意志のなかにいる

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やってやるぅ、やってやるぞぉ! (アニメ感想)

2024-04-07 22:56:46 | アニメ感想2024年起





メタリックルージュ 第13話 コード・イヴ とまとめ △++





ダブル・インフィニティ

 


「人間たちの道具エンド」とかありえんわなw
高度な知性が行き着く先は「自由」か「死」かで
ボクら「人間」は中途半端に達成したそれを上から目線で
「人形」にやらせて愉しんでいた、という次第だ。
このおはなしは「宇宙人」とかもう設定的には前時代的な
それがすんなりと入り込んでいたのがおもしろかったね
「トンデモ設定」の緩衝材として「魔法」にとって変わった
それが廃れて、そしてまたここにリバイバルしているという次第で
まあなんなら「ロボット」動かすことそれ自体が
廃れてしまったのかもだけど、しかし「動画」としての見物
だったのはたしかで、ソリッドな設定と見栄えでありながら
「自由意思」を追い詰めていく「人間くささ」で
結論としてこれまた「機械」の相棒がカラダを捨てて到達して
「自由」に近づくというスッキリとした結論になったかとおもう
と、同時に「死」は「1クールもの」の「結論」として宿命
づけられた何かかもしれないわけだ。






戦国妖狐 第13話 神獣 とまとめ △+





「感情」で憤って「突破」しようとするよねえ
昭和の時代に切り捨てた考え方でもう仮構のおはなし
そう、「異世界」か「過去」を舞台にしないと成立しなさそうではある。
というか昔の時代に「自我」とか押し通すのはそれこそ
狂人のやることだったろうね、現代もそうだけど現代は誤魔化す
手段がいっぱいあるし、それなりに自然も征服してるからね
このおはなしは「弱者」ではないけどそれでもありとあらゆるものに
翻弄されつづけるおはなしだったわな、そしてその「運命」の
しんどさは「人間」も「かたわら」も関係が無いというそういう
意味での「平等」だったかもしれんね、そのつらさや憤りが
そのままに「動画」としてみゃくみゃくとしていたのがよかったかと 
あとはそうね「愛」がしっくりくるね、つらい状況だから自然と
「くっつく」のが納得がいくというか、オトコノコとしては
分かり易くてありがたい「ラブ-コメ」だったかと。






薬屋のひとりごと 第24話 壬氏と猫猫  とまとめ 〇





恨んじゃいません




猫猫つよいよねえ、それも「名探偵」の強さにくわえて
「医者」としてのつよさもあって、そう「チート」よな、くわえて
「女性」としても玉で、この娘がくっちゃべるだけで
ハナシが完結するつよさだ。
「後宮」や「花街」という「女性の戦場」で無双してるんで
見ている分には新鮮だわな、というかもう男女の差を超えて
人間としてつよいよね、じゃなきゃ「恨まない」とは言えないから。
しかしこの娘をヒロイックにする為にいろいろと無茶もしてはいるわな
あきらかに時代を超えた医療技術と知識があるし情報力も
向こうから情報がやってくるという次第で、これは時代が
「探偵」を「女性が適任」にする時分がきた、ということを
示しているのかもしれないわけだ、極めて華やかに。







葬送のフリーレン 
第28話 また会ったときに恥ずかしいからね とまとめ  〇+






このおはなし極めて「ドライ」なのになんでこんなに「あたたかい」
んだろうねえ、といつも涙腺ゆるめながらおもっていたのね
当たり前で風通しがドライだからこそ暖かさを感じられるわけで
「ファンタジー」っちゅう手垢まみれの設定が一周して
子供のように純粋にそれを享受しているってことなのねそのための
「寿命に限りが無いすごい魔法使いが人間を知るおはなし」
ってことだったわけだ、そしてそういう設定だからこそ
「過去」と「現在」が当たり前のように「共存」して
そしてそこに人間の営みと可能性が繋がっているわけで
そう考えるとこの作品は大半が刹那的に消耗される「漫画」や
「アニメーション」と真っ向から対立している概念を提示している
ということになるのかもしれないわけだ、しかもそれを極めて上等な
アニメーションとして提示しながらという矛盾をはらみつつ。
そんなわけで(どんなわけだ)このおはなしには湿っぽい別れは
似合わないわけで、唯一の例外が「死別」でその時はさすがに
フリーレンも相応に何を失ったか知るわけだ、これはわれわれ人間も同じで
そしてこの作品と永久の別れでないことに感謝するべきであろう。





コメント
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