魔法使いの嫁 SEASON2
第10話 Conscience does make cowards of us all.Ⅱ △++
良心が自重をもたらす
「あの場合は見過ごせなかった」がちせの周りではいつも起きるw
獣人なんで俊敏で、その戦いは緊張感がある
くわえて子供の時分の「一族を虐殺されたおもいで」とか
人格形成と人生設計には十分すぎるぐらいの経験だろうて
と、まあこのおはなし「癖のある人」をつくるのに魔法使いの
チカラを最大限行使しているのが特徴だとおもう
「あの道」を使って逃げるのがうまいね、そしてそこの
状況で襲ってくる相手を助けるのがハナシとしてのうまさだ
あるいは「信頼」を得る為の最も納得のいく方法論というか。
地獄楽 第10話 陰と陽 △+
こんだけ血肉まみれなのに「気(タオ)」てきな要素を言われてもね
いや逆に精神的なものに目覚めるのかもしらんが
あとあっちゅう間に人が死ぬのに「不死」とか
なんちゅうかこの死生感が踏みにじられているのが
きわめて少年誌から青年にかけての死生感そのものといったかんじ
まあそういったオトコノコが夢中なことに女性陣が
つめたーい目なんだよねえ、彼女らからするとそんなつまらんことに夢中に
なってないで真面目に生きろ、ってことらしいのよねえ。
くまクマ熊ベアーぱーんち!
第11話 クマさん、クマを脱ぐ △+
2期もここまでどんずまりになってようやくクマの娘の
クマを脱がせるのに成功したというおめでたい回だw
でもまあそれは「この世界」のことを「信用」した
というあかしで、それの証が「ドレス」っちゅうのが
オンナノコにはいっとう意義のあることだといえよう。
料理人が自分の料理をゴミ扱いされたらそりゃ檄おこすよ
とまあこのおはなし「異世界もの」でおなじみの
「おごり高ぶった貴族」をボコす当邦の歪んだたのしみを
ふわっとしたガワの肉として提示しているという。
ヴィンランド・サガ SEASON 2
第23話 ふたつの道 〇
兄弟、一緒に来い、ヴィンランドに平和の国を創るんだ。
ひとときの平和があってもすぐ暴力で踏みにじられて
本当に嫌になるよね、そしてその「本当」に「嫌」なのを
真っ正面から描いているのが尊いのよなあ
「逃げる」とか「面倒ごとを増やすな」とかまたひとつ
「交渉」で名シーンが歴史に刻まれたかとおもうね
お互いの顔色を忖度するよりオトコ共ははっきりと
言い合う方がいい結果が出る気がするのよね
「船の別れ」とか陳腐すぎるぐらい定番だが、沁みる
それは「バイキング」として略奪と暴力の限りを尽くした後に
「大地」と共に生きることを思い出させてくれたからだ
それは勿論トルフィンにだけでなくそれを視聴している
忘れっぽくていい加減な私たちにも、だ。