このはな綺譚 第3話 恋待ち焦がれ ○!
「ヤキモチ」というものはよいものである
「嫉妬」ほどにネガティブではなく、恋愛が主体で、華がある。
蓮と棗の関係がこれ以上ないぐらいにスッパリ見事にかつ綺麗に
描かれているかとおもう。なんというかもの凄く「それっぽい」
すぎて口を差し挟む余地がないというか、桜を見たときの「綺麗さ」
みたいなそういう身も蓋もない感慨。
柚の「寂しかったんですね」とか棗の「だめなものはだーめ」とか
物語をつむぐ言葉もまたすばらしい、こういうのは雑然とした
「リアル」ではすぐに枯れ(され)てしまう、そういう繊細な何かだ。
結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章- 第3話 にちじょう ○
トモダチの知らなかった美点やくだけたところを知ることはよいことである
わっしーやそのっちについても言いたいことはいっぱいあるけど
まあ銀ちゃんやね、何が凄いかというと本当に「普通の善い子」であることだ
普通の家庭の普通の善い子を眼前に提出されているという事態
こんなん何も言えないでしょう、言うだけ無駄ってやつだ。
帰り道で道が別れ別れになるのが、もの凄くベタだけど
それゆえに直截にココロに響く、そう「また」は無いのかもしれないのだから。
だから不安があり、別れを惜しむ、そういう当然のココロが寂しくて、美しい。
ブレンド・S 第3話 デートのち18禁 △++
何かの目的の為に努力するのはよいことである
ここまで苺香ちゃんの「留学への憧れ」ってのは提示してても
その動機がわからなかったから、それが分かってよかったかと。
にしても「外国への憧れ」ってなあ今時分の若者にはとんと
なくなった浮世離れした目標になってますわなあ
当作品は「まんが」としてそういうふわっとしたところが
いい味付けになってるね、そういや他作品でもこういう
「外国(金髪)好き」の主人公とかおったね。