◇ 消費額は減少したが = 観光庁は19日、7-9月期の訪日外国人観光客についての調査結果を発表した。それによると、観光客数は191万8200人。前年同期を19%上回った。この結果、1-9月期の合計では1797万人を突破。観光庁では、この調子なら「11月初めにも2000万人に達するだろう」と予想している。
ただ客数は伸びたが、消費総額は9717億円と1兆円を割り込み、前年を2.9%下回った。外国人客の消費総額が減少したのは4年9か月ぶり。1人あたりの消費額は15万5133円で、前年比17.1%の減少となっている。宿泊料金や飲食費は増加しているが、買い物代金が大幅に減った。
国・地域別に1人あたりの支出額をみると、第1位は中国で22万7821円。前年比は18.9%の減少。第2位はアメリカの17万5544円で2.3%の減少。第3位は香港で14万7127円、23.6%の減少だった。支出が減少したのは円高の影響に加えて、買い物の対象がブランド物などの高級品から化粧品や菓子などの日用品にシフトしたためだとみられている。
たとえば中国人の場合を考えると、リピーターが多くなったこと。大金持ちだけでなく、中産階級も来日するようになったこと。それにネット通販の利用も増えてきたこと、などが買い物抑制の原因だろう。その結果、“爆買い”という異常な現象は消えつつある。その代り体験旅行などが増えたために、地方に落ちるおカネが増えたとすれば大変に結構なことだと言わねばならない。
≪20日の日経平均 = 上げ +236.59円≫
≪21日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
ただ客数は伸びたが、消費総額は9717億円と1兆円を割り込み、前年を2.9%下回った。外国人客の消費総額が減少したのは4年9か月ぶり。1人あたりの消費額は15万5133円で、前年比17.1%の減少となっている。宿泊料金や飲食費は増加しているが、買い物代金が大幅に減った。
国・地域別に1人あたりの支出額をみると、第1位は中国で22万7821円。前年比は18.9%の減少。第2位はアメリカの17万5544円で2.3%の減少。第3位は香港で14万7127円、23.6%の減少だった。支出が減少したのは円高の影響に加えて、買い物の対象がブランド物などの高級品から化粧品や菓子などの日用品にシフトしたためだとみられている。
たとえば中国人の場合を考えると、リピーターが多くなったこと。大金持ちだけでなく、中産階級も来日するようになったこと。それにネット通販の利用も増えてきたこと、などが買い物抑制の原因だろう。その結果、“爆買い”という異常な現象は消えつつある。その代り体験旅行などが増えたために、地方に落ちるおカネが増えたとすれば大変に結構なことだと言わねばならない。
≪20日の日経平均 = 上げ +236.59円≫
≪21日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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