スーパーカブ 第7話 夏空の色、水色の少女 △++
「学園祭」っちゅう定番のイベントにこのカブ第一主義の
ハナシとどうからませるかってだけで注目だわな
ちゅうのも「なれあい」からは一歩距離を置いたハナシで
かといって「不良」ほど拒否しているわけでもない距離感で
となるとこの「運び屋」ぐらいがまことに調度よい距離感で
しかも秋の信州がぞんぶんに感じられるしかけで
コーヒーが美味しくなる時期でもあってそれをJkが
すすっている姿が本当にうつくしいのだわなあ。
86-エイティシックス-
第7話 忘れないでいてくれますか? △++
黒い喪服のエトランジュ
ほんとうにキャラクターを「まびく」ので今回の会話には
特別なチカラがこもるわな、「消耗品の矜持」ってやつ
そして消耗品を大事に扱う馬鹿はいないんで、ごらんの有様だ
ちゅうか反乱前提のこのシステムをつくったってことは
よっぽど逼迫してる状況だったのだろうねえ
そういう「人造」をぞんざいにあつかうことは刹那「存在」の価値に
ふれるわけで、ボクらはミリーゼちゃんと一緒にその
情報を共有しているわけだ、いうところの「豚」としてな。
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
第8話 夏祭り △+
「長瀞さん」とはだいぶん趣の違うありさまで
それでいて見るところが両方にそなわっているかと
そう、造っているのは「おもいで」で、それを重視するのは
女性的で、繊細な年頃であろうというきわめて普通の事態だ
むしろここでは男性の主人公ふたりのほうのココロの動きの
ほうが見物かもしれんね、オンナ連れでもなきゃ
「夏祭り」を印象深くするのはきわめてむつかしいわな
そしてそれは「性道具」としてだけでないうつくしさを
見いだす日本人としては最もわかりいい状況ではある。
NOMAD メガロボクス2
第8話 終わりの始まりに、虹の軌跡はアーチを描く △++
いわゆる「かませ犬」がライバルに逆転勝利をして
見ている側もほーっっとなる次第
なにせ前話でさんざんあぶってきた「リュウ」っちゅうライバルを
放り出すっちゅう贅沢なことをやっているのだからねえ。
このハナシ、少年誌的「勝利至上主義」からもの凄く遠く離れて
「負け犬」を最高に描ききってやろうという気が溢れていて
「過去の栄光」をキチンと提示して破壊するという
まあ視聴者にビンタをかますようなことを続けている次第
しかしまあ勝負事にのぞむ者の不安感と負けたものの喪失感は
こういうものだということなんだろうね。