意志のなかにいる

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五女が四女に絶対負けないラブコメ (アニメ感想)

2021-04-20 22:40:46 | アニメ感想2021年其の二






SSSS.DYNAZENON 第3話 裏切り者って、なに?  △+





「怪獣」が「いること」がもう「思想」っちゅう概念に
なっていることがまあ隔世の感がありますわなあ
「平成」のゴジラも前半でやりつくしてシンゴがでるまでに
「むかしはやったもの」として滅びかけているのは確かですわな
「5000年前の世界からきました」とか与太話してるのも
ン十年たてば同じくらいに風化するもので、たいしてかわらんわな。
対してガウマさん以外の3人のパイロットの態度は「現代的」だわな
ノリでやっつけるでなく、激しく否定するでもなし
「理不尽」がこの世にあることはある程度知っているし
だったらある程度の「納得」が欲しいからガウマさんが
「裏切り者」とよばれる理由を知ろうとするのはわかるわな
そして「ロボットもの」として「理解」がコンビネーションと
直結して勝利をもぎとるのは「昭和」のあり方だろうて
しかし、そういうざっぱなとことくらべてキャラまわりの
掘り下げは精緻かつ確実にやっているのが賢いかと。








Vivy -Fluorite Eye's Song- 
第4話 Ensemble for Polaris -私たちの約束-  〇





人間以外で「感謝」とか「復讐」とか念をAIが獲得していて
確実に進歩がみられますわな。「双子実験」をこうぴったりと
持ち出されたら、もうけちはつけられないですわな
ひさしぶりの怒濤の展開が非常にキモチがよかったかと
そしてこういう「状況」に会わせてヴィヴィが「戦闘プログラム」を
受け入れるのが、「どさくさ」てきなやり方よな、しかし「人間」
でない彼女がそんな「非合理」な状況を受け入れるあたりも
どんどんAIてきな存在から乖離している感がありますわな
本当にいっぱい言いたいことがありすぎるわな「歌える」
ヴィヴィの「姉妹機体」が今回のメインの相手だったり
「頭(おでこ)」を通して記憶を伝達したりしなかったり
「最後の時」を歌いながら迎えたり、このおはなしは
「器」から零れるなにかが確かにあるかとおもう。








86-エイティシックス- 第2話 スピアヘッド  △+






ミリーゼちゃんも「無能なブタ」から「仕事熱心なバカ」ぐらいに
今回で格上げになった感があるわな、つうか「戦争」に
従事できる連中が「ブタ」であるわけがないだろ
っちゅうことも理解できないぐらい「壁の内側」の連中は
腐敗してんのかっておもうね、昭和の昔は「地球連邦」
っちゅう格好の「腐敗」の代表みたいな存在がいたのに
「平成」ではそれすらも飽きてあんましやらなくなったのに
今こうして先祖返りのように「腐敗」を目にするのは
ちょっと新鮮な気分ですわな、若人は実際新鮮だろうし
そして令和の現代も当然「腐敗」は現実にあるのね
それを熱心に追求してがんばって糾弾する人とその行為を
評価する人が少なくなってしまっただけでな。







ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
第3話 共同生活 △++






「売春」⇔「共生」の関係を巡ってぐらぐらしてるのが
とてもおいしい状況ですわな、そしてそのために
ふられた吉田さんが急にモテモテなるのがうまいかと
このおはなし、きれいどころと「ラッキースケベ」てき
アニメやまんがのお約束がまったくなくて
一緒に食事に行ったり、映画に行ったりときわめて「おとな」な
交際なのがとてもいいね、そういう「リアル」な交際だからこそ
「売春」で繋がろうとするのも「リアル」にせまるわけで
そして単に「なんとなく」ウリをするようなJKではなくて
作品のヒロインとして「売春」を正当化するような心の内実を
描き出してみせたのが見事だったかとおもう
しかしまあおっぱいの大きいピチピチのJKの誘いを
はね除けるってのは同じ男(オッサン)としては感嘆の念を禁じ得ないね。


 







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