意志のなかにいる

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「おそ松さん」がマトモに見える (アニメ感想)

2018-02-09 22:33:10 |  アニメ感想2018年・一季






おそ松さん 第18話 イヤミはひとり風の中 △++







とりあえず「モノクーロム」にしちまったら15分は見ちまうよねえ
そんでそこそこ面白かったら30分は視聴しよう。
この「劇」の導入としてイヤミにクソみたいなはしゃがせ方をするのは
うまいやり方やね、どうせイヤミだからってことでそんなに嫌悪感が
あるわけじゃないし、あとあと「いいひと」になればおいしかろう
と、同時にこの男の汚れぶりは「昭和の大ざっぱさ」と合致する。
「いたいけな少女を助ける」というのは「良心」の最後の砦だろう
そこが崩れるなら、もうセカイには救いはない
そして、「昭和」という「貧困」がまだよく分かるカタチで存在する時代において
「情」の価値と「お金が無い」という憤りがしみじみと伝わる、というしかけ。
こんな有為なハナシをやっているってことは今期の「クソアニメ」の座は
譲るということなんかもしれない、なにに?










ヴァイオレット・エヴァーガーデン 
第5話 「人を結ぶ手紙を書くのか?」 ○







前話でも「結婚」を巡ってちょっとどたばたとしてたけど
昔は確かに「冠婚葬祭」はヒマな民衆の「イベント」として
機能していたフシはあるね、それをみんなで持ち回って
あげつらうというのがいいにつけ悪しきにつけ「共同体」の維持の
いっかんに繋がっていたとはおもう。
で、その主役の本人は気が滅入るのはよね、十いくつの少女が
感情と理性のはざまで揺れるのも無理からぬことだ。
ヴァイオレットちゃんの「ドール」としての「技能」の向上が著しいね
とは言ってもそれは「定型」の処理技術の向上であって
その先に本来の「仕事」が待ち構えているわけで
それが「判断」できるようになって、そしてそれをしたということなんだろう。
さいごに、「従者」がよいね(お名前失念)
「誇りを持って仕事をまっとうする」というその姿のうつくしさ
そういう時にだけ人間は何かの「奴隷」であることから解放されるのだろう。










ゆるキャン△ 第6話 お肉と紅葉と謎の湖 ○







なんだろう、この作品をみているとアタマからシッポまでずっと
「しあわせ」なんだよなあ。とはいっても別にずっと凄いことを
しているのではなくて肉焼くのを想像したりおみやげわたしたり
買い物したりドライブしたり、大したことはしていないのね。
ただ、その「たのしみ方」の噛みしめ方がとてもよろしいのね
かわいい女の娘がそのたのしみを味わう速度がしっくりくる。
勿論それだけだと「だれる」かもしれんのでそこに
「なでしこ」がいい具合に攪拌してくれるという寸法だ。
今回は謎のおっさんが「男のキャンプ」をやっていたけど
ああいうのもアリだわな、スニーキングオペレーションの最中
だったのかもしれないけどw














コメント
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