意志のなかにいる

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おふとんがいとしいな (アニメ感想)

2016-08-24 14:05:57 | アニメーション雑感2016 Q3





Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!
第7話  人形とぬいぐるみ △+








がらんのどう






プリキュアとはあまりにも違う「人形」に対するあつかいに吹くw
ただまあよく考えれば一貫して「人形」は「魂が入っていないだけ」的な志向が
那須きのこさん的な作品にはあって、イリヤも美羽も「器」にすぎないっちゅう
ドライな感覚が当作品における(あるいは全作品に通じる)
「戦い」を肯定する要素であり、イタい笑いをとるきっかけになっているかと。
この考え方を延長するなら「神話」の「英雄」も「宝具」も
なにか変換可能な「パーツ」にしかすぎず、その空虚さゆえに
それを埋めるべく場を濃ゆくしていく、っていうメソッドが成立するわけだ。
まあ「プリヤ」はその(あまりにも)濃厚な地獄の釜から取り出した
うまうまスゥプみたいなものなので皆さんにおいしくいただけるってことなのかもしれん
まあ何にしろ「くまさん人形が魔法少女になる」っていう奇妙な画が
見られただけでも、一見の価値はあろう、そんな神話は古今東西あるまい、たぶんw











魔法つかいプリキュア! 
第29話 新たな魔法の物語!主役はモフデレラ!? △+!








プリキュアでは時折ある「おとぎばなし回」ですな
最初から「ムリムリ」ってわかっててやるから、御覧の有様だよw
でもまあそういう「おとぎばなし」の筋立てを「現実の自分の人間関係」に
当てはめて無理矢理にでも「型」をつくっていくってのは
幼児教育的な考え方かもしれんね、そういうのを経験していく中で
無理なムジュンは修正され、実際の人間関係や人生において
堅実な選択を選べるようになるかもしれないねえ。
まあ逆にそういう無理矛盾がここでは主題なわけで
なんだろう、こういうはっちゃけ方は「4クール」が当たり前だった
昔のアニメーションにおいてたまに見られた「問題回」みたいな
そういう印象をうける。ま、ジョージ・ナカタさんがノリノリ
だった時点でそのハナシは視聴に値するのだけどなw











逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~
第20話  逆転サーカス - Last Trial △(+)







裁判中にアニメ中でまったく見せていない「捜査パート」で集めた証拠を
突然出すから見ている側もファッってなるなあw
あと、逆転裁判の名物シーン「動物を尋問」が無くなっているのがおもしろくない。
こんな感じで「ゲーム」ではたっぷり楽しんでいたものが
アニメの中でバッサリやるのにだんだん馴れてきた印象の当作品。
しかしまあ「おもしろおかしい毎日の中に潜むリアルな犯罪」っていう
一見ムジュンした要素をこのサーカス回でははっきりと感じることが
できるのよなあ、そのギャップとそれを埋めるうまさが当作品を
「神」にさせていたわけで、そして「ゲーム」と「アニメ」で
そのギャップが埋まっているかどうかっていうと、なんともね。











ラブライブ!サンシャイン!!
第8話  くやしくないの? △++








ゼロからはじめるスクールアイドル生活








歌って踊れるライバルが登場ってことで、ここはいつもどおりだ
差異として「スクールアイドル戦国時代」ってのが「質的向上」を伴って
「エンジョイ勢」を駆逐するっていう状況が生まれていることがあるね
それが憧れのμ'sによって一層熾烈になったっていう皮肉がある。
リーダーの千歌ちゃんが地元に帰るまで泣いたりできなかったって態度がリアルで
「負け」た時の人間をとても細やかに、美しく描けていたと思う。
さて、でもこの後をどうするかだよねえ。「もっと頑張る」のは当然として
このスクールアイドル版パワーゲームに乗っかるのはどうも「ちがう」気はするのよね
さりとてゲームから降りるわけにもいかず、そういう作り手側をも
悩ませそうな難しいところに自分から飛び込んでいくのが
「続編」として誠実な態度だとおもう、それに成功するかどうかは別で
まずはそこは認めなければなるまい。











ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン
第7話  カトヴァーナ北域動乱 △+







異民族の正しい扱い方







「戦争」→「政治」→「交流」→「学術」の順番で
「科学(理性)」の出番が低減していくわなあ
それは関わっている人数、真剣度と反比例する皮肉がある
愚劣な政治に応じて愚劣な報復が行われるのはボクらもよく知るところだ
この「愚劣さに関するクレバーさ」と「精霊」ってものが世界観と
どう関わっているかってのを上手く説明するクレバーさが同居してるのよね
そして「上手くない政治をする連中は大概うまくない戦争をする」
という現実の当邦もそんなに昔のことではない事例が見事に「再現」されて
いるとおもう。










あまんちゅ! 第7話  雨のおわりのコト/夏のはじまりのコト △+








「アンニュイ」ってかんじで、聞いているこっちがはずかちーってなるw
おっさんになったこっちとしては「雨もわるくない」とか
初めて思ったことすら懐かしくて、先生の感慨すらおセンチなんや
そして現役JKの連中のキモチなぞ、とうに虹の向こうのことになってるの。
動いている電車から一瞬見える「あじさい祭」と
「だるまさんがころんだ」における静のかけひきがよいね
ぴかりが閃きで「いいもの」を見つけるのに優れていて
てこが我慢強く物事に取り組める長所があることが
「説明」ではなくわかる基本的なことが、ちゃんとできている
その安心感。







コメント
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