえげつないですね
戦闘においてはお互いに生命を賭けているっていう「公平性」が罪悪感を軽減させるのに
これはそのルールを打ち崩すまさに外法の業(わざ)というやつ
「友の死」が入団のきっかけになったタツミにとっても許せない相手やね
しんどい状況だけどそういう状況でも誰かが誰かに惚れたり
誰かのまぬけさに笑ったりってところが無くならないのがリアリティだね
この作品はそういう所が「まんがの常識」に流されないでちゃんと盛り込まれているのがいい
ガールフレンド(仮) 第3話 カメラとショートケーキ △(+)
「金髪の外国人」は強引で「図書委員」はおとなしいっていう固定観念が露骨よなあ
まあ私も、そういう「ルール」に従っていろいろたのしんできたけれども
当作品はそういうルールに毒されていない人達に向けているっていうかんじがある。
「こーいうゲーム」って揶揄されそうな「こーいうこと」をメタ意識なしに
むしろ露骨にやるっていう馬鹿なんだか賢いんだかよく分からない手法。
まあ新しい媒介によって「先祖返り」したってことなんかもしれないね
それがアニメになってワケわからんぐらいの数の声優さんにギャラが払えるぐらいには
当たったってことなんかもしれない。
異能バトルは日常系のなかで 第4話 奇行 カプリシャスレディ △(+)
友達が自分達のコミュではみせない姿を別のコミュだと見せている
ってのを知ることは「他人」を知る第一歩ってかんじですよねえ
意外と大人になってもそういうことを知らないままに大人になっている人がいたりする。
岡本信彦さんに「俺の恋愛対象年齢は7歳から12歳までで修正は下のみに可」とか
言わせんなや、笑ってしまうやろw
まあ安藤くん、日々のトラブル能力の解決力が高いですよね
「異能」が強力うんぬんとは全然別のチカラってやつで、女性陣にはそっちの方が
有難いってところがあるわな、そういう「日常系」の描き方が本題で
「異能うんぬん」ってのは外見でって区分が「ラノベ」っぽいとおもう。
あと、赤い娘にビキニアーマーを着せるのは「わかってる」とミサカはおもいます。