TERRAFORMARS 第1話 SYMPTOM 変異 △(+)
ハナシとしては「時系列順」ってことで「冒頭のカマシ」を
「熊とのバトル」と「世界観の説明」に託したワケで、今時真面目な
やりかたではあるよね、巨人に母親が喰われるとかそういうのに
毒されすぎたせいかもしれないけど。
その熊さんとのバトルも何か変な光が入って肝心の「何がしたいのか」が
良く分からなくなるという矛盾、これは前期の「東京喰種トーキョーグール」にも
あった傾向やね、はやくGとくんづほずれずバトってほしいね。
ガンダム Gのレコンギスタ 1話2話 △++
↑こっちの「G」じゃないぞw
「空中戦」とかふだん作り手側が「あんましやりたくない」所からスタート
「モビルスーツ」が縦横無尽に動き回るところに「現代技術」の進歩が
うかがえるというか、何か「実際に重さがある空間」でMSも人間も生きてるって印象
「重力」がかかる世界観においてMS(わけてもG)は蝶のように自在に舞えるワケで
そういう「とんでもないチカラ」をMSは有しているということだ
それを使えば人は「あっさり死ぬ」ってとこまで2話でやるのはらしいね、実に。
登場人物の大半が学生で、それゆえの「はしゃぎぶり」が生々しいというかんじ
これを古希を越えた人が描いているっていうのがまずは凄いよねえ
ま、今期は凄いのがいっぱいあるけど「なんか違う空気」ってことに関しては
譲れないとこがあるんだろうね、それでいいとおもう。
デンキ街の本屋さん 第1話
ラブ&エロス フォー オール/ナイトメア ビフォア カルナバル △+
エロ本が嫌いな人なんていません!
あれですよねアキバとかねり歩いているとようまあこんなのべつくまなしに
エロエロな本だの円盤だのグッズだのフィギュアとかが置いてあるなあなんて
ふっと思ったりしますよね、馴れてくると気にもならんけど
厳しい国の外国人だと「Oh イッツ ウタマーロ!」とかってなるんかねw
まあそういう事情を「アニメ・漫画」にしているのっていうと以外と無いかもな
「げんしけん」あたりは流石に触れているけど
こういう「エロ」と関わるやつにはこういう抽象度の高い「萌えキャラ」的
デザインで扱っていくのがやりやすいかもしれんね
個人的にはセンセイさんが原稿作業の為に髪を結んでポニテにしてるところが
とてもよろしいと思いました、凛々しくて、萌える。
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 第0話 ○!
「これから何をするか」ってことの説明 ―それも圧倒的な力量による
これはもう「挑戦状」といわんばかりやね
「紅い」マスターとサーバントのキャラクターを存分に示しながら
「ある世界観」にいると錯覚させるぐらいに背景を描き込んで
そして「殺陣」ですよね、これは追随を許さないってかんじ
遠坂凛ってのは「シロウ」と関わっている時に最も魅力的になるわけで
そういう意味ではきわめて真っ当な「ヒロイン」であるといえよう
当たり前といえば当たり前だけどただまあその「真っ当さ」を描くことへの
執念と技能の卓越ぶりこそ「英雄的」というか。
七つの大罪 第1話 七つの大罪 △+
あれっすよね、とりあえず皆殺しにしとけ!メシは豚に喰わせておけ!
乳は揉んどけ!敵はワンパンで吹き飛ばしておけ!っちゅう
「力任せの展開」がこのご時世ではいっそ清々しいかもなあ。
でも神話とかの「英雄譚」って物理学無視のごり押しなんて
何にも珍しくないからねえ、むしろそういう「ざっぱ」なヤツこそ
大好物になりがちなとこがある、この作品にはそういうスメルがするね。
繰繰れ!コックリさん 第1話 人形少女・ミーツ・コックリさん! △+
一日三食50品目
初手から「召喚→共生→喪失→復帰」ってのをやってのけてしまうのが
ギャグ漫画の速度として正確かとおもう
中心にいるこひなが笑いの中心地で狐犬やもろもろの怪連中を
食い物にして遊ぶっていう形式なんだろうなあと思わせる
ただ、「ギャグだから」というだけでなくそうやってこひなを
「漫画的」に扱いながらそれって「壊れてる」ということをシリアスに
表現する怜悧さもあり、そういうなかなかに複雑な味わいを
中の人の広橋さんが的確に演じているとおもう、ダウナー系は強いね、圧倒的に。
失われた未来を求めて 第1話 失われた未来 △(+)
やっていることはエロゲーの王道「学園SFもの」で
それがある程度の人気を経てアニメ化するのもここ10年で慣例化した事態
ただ、それを構築している「技術」がより「手書き」から離れていってるという
もう大概「手書き」じゃないのだけどそれを「萌え」が重要なギャルゲー媒介で
やるというとこはチャレンジやね、とりあえずは「壊れずに」ハナシが
できあがっている内は視聴の価値があるかと
「ループもの」というスメルがぷんぷんなんでこういう設定だと
距離をとって抽象的な画のハナシを視聴できるってのはある
あとはとにかく良いシナリオを期待するんだぜ。
selector spread WIXOSS 第1話 「この開幕は無音」 △+
「2期」っちゅうことで初見の視聴者と「半端者」にこのゲームの
「ルール」を説明していたけど、聞けば聞くほど非道いルールだw
そしてその非道いゲームを通して中途半端に失い、手に入れたのが
今の折り返し地点ってことやね、その平穏と喪失。
こういう条件でもちよりがかしましいのがまあなんだどんな非道い戦場でも
妙に明るいヤツがいるってことかwハナシ的にもちょっと欲しいとこだしな
さて、味方とラスボスが「交換可能」なこの世界の果てはどこか
とりあえず次回予告ではあきらっきーさんがはしゃいでましたね
お元気そうでなによりですw
グリザイアの果実 第1話 普通の学園生活 △(+)
あれですよねエロゲーとかが原作だと時折過剰に「パロディ」を
行うことによって「こちとらパロディを『演じる』ことも出来る
『本番アリ』の世界なんじゃあ!」と主張することがありますよね
笑いで間をもたせつつ裏でストーリーとかを進めるという手法。
当作品だとそのあたりを「金髪ツインテツンデレ」の娘が象徴的に演じており
裏ではちょこちょこ見え隠れする「暴力」の匂いや、演出的には
シネマっぽく仕上げている画像、そしてそれらを総体的に納得させる為に
冷静で頓珍漢な主人公(冷珍漢とよんでる)がいる、という
ま、でもここまで露骨に「それっぽい」アニメ化はちょっと珍しいかもね
それだけ「原作」に自身があるってことなんだろう。
異能バトルは日常系のなかで 第1話 異変 アルファ エピソード △+
暗黒の炎に抱かれて眠れ!
主人公以外のヒロイン5人(生徒会長含む)が全員最強クラスの能力者でワロタw
そうですね、印象としては正確に「もてあます」という感じがあるね
つまりあれなのね「時間・空間・物質・エネルギー」をコントロールし
「かわいい女の娘を大量にかつ美麗に描く」ことができても
「何もすることがない」という当邦の特別な物語事情があるというワケよ
それはとてつもなく贅沢で幸せなことなのかもしれないけど
まあそれはそれでってことなんだろうねえ、までもこんだけ「まっさら」な
状態なら「何にでもなれる」って気はするよね、とりあえず「ハーレム」でも作ってみる?
半落ちしてる娘が2~3人はいそうだしなw
弱虫ペダル GRANDE ROAD 第1話 フェイズ49 ○
「1話目」からこのアドレナリンの分泌量w
視聴している側もギアを変えないといけないねえ。
「かけひき」を巡ってテンションが天と地にぶんぶん振れるのが
「スポーツもの」らしく見ている側もとても興奮するね
わけても御堂筋くんおもろいね、いろいろ「汚い」けれど
それが容認されるクオリティを作品が提供しているからね
いろいろな要素がガッチリ組み合ってとても「ハイ」になるよい作品です。
甘城ブリリアントパーク 第1話 お客が来ない! △++
ようやく視聴できたよw
あれですね、衝撃的だったのが京都アニメショーンがてがける作品で
「ラブホ・・・」
なんて単語が出てきたことですね。出っ鼻から美少女にマスケット銃を
向けられるよりもはるかに衝撃的だったかと、なにせ
「けいおん!」や「中二病」では微塵も「そういうの」と縁が無さそうだったし
エロゲーが原作だった「Air」や「Kanon」ですら潔癖に排除されていた
「そういう要素」だったんで、まあここ10年で「どういう製作会社」って
印象がついているのかってことやなあ。
もの凄いきれいどころを隣にはべらしながら「流行らない遊園地」っていうのを
実に端正に描いていたのは流石だとおもう
うらぶれたものが実に正確に描かれているという矛盾
それはここ10年アニメーションの先端の製作の一角だった京都さんが
「阿(おもね)ってみた」ともとれる姿なんかもしれないね
そのシルエットは「遊園地を再建する」っていう「商業的」な難事に
立ち向かう姿ともとれ、それは「巨人」を駆逐することに劣らず
困難なことであるとおもう。