経済なんでも研究会

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 死者が語る コロナ肺炎の危険度 (79)

2021-09-18 07:44:56 | なし
◇ 日本の対策はイギリス型と中国型の中間 = 世界の感染者は累計2億2639万人、この1週間で382万人増加した。死亡者は465万9920人で、6万3457人増えた。感染者の増加数は3週連続で縮小したが、死亡者の増加数は前週より約1万人拡大している。アメリカ・ブラジル・イギリスの死亡者は増加、インドやインドネシアは減少傾向だった。日本の状態も急速に改善している。

アメリカの死亡者数は累計66万6630人、この1週間で1万3924人増加した。7月下旬以来、8週連続で悪化している。行動規制などを緩和した結果で、警戒感も強まってきたようだ。死亡者の累計はブラジルが58万人台、インドが44万人台、メキシコが26万人台。次いでロシアが19万人台、インドネシア・イギリス・イタリアが13万人台、フランス・イランが11万人台となっている。一時は1週間で2万人を超えていたインドの死亡者は、1979人に縮小した。

中国では2月上旬以来、死亡者は1人も出ていない。感染者が1人でも発見されると、その地域を封鎖してしまう。極めて厳格な対策を講じてきたためだが、最近では感染者が増加しているようだ。感染者の累計は9万5493人で、この1週間では382人増加している。この8月の生産と消費は急速に悪化したが、政府はその一因としてコロナ対策としての行動規制を挙げている。

日本の感染者は累計166万3921人、この1週間で4万7800人増加した。ただ増加数は、過去2週間で9万人近く縮小した。死亡者は1万7045人、増加数は407人で前週より26人の減少。6週間ぶりの縮小となった。ワクチンの接種率向上と緊急事態宣言の拡張によるもの。日本の対策は極めて厳格な中国型と、ワクチンの効果にかけて一挙に規制を解除したイギリス型の中間。成功するかどうかに、世界が注目している。

        ≪17日の日経平均 = 上げ +176.71円≫

        【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】     


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