◇ 前年比プラスは一瞬に終わる公算 = 家計の消費支出が、1年ぶりに前年の水準を上回った。総務省が8日発表した10月の家計調査によると、単身を除く世帯の消費支出は平均28万3508円。前年より1.9%増加した。10月はコロナの感染拡大が下火になり、GO TO キャンペーンが実施されたため、旅行や外食などのサービス消費が上向いた。
モノの消費も伸びている。たとえば冷蔵庫や洗濯機などの家庭用耐久財に対する支出は67.9%も増加している。また食事代も0.7%ではあるが、13か月ぶりに前年比でプラスとなった。こうしてコロナの蔓延で暗闇に包まれていた個人消費には、久しぶりに明るさが戻った形。だが全く安心は出来ない。
まず昨年10月には、消費税が10%に引き上げられた。したがって、19年10月の消費支出は前年比で2.0%減少している。仮に消費増税に伴う消費の減退がなかったとしたら、ことし10月の消費支出が前年比でプラスになったかどうか。微妙なところである。また11月以降は、再びコロナの再拡大が始まり、不要不急の外出や店舗の営業時間短縮が要請された。
このため11月以降は。再び消費支出の前年割れを覚悟しなければならない。要するに10月の消費回復は、いわば一瞬の明るさ。線香花火の火はすぐ落ちて、再び暗闇に包まれる。するとGO TO 政策は何だったのか。国民の多くが首をかしげ、菅内閣の支持率が急落。その理由が家計調査からも、読み取れる。
≪9日の日経平均 = 上げ +350.86円≫
≪10日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
モノの消費も伸びている。たとえば冷蔵庫や洗濯機などの家庭用耐久財に対する支出は67.9%も増加している。また食事代も0.7%ではあるが、13か月ぶりに前年比でプラスとなった。こうしてコロナの蔓延で暗闇に包まれていた個人消費には、久しぶりに明るさが戻った形。だが全く安心は出来ない。
まず昨年10月には、消費税が10%に引き上げられた。したがって、19年10月の消費支出は前年比で2.0%減少している。仮に消費増税に伴う消費の減退がなかったとしたら、ことし10月の消費支出が前年比でプラスになったかどうか。微妙なところである。また11月以降は、再びコロナの再拡大が始まり、不要不急の外出や店舗の営業時間短縮が要請された。
このため11月以降は。再び消費支出の前年割れを覚悟しなければならない。要するに10月の消費回復は、いわば一瞬の明るさ。線香花火の火はすぐ落ちて、再び暗闇に包まれる。するとGO TO 政策は何だったのか。国民の多くが首をかしげ、菅内閣の支持率が急落。その理由が家計調査からも、読み取れる。
≪9日の日経平均 = 上げ +350.86円≫
≪10日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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