マクロスΔ 第18話 感覚 エマージェンス △+
絶頂
イっちゃうまでの前戯のうまさ、よなあ。
よくコンビで行動させますよね、このおはなし
当然のことだけど「戦場」なんでただならぬ関係にはなる
逆に美雪さんはいつも「ひとり」だよねえ、それが彼女の
この物語における立場ってことかもな、皮肉にも
戦ってる敵さんの新しい王様もぼっちだな。
りんごでもかじりながら家族と平和に暮らしてもそれで
充分しあわせなんだけどねえ、いっぺん「知恵」と「歌」を
知ってしまったら後戻りできない、っていうカルマ
歌って、踊って、死んでもかまわない!ってのが若い
でももうそういう「青春像」って古臭いのかもなあ。
甘々と稲妻 第5話 お休みの日のとくべつドーナッツ ○
どんどんドーナツ
娘や彼女が知らない男性といっしょにいる時の「ざわ」とした感じ。
小鳥ちゃんがだんだん姉のような、母ちゃんのようにみえてくる。
公平さんいいパパだよねえ自分ができないことをちゃんと知っていて
そういうのを人を信じて任せることができるもの、こういう人を「大人」という。
つむぎちゃんが料理づくりを待っている時の様子がリアルな子供ってかんじ
ドーナツの穴が小さいことがツボに入って爆笑していたけど
あれは謎があるよなあ、熱が通りやすいとかいろいろあるのだろうけど。
高熱を扱うのにあたって一度失敗しているのが余裕があってよいね
菓子づくりはタイミングがシビアなんで、納得がいく。
自分も手伝って食べる揚げたてのドーナツはそりゃ「とくべつ」だろうねえ
それはカネを払って手に入るものではない、ということだ。
クロムクロ 第18話 湯煙に消える △+
ポチっと
「給与明細」の数字が具体的に覗けるのが、ちょっと珍しいね
「NEW GAME」でも具体的な数字は秘密だったのをおもいだす。
命がけで戦っているパイロットに支払う額にしちゃ少ない気もするけど
かといって馬鹿みたいに高額も払っていないってのは日本的ですね。
無駄に高価なものを買ったり、旅行にいったりと、「わかる」なあ
お世話になっている人にお金を渡そうとして「とっておきなさい」
ってやりとりは「初任給」が発生する度にどこでもおこなわれる行為なんだろうねえ
そしてそういう信頼関係がある内はきっとだいじょうぶなんだろう、何かが。
ケンちゃんもだいぶん「現代」にこなれてきたねえダチと笑い合ったり
フルチンで刀を振り回したりしなくなった
と、ここまでのんびりやっておいて最後に「人質交換」するのが
うまい展開だね、ハナシの尺とか考えるともうここしかないね
とまあハナシづくりがうますぎて「温泉回」のたのしみが
よくわからなかったというありがたいようなもったいないような1話であった。
はんだくん 第5話 半田くんと生徒会/半田くんと記憶喪失 △+
あれっすね矢継ぎ早に「学園モノ」としての資産を食い尽くしているというか
その贅沢さ加減が「ばらかもん」とは違うおもむきになっているかもな。
「記憶喪失」とか「男嫌いの委員長」とかいっぺんにぶっこまなくて
充分濃いかんじになるだろうに、それができてしまうのよなあ
「はんだくんは神」というはかない青春の幻想と
それが簡単にぶち壊されてしまうのが「若い」かもしれんね
そう考えると「あと先考えずめたくそやってしまえ」って神経が
正しく現前しているといえるね、「芸術家の悩み」とか「中の人」とか
そんなの関係ねえ!といったところ。
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!
第5話 リトルレディ、襲来 △+
「物語の重要な関係者の幼女と遊ぶ」とか当作品っぽいね
折角張ったルーンの結界がしょっぱいねえ
まあ、本来は顕現しているさまざまな奇跡の価値は相当なもので
それを「しょっぱくして」ある程度受け入れ易くしているのと
そこにさまざまな人間っぽいところを放り込んでいるのが
当作品の持ち味だけれども、幼女におもらしさせてしかも
「温泉」にまでつけるとは、おそれイリヤの鬼子母神といったところだw
まあ「自分」よりさらに「幼女」をあやすことで
当作品の主人公っぽい立ち位置をイリヤは獲得しているかもなあ。
魔法つかいプリキュア! 第27話 Let'sエンジョイ!魔法学校の夏休み! △+
「マホウ回」なんで魔法使いほうだいなので画的にたのしい
「ナシマホウ界」でも制限がないなりに得るところがあるから
いちがいに駄目ってわけではないけれど、まあたまの休みぐらいはねえ。
さらなる強敵と3人目のはーちゃんでバランスがうまく拮抗している
こういうパワーゲームはもうさんざん見てきてうんざりだけど
プリキュア、少なくとも当作品は上手く消化できているとおもう
あとはまあ「魔法つかい」としてどういう着地ができるかに
かかっているかなあ、なにせ「プリキュア」という「現象」そのものは
もう10年以上繰り返されているわけで、「飽きる」という
簡単な言葉でくくりたいわけじゃないけど、それでも何かを期待しているわけで。
クオリディア・コード 第5話 小公女のレガリア △+
かなりあの歌なし
あれっすね1人重要なキャラクターが欠けた「だけ」で
随分作品のトーンが代わるねえ、朱雀とカナリアの音を埋めるべく
姫っちが声を張り上げているような、そんな状況だ。
「戦争やってんだよ!」とかいちばん馬鹿なやつが
いちばん状況をよく理解してるってのが皮肉すぎるな
当作品は「ガンダム」のように絢爛豪華に「戦争」を描いているわけではなく
むしろ当世のアニメーションの作り方らしく「経済的」に描かれているけど
そのドライさが人間を容赦なく踏みつぶすのに一役買っているかとおもう
力み返っているわけではないけれど、キャラクターが生きているかと
そして皮肉なことにいなくなった人員のぶん「新キャラクター」の
出てくる余地がでてきている、そのせつなさ。
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン
第5話 二人でひとつ △+
だいぶん正当派な「幼馴染み」やね
二人とも幼少のみぎりから才能の片鱗を感じさせるけど
だんだんと態度がくだけてるのを見るのがたのしい。
「人間同士でも交渉をするのは矢玉が尽きてからだ」って
子供が言うせりふじゃないねえ
まあそういう環境・個性があってのことだね。
「戦争」を扱っているけど都市的なのではなくて
ちょっと「野生」を遺している世界観なのね
そこに「戦略差」をくつがえす「戦術」が入り込む余地がある
今回のピンチが「狼」によるものであるのもそういう
世界観をしっかり後押ししているということになる
「天才軍師」が登場する舞台の下ごしらえのソツのなさよな。